- ラトル入りってどうなの?
- 釣れたためしがないんだけど
- 持っておいた方がいい?
こんな悩みを解決する記事を書きました。エギング歴10年以上の経験からお答えします。
結論から言うと、ラトル入りのエギは必要ありません!
なぜなら
- ラトル入りで釣れる⇒ふつうのエギでも釣れる
- ふつうのエギで釣れない⇒ラトル入りでも釣れない
- ラトル入りで釣れない⇒ふつうのエギなら釣れる
こうして整理してみると、ラトル入りを使うメリットって見当たりませんよね。
しかも、メリットがないだけならまだしも、デメリットしかありません。
ぼくはこの真実にたどり着いてからは、ラトル入りのエギを一切買わなくなりました。釣り具屋で「これ釣れそう!」って思って手に取ったエギでも、パッケージに「ラトル入り」と書いてあったらそっと棚に戻します。
今回この記事では、ぼくがたどり着いた『ラトル入りエギのデメリット』について解説します。
この記事を読めばエギ選びも楽になるし、ムダな出費を抑えることができますよ!
悲しいかなラトル入りは釣れない
ぼくもエギング3年目ぐらいまではラトル入りのエギをメインで使っていました。
この頃は、雑誌やネットの情報を鵜呑みにして、ボトムを丁寧に狙うエギングをしていてエギのロスが頻発。釣れないときは余計にボトムを狙うものだから、手持ちのラトル入りが底をつく。
参考記事:【ボトムを取れはウソ】根掛かりさせないエギングで釣果アップ
仕方なくふつうのエギを投入したところ、2投目ぐらいでヒット。
この時、ふと思ったんです。
「ラトル入りってクセが強いんじゃないか?」と。
ラトル効果のうたい文句は?
ラトル入りのエギとは、エギの中に小さな玉が入っていて、シャクると「カラカラ」「シャカシャカ」と音が出る仕掛けのこと。
ラトルの効果は
- 音でイカを寄せる
- 広範囲にアピール
- 活性の高いイカを抱かせる
と言うもの。
それっぽい感じだけで効果は期待できない
濁りがあったり、ナイトエギングなどで真っ暗な時に効果を発揮するとあるけど、そもそもエギングは濁りがあるとダメだし、アオリイカは真っ暗闇でもエギを認識できるほどの視力を持っています。
参考記事:「真っ暗でも釣れる?」初心者でも簡単に釣れる!夜のエギングの基本とコツ
それに、活性の高いイカは音なんてなくても、ふつうのエギにも反応します。
ラトル入りのエギの効果は「それらしいこと」をうたい文句にしていますが、冷静になって考えると実はたいして効果という効果は期待できないというわけ。
デメリットを理解すると使いたくなくなる
ラトルの効果はない!と言っても過言ではないでしょう。
じゃあ、ラトルの効果がないだけでふつうのエギと同じなのかって言うとそうじゃありません。
ラトルが入ってることでマイナス要素が発生します。
ラトルエギの2つのデメリット
ラトルエギのデメリットは2つあります。
- 逃げる
- スレる
ラトルエギの音に反応するのは食欲旺盛な「高活性」のアオリイカのみ。
アオリイカは警戒心の強い生き物として知られています。なので、ラトルの変な音がするエギを投入すると、せっかくその場に居たアオリイカを散らしてしまうことになりかねません。
そして、ラトルエギ推奨のブログ記事を読んでもらえばわかりますが、ラトルエギの効果を褒め称えながらも、「ラトルエギを使い続けるのはやめましょう」と書いてあります。
要は、高活性のアオリイカまでも「スレ」させてしまうマイナス要素があるのです。
釣りたいならラトルは使うな
ラトルエギの使い方を見ると、「釣り場について一番最初にラトルエギを通してみる」なんて書いてありますよね。
先ほどのデメリットのところでお話したとおり、せっかく釣れたはずのアオリイカをみすみす逃がしてしまうことになりかねません。また、釣れないからと言ってラトルエギを持ち出すと余計に釣れなくなります。
そこに高活性のアオリイカが居たとしてもラトルエギを使う必要はなく、ふつうのエギで十分釣れます。遠くにいるアオリイカもそのうち回遊してきます。
本気でアオリイカを釣りたいのなら、ラトルエギは使わないでください。
もし、あなたがまだ釣れていないのでしたら、下の記事を読んでみてくださいね!
【まとめ】ラトルエギは釣れない原因になる
ラトルエギはそれらしい効果を謳っていますが、実は釣れない原因のひとつ。
ラトルの音はアオリイカではなくあなたの欲望に響き、そっと手を伸ばすように刺激をしてきます。
あなたが釣られてはいけません。
ぼくの10年を超えるエギング経験がちゃんと実証しています。
- ラトル入りで釣れる⇒ふつうのエギでも釣れる
- ふつうのエギで釣れない⇒ラトル入りでも釣れない
- ラトル入りで釣れない⇒ふつうのエギなら釣れる
釣り具屋に行ったら思い出してください。
ラトルエギは「逃げる」「スレる」のデメリットしかないことを。
そのほか、エギに関する記事はこちら!