【ボトムを取れはウソ】根掛かりさせないエギングで釣果アップ

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ボトム取れはウソ
こう

みなさんは根掛かりにうんざりしていませんか?

この記事で解決するお悩み
  • エギを無くしてばかりでお金が・・・
  • 根掛かりするたびに心が折れる
  • 本当にボトムって取らなきゃいけないの?
こう

こんな悩みを解決する記事を書きました。

エギがなくなる理由でいちばん多いのが「根掛かり」です。

ネットとか情報では「ボトムを取らないと釣れない」とかって言ってますよね。

でも実は、ボトムを