「バーベキューと言えば夏!」「夏と言えばバーベキュー!」
なんて固定観念に縛られて勘違いをしていませんか?

なに?やっぱりバーベキューと言えば夏のもんでしょ!
「夏だしバーベキューでもすっかな」なんて言えば、みんなが「わーい」ってなるけど、内心「めっちゃ暑いんですが・・・」と思っているはず。
確かに夏のバーベキューはビールもうまいし最高です。が、しかし「めっちゃ暑い!」のも事実。
実を言うと冬にするバーベキューのほうが楽しみ方が多彩なんです。
そこで今回この記事では、寒いからこそ味わえる「冬のバーベキュー」の面白さのお話や、冬のバーベキューで活躍するおすすめアイテムをご紹介します。
バーベキューの醍醐味は冬にある
夏と比べて「冬のバーベキュー」がどれほど楽しめるか、どれほど面白いのかを見ていきましょう。
冬ならではの食材や料理が味わえる


夏のスーパーで売っている食材は冬でも買うことができますよね。
しかし冬が旬の食べ物は冬にしかスーパーに並びません。



そうなんです!冬のほうが食材が豊富なんです!
冬が旬の食材と言えば
- カニ
- 牡蠣
- あんこう、ぶり、たら
- ネギ、カボチャ、白菜
などなど、他にも冬が旬の食材はいっぱいありますよね。
特にカニなんかは「まさに冬が旬」の代表格。バーベキューで焼きガニなんて最高です。
あとは鍋物の定番、あんこう、ぶり、たらなどの魚も、脂がのっていて「旨み」がたまりません。
こんな旬の食材が手に入るので、ただ焼いて食べる夏のバーベキューとは違った料理も味わうことができます。



焼いて食べるだけがバーベキューじゃない!
例えば
- お鍋
- おでん
- ビーフシチュー
- チーズフォンデュ
- 焼き芋、じゃがバター
- アヒージョ
- 炊き込みご飯
あげればキリがないですが、温まる料理ばかり。
夏は時間のかかる料理だと食材が傷んだり、クーラーボックスがたくさん必要になったりしますが、冬なら気にすることもなくアウトドアで色々な料理が楽しめます。
しかも普段は部屋の中で食べる料理を「外で作って外で食べる」、これだけで面白さが倍増します。
火を囲うから長時間楽しめる、話がはずむ


夏のバーベキューは暑さのあまり「せわしない」印象がありませんか。
ゆっくり楽しみたいけど、暑いから「早くクーラーの効いた部屋に入りたい」なんてこともあるでしょう。
そして残されたのは、酒飲みのお父さんだけなんてことも多々ありますよね。
しかし冬は違います。
焚き火などの「火」にはヒーリング効果があり、精神的な安定をもたらしてくれます。
なので冬の暖かい火に自然と人が集まり、長い時間ゆったりとコミュニケーションを取ることができるのです。



火を見ると落ち着くよね
みんなとワイワイと、静かにゆったりと、楽しみ方は人それぞれですが、どちらにしても夏とは違った楽しみ方ができるのも冬のバーベキューの面白いところです。
汗をかかない、日焼けの心配が少ない


女性にとっては、夏のバーベキューは「心配の種」そのものです。
なぜなら汗で化粧が崩れる、汗ジミが気になる、臭いが気になる、日焼けするなど、女性には辛い環境とも言えるからです。
ですが冬ならどうでしょう。
汗をかく心配もないし、日差しもキツくない、冬のバーベキューは女性にとってデメリットがないのです。
もちろん男性も汗をかくのがイヤだったり、臭いが気になったりしますので、冬のバーベキューのほうが男女とも快適に楽しめるのです。
先ほどお話した「冬ならではの食材や料理が楽しめる」点から言っても、夏なら準備から火起こし、焼く係りまで男性がメインで行いますが、冬なら料理の下ごしらえから調理まで「女性が活躍する場面」もあります。
なので男性と女性がいっしょになって楽しめるのは、冬のバーベキューのいいところですね。
あと、自宅以外で冬のバーベキューをするときの注意点ですが、やはり冬は寒いのでトイレが近くなりやすいです。
特に女性はその辺も気になるところなので、どこかの施設などでバーベキューをする場合には、キレイで明るいトイレがある所を選んでくださいね。



