- BBQを楽しみたいけど大人数は苦手
- ひとりで気兼ねなく楽しみたい
- なにを用意すればいいの?
- ソロバーベキューのはじめ方を教えて!
こんな悩みを解決する記事を書きました。
この記事の「ソロバーベキューのはじめ方」を読めば、おひとり様でもバーベキューを楽しんで始められます。
バーベキューは家族や仲間たちとワイワイしながら楽しむものってイメージがありますよね。でも中には、、、
- 気をつかい過ぎて疲れる
- 落ち着いて食べられない
- 自分のペースで焼きたい
だからソロバーベキューをしてみたいと思っている方は多くいます。
ですが「ひとりバーベキューって準備が大変そう」「片付けがめんどくさいかな」と、ソロバーベキューはハードルが高いと感じている方が多いのも確かです。
この記事の前半では『ソロバーベキューに必要なアイテム』を解説して、後半では『火のつけ方から片付けまで楽になる方法』を解説していきます。
ソロバーベキューはけしてハードルが高いものではありません。コツさえつかめば手軽に楽しく始められますので、ぜひチャレンジしてくださいね。
ソロバーベキューに必要な道具リスト「ホームセンターにGO!」
バーベキューに必要な道具を表にしました。
\スクショしてね/
最低限アイテム | 便利アイテム | 快適アイテム |
---|---|---|
BBQコンロ | 着火剤 | ガストーチ |
網 | 送風機 | トング |
炭 | 火ばさみ | アウトドアチェア |
ライター・新聞紙 | 革手ぶくろ | ミニテーブル |
うちわ | 火消しつぼ | 保冷缶ホルダー |
クーラーボックス | 保冷剤 | ー |
「最低限アイテム」「便利アイテム」「快適アイテム」をそれぞれ詳しく解説していきます。
とりあえずこれだけあればBBQができる「最低限アイテム」
最低限アイテムと食材があればとりあえずのところバーベキューができます。
- BBQコンロ
- 焼き網
- 炭
- ライター
- 新聞紙
- クーラーボックス
BBQコンロ
ソロバーベキューの場合、炭が少なくてすむ小さいコンロが◎
ひとりなので火との会話を楽しみながらゆっくり焼いていきましょう。
ぼくのおすすめは昔ながらの「七輪」です。理由は『片付けが楽になる方法』でお話します。
参考記事:【やっぱり炭火!】庭にピッタリ!バーベキューコンロおすすめ25選|煙の少ないタイプも
焼き網
焼き網はBBQコンロに付属していることがほとんどです。
もし焼き網が別売りなら、コンロより少し大きめの焼き網を購入すれば間違いはありません。
ぼくのおすすめは上の写真のタイプの焼き網です。丈夫でお手入れがしやすく長持ちします。
もちろんホームセンターに売ってある普通の焼き網でも、ちゃんと洗ってしまっておけば何回でも使えます。
炭
バーベキュー用の炭は主に3種類あります。
木炭(黒炭) | 備長炭(白炭) | オガ炭(成型炭) | |
---|---|---|---|
火つき | つきやすい | つきにくい | つきやすい |
火 力 | 中 火 | 強 火 | 中~強火 |
燃焼時間 | 短 い | 非常に長い | 長 い |
価 格 | 安 い | 高 い | ふつう |
どの炭がいいかは一長一短あるので一概には言えませんが、おすすめはバランスの取れた「オガ炭」です。
オガ炭は火のつきやすさ、火力、燃焼時間、どれをとってもソロバーベキューに適しています。
ホームセンターに売っている炭の量は一番少ないもので3キロ入り。一般的に1回のバーベキューで使用する炭の量は1人1キロなので、3キロ入りを買っておけば十分です。
ライター・新聞紙
ライターと新聞紙は炭に火をつけるために使います。
ただ、新聞紙を着火剤として使う場合はけっこうなテクニックがいるので「便利アイテム」で解説する着火剤か、「快適アイテム」で解説するガストーチがあったほうが無難です。
うちわ
炭に点いた火はなにもしなければ立ち消えしてしまいます。
うちわで風を送り、火を炭全体に回していきましょう。
クーラーボックス
真冬以外の季節にバーベキューをするなら、クーラーボックスは必須アイテムですよね。
食材が痛んでもダメだし、飲み物が生ぬるいとやる気が失われますので。
ソロバーベキューだと20リットルクラスのクーラーボックスがあれば十分かなと思います。
BBQ楽になる「便利アイテム」