女性にはトイレ環境も大切!
虫嫌いでも大丈夫!冬は虫がいない


虫が嫌いって人は結構多いのではないでしょうか。



虫はダメ!
でもご安心ください。
冬ならどんなに明かりを付けても、どんなに火をおこしても、虫が寄ってくる心配はいりません。
暖かくなり始めた春から、寒くなり始める秋まで虫は存在します。
ですが冬は冬眠しているので大丈夫!
どんなに虫嫌いな人でも、冬なら安心してバーベキューが楽しめます。
冬のバーベキューで活躍するおすすめアイテム
ここでは具体的にどんなアイテムが必要なのか、あったら便利なアイテムは何なのかをご紹介していきます。
冬でも必要!サイドシート付タープテント





夏じゃないし日陰なんて必要ないでしょ!
いえいえ、冬は冬で必要なんです。
冬は日差しを気にする必要はありませんが、雨や雪が降る可能性が大きいです。
バーベキューの準備をしたはいいけど、雨が降ってきた、雪がチラついてきた、なんてことは多々あります。



冬の天気は変わりやすいのです
しかも風が吹く日も多いので、風よけとしてサイドシート付きがおすすめです。
風よけがないと、火の粉が飛び散ったり、紙皿なんかが飛んでいったりして大変です。
テントがあれば、照明なんかも簡単にセットできますしね。



なるほど!
おすすめモダンデコのタープテント
テント本体とサイドシートは別売りですが合わせても14、000円ほど、しかもオシャレです。
他のメーカーだとこの価格では買えません。
<モダンデコ タープテント3m 参考価格:9,998円(税込)>
<モダンデコ サイドシート3m用2枚セット 参考価格:3,999円(税込)>
暖房にも調理にも使える「薪ストーブ」


今、キャンパーの間でも大人気の「薪ストーブ」、直火が禁止のキャンプ場や風が強い日でも使えるので便利です。
天板には鍋やフライパンなどの調理器具が置けるスペースがあるので、暖房だけではなく料理にも使える優れものです。
暖房として使う場合もただの焚き火とは違い、煙がほとんど出ないので風向きによって席を移動したり、庭で使ってもご近所に迷惑をかける心配がありません。
しかもめっちゃ暖かい。
ですが薪ストーブのデメリットは「薪がいる」ことですが、薪ストーブは人気があるため薪はどこのホームセンターでも安く購入できます。



薪ストーブも冬の楽しみ!
おすすめホンマ製作所の薪ストーブ
いろいろなメーカーから販売されている薪ストーブですが、一番安いのがホンマ製ではないでしょうか。
今では持ち運びに便利なコンパクト設計で、煙突もセットになった薪ストーブが発売されています。
<ホンマ製作所 ステンレスストーブコンロセット 参考価格:29,000円(税込)>
暖房も料理も手軽に「石油ストーブ」


これもまた、キャンパーに大人気の「石油ストーブ」、電気いらずで灯油を入れるだけですぐに使えるのが本当に便利です。
暖房としては薪ストーブよりパワーは劣りますが、それでも近くにいれば十分暖かいし、灯油を入れるだけなので余計な手間もかかりません。
火力の調整もツマミを回すだけなので、コトコト煮込む料理を作ったりする場合には最高です。
しかも普段からお部屋で使えるのも嬉しいですよね。
また最近では、防災用としてこの石油ストーブに注目が集まっています。
暖房器具だけじゃなく料理を作るコンロとして使えるし、タイプによっては明かりにもなるので停電していても能力を発揮できます。



一家に1台あると安心だね
おすすめトヨトミの石油ストーブ
トヨトミの石油ストーブは安価でおしゃれなデザインのものが多くあります。
最近ではコンパクトなモデルも販売されているので、収納にも便利です。
<トヨトミ GEAR MISSION RR-GE25 参考価格:32,800円(税込)>
こちらの記事で他の石油ストーブも紹介しているので、興味のある方はぜひどうぞ