最低限のアイテムでもソロバーベキューはできます。
ですが準備に時間がかかってしまいます。これからご紹介する便利アイテムを利用すれば、一段と早くスムーズにバーベキューの準備ができるようになります。
- 着火剤
- 送風機
- 火ばさみ
- 革手ぶくろ
- 火消しつぼ
- 保冷剤
着火剤
新聞紙の変わりで使う着火剤です。
商品によりますが10分~15分ほど燃焼しますので、しばらく放っておけば炭に火がつきます。
送風機
ピンポイントでけっこう強い風を送ることができます。
炭の隙間を狙って風を送れるので、早く確実に火を回すことができます。
うちわより圧倒的に楽。
火ばさみ
火のついた炭を移動させたり、コンロに炭を足すときに使います。
革手ぶくろ
炭に火をつけるときに炭が爆ぜて(はぜて)飛んでくることがあります。
そんなとき、革手ぶくろがあれば熱いおもいをしなくてすみます。また、熱くなったBBQコンロや網を移動させたりするときに便利です。
火消しつぼ
バーベキューが終わって「寝ようかな」と思っても、炭に火がついたままだと危ないです。
そんなとき、火消しつぼがあれば火のついた炭をさっさと片付けられるので便利。また、火の消えた炭は次回のバーベキューに使えるので経済的です。
一回消火した炭は火がつきやすい特徴があるので、次のバーベキューのときに火付け役として重宝します。
保冷剤
バーベキューで意外と忘れがちなのが氷の準備です。
まあ、コンビニでも売っていますので買いに走ればいいのですが、めんどくさいしバーベキューのたびに氷を買うなんてばからしいですよね。
冷凍庫に保冷剤を1~2個忍ばせておけばいざというときでも安心。思い付きでバーベキューが始められます。
ワンランク上のソロバーベキュー「快適アイテム」
快適アイテムはなくてもバーベキューはできます。
でもどうせなら快適にソロバーベキューを楽しみたいですよね。
- ガストーチ
- トング
- アウトドアチェア
- ミニテーブル
- 保冷缶ホルダー
ガストーチがあればライター・新聞紙・着火剤は不要。
ガスの力で強制的に着火できるできるので圧倒的に早く炭に火がつき、バーベキューが素早く始められます。
選ぶポイントとしては、ノズルが長いほうが◎
トング
食材を網にのせたり、お肉をひっくり返したりに便利なトング。
割りばしでもOKですが、炭の火力が強かったり肉の油に火がつくと手が出せない状態になります。
なのでなるべく長いトングを用意しておけば「あちっ!あちっ!」ってことがなくなります。
アウトドアチェア
地べたやなんかの箱の上に座っていてはちょっとみすぼらしいですよね。アウトドアチェアがあるのとないのとでは雰囲気が全然ちがいます。
ベーベキューでは立ったり座ったり、前かがみになったりしますので、お尻がスッポリはまるタイプのアウトドアチェアは不向き。
写真のようなしっかりとしたアウトドアチェアを選びましょう。
参考記事:「ヘリノックスはBBQには不向き」庭バーベキューにおすすめの椅子はこれ!
ミニテーブル
クーラーボックスをテーブル替わりにしている方をよく見かけますが、はっきり言って不便です。
最初からミニテーブルを用意しておけばわずらわしさがなくなります。見た目もよくなります。
テーブルには熱いものを置いたりするので、金属製の天板がベスト。
参考記事:タイプで選ぶアウトドア用ローテーブル徹底ガイド|おすすめローテーブル27選もご紹介
保冷缶ホルダー
暑い季節のバーベキューで問題になるのが「缶ビールがすぐぬるくなる問題」ですよね。
気温もさることながらBBQコンロの近くに缶ビールを置いているのですぐにぬるくなってしまいます。
そのぬるくなる問題の救世主が「保冷缶ホルダー」です。
ぼくも愛用していますが、保冷缶ホルダーの効果は歴然。まだ試したことのない方は損してます。
参考記事:いつまでもキンキンに冷えたビールを!夏のアウトドアには保冷缶ホルダーがおすすめ
「準備から片付けまで」ソロバーベキューを楽にする方法
ソロバーベキューの極意は「いかに準備を素早くするか」「いかに片付けを楽にするか」です。
これからソロバーベキューを手軽にする方法を5つご紹介します。
- ソロならBBQコンロは断然「七輪」
- BBQコンロを汚したくないなら「アルミホイル」
- 木炭と備長炭(またはオガ炭)の合わせ技で使う
- 網を洗うのがめんどうなら「ジンギスカン鍋」という選択
- 焼け残った炭は「火消しつぼ」で片付ける
ぜひ試してみてください。
ソロならBBQコンロは断然「七輪」
最近のBBQコンロはオシャレなかっこいいものがたくさんありますよね。
確かにソロキャンプに持っていくならコンパクトに折りたためるBBQコンロが便利なんです。
ですが家の庭やベランダでバーベキューをする場合は断然「七輪」がおすすめです。
- 炭が少なくてすむ
- 燃焼効率がとても良い
- ソロにはちょうどいい大きさ
- お手入れが楽
- 落とさない限り壊れない
- 劣化が少なく半永久的に使える
- ホームセンターなどで安く買える
- 重たい
- 収納に場所をとる
七輪は焼き物をするために特化した伝統のあるコンロです。
昔から形が変わらないということは、それだけ完成されたものと言うこと。
洗ったりサビを落としたりする必要がなく、使い終わったら灰を捨てるだけ。使う炭の量も少ないので出る灰の量ももちろん少ないです。
これだけ手軽なコンロは他にはありません。
参考記事:秋の夜長にヒトリバーベキュー!「七輪で肉を焼いて食う」ただそれだけで極上の夜になる
BBQコンロを汚したくないなら「アルミホイル」
バーベキューは楽しいけど「BBQコンロの片付けが・・・」と思いますよね。
アルミホイルでカバーすると灰で汚れたり、お肉の脂で汚れたりが減って片付けが楽になります。
ただ、アルミだけだと炭の熱で穴が空いてしまうので、上の写真のように100均のアルミトレイを使うといいですよ。
アルミホイルもバーベキュー用の厚手のタイプがありますので、アルミホイル作戦をしたい方は試してください。
木炭と備長炭(またはオガ炭)の合わせ技で使う
炭に火をいれる時間をなるべく短縮する裏技「木炭と備長炭(オガ炭)を合わせて使う」
下に木炭(黒炭)を入れて上に備長炭かオガ炭を乗せる。木炭はあっという間に火がつくので、放っておけば備長炭やオガ炭に自然と火が移っていきます。
着火剤を使ってもいいのですが、ここはやはりガストーチの圧倒的火力で時短です。
網を洗うのがめんどうなら「ジンギスカン鍋」という選択
お肉がへばりついてるし、焦げがなかなか落ちない。網を洗うのって意外とめんどう。
そんなときは鉄板より優秀なジンギスカン鍋の出番です。
鉄板だとお肉の脂が落ちないから脂っぽくなってしまう。ジンギスカン鍋なら肉の脂が下に垂れていってフチにたまるのでヘルシーに焼けます。
重たいのは難点ですが、ジンギスカン鍋ならコンロも汚れず網より圧倒的に洗いやすいのは確かです。
ガスコンロでも使えるので「ちょっとお肉を焼いて食べたいな」ってときに便利です。
参考記事:アウトドア料理にもカセットコンロがおすすめ「庭キャンプが手軽になる」
焼け残った炭は「火消しつぼ」で片付ける
盲点なのが焼け残った炭の片付けですよね。
夏のニュースでたびたび取り上げられる「炭をそのまま埋めて帰る」「ほったらかしにして帰る」これって他の人がヤケドをしたり、火事になったりするので絶対にしてはいけない行為です。
ですが、火が消えるのを待ってるのも大変ですよね。
ソロバーベキューのお開きが夜中とかだったら「眠たくなってきたな」なんてこともあるはず。
やっぱり火の始末だけはちゃんとしておかないと大変なことになります。
火消しつぼがあれば、燃えてる炭を入れてフタを閉めたら自然と火が消えるので安心。しかも燃え尽きることなく形を留めているので、次回のバーベキューでまた使えます。
【まとめ】ソロバーベキューに必要なものはホームセンターで揃う
とりあえずソロバーベキューを始めたい方は下の「BBQアイテムリスト」を持ってホームセンターに行ってみよう!
性能とかデザインにこだわらなければ安価で手に入ります。
最低限アイテム | 便利アイテム | 快適アイテム |
---|---|---|
BBQコンロ | 着火剤 | ガストーチ |
網 | 送風機 | トング |
炭 | 火ばさみ | アウトドアチェア |
ライター・新聞紙 | 革手ぶくろ | ミニテーブル |
うちわ | 火消しつぼ | 保冷缶ホルダー |
クーラーボックス | 保冷剤 | ー |
ソロバーベキューは春夏秋冬楽しめます。
これを機にソロバーベキューデビューをはたしましょう!
もっともっとソロバーベキューを快適にしたい方はこちらの記事が参考になると思います。ぜひチェックしてね!