冬と言ったらやっぱり焚き火「焚き火台」


キャンプをする方なら馴染みのある焚き火ですが、普段の生活では見る機会がなくなりましたよね。
火そのものの暖かさや灯り、炎のゆらぎ、パチパチと燃える音、そして煙の匂い。
どれをとっても焚き火が持つ「癒しの効果」です。
夏の焚き火も楽しいですが「やはり暑い」、本当の意味で焚き火を楽しめるのは「やっぱり冬」です。
焚き火のできる環境があるなら、ぜひチャレンジしてみたいですよね。
最近では地面で直接焚き火をすることを禁止する場所も増えています。
なので必要になるのが「焚き火台」です。
焚き火台にはコンパクトに収納できるものや、バーベキューコンロになるものなどいろいろなタイプがあります。
私個人的には、バーベキューコンロと焚き火台は別々で揃えたほうがいいと思います。
なぜならバーベキューコンロで肉を焼きながら、焚き火で料理を作ることも可能ですから。



バーベキューも焚き火も同時に楽しみたい!
おすすめコールマンの焚き火台
言わずと知れたアウトドア用品の老舗「コールマン」
コールマンの焚き火台「ファイヤーディスク」は見た目もおしゃれで使いやすいです。
<コールマン ファイヤーディスク 参考価格:5,648円(税込)>
焚き火台で料理もするなら「トライポッド」が必要になります。
<コールマン ファイヤープレイスタンド 参考価格:5,899円(税込)>
料理の幅が広がる「ダッチオーブン」


ダッチオーブンは「焼く」「煮る」「炒める」「揚げる」「蒸す」などいろいろな料理ができる万能鍋です。
これ一つあれば、どんな料理も可能と言っても過言ではなく、アウトドア料理の幅がグンっと広がります。
またダッチオーブンはすべて金属で作られているため、火の中に直接置いても大丈夫。
少し重たいのが難点ですが、その分熱効率もよく美味しい料理が出来上がります。
ダッチオーブンは素晴らしい鍋ですが、何点か注意事項があります。
- 使い慣らしが必要なものがある
- ヒートショックや衝撃に弱いものがある
- 定期的なメンテナンスが必要なものがある
ダッチオーブンの素材には「鋳鉄」「黒皮鉄板」「ダクタイル鋳鉄」「ステンレス」などがあり、それぞれの素材によって特性が異なります。
値段は高くなりますが、初心者に一番使いやすいのは、ヒートショックや衝撃に強く、メンテナンスフリーな「ステンレス製」です。
おすすめSOTOのステンレスダッチオーブン
ステンレスのダッチオーブンは種類が少ないです。
その中でSOTOのステンレスダッチオーブンはサイズ展開が豊富で、12インチの大型のダッチオーブンがあります。
6・8・10・12インチとありますが「大は小を兼ねる」ということで、大きい12インチをおすすめします。



IHクッキングヒーターでも使えるよ!
<SOTO ステンレスダッチオーブン 参考価格:31,185円(税込)>
服を火の粉や汚れから守る「焚き火ポンチョ」


夏と違って冬のバーベキューは、おしゃれなコートやジャケットを着用すると思います。
汚れてもいいものがあればいいのですが、夏と違ってなかなか汚れてもいいコートやジャケットなんて持っていませんよね。
そこでおすすめなのが「焚き火ポンチョ」です。
ポンチョは大きめな作りなので、コートなどを着用していても上からさっと羽織ることができるし、防寒対策にもなります。
焚き火用なので火の粉が飛んできても穴が空いたり、燃えたりすることがないので安心です。



特におしゃれな女性には嬉しいアイテムですね
おすすめオレゴニアキャンパーのファイヤープルーフ
オレゴニアキャンパーの焚き火ポンチョ「ファイヤープルーフ」は男女兼用のフリーサイズです。
みんなで同じポンチョを着てみるのも面白いかもしれませんね。
<オレゴニアキャンパー ファイヤープルーフ 参考価格:10,780円(税込)>
まとめ


夏のイメージが強いバーベキュー。
ですが冬のほうが楽しみ方がいろいろあって面白いですよね。
食材も豊富で食も進み、火を見ながら会話も弾んで「冬のバーベキュー」は最高です!
ぜひ今年の冬はバーベキューにチャレンジしてみませんか?
<冬のバーベキューには照明も大切です>


コロナ禍でバーベキューを始めとするアウトドアに人気が集まっています。しかしそれと同時に、ゴミの放置や迷惑駐車などモラルのない行動も目立っています。自然を楽しむはずのアウトドアで、自然を破壊する行為、迷惑をかける行為は絶対にやめましょう。こんなことが続けば、すべて「禁止」になってしまいます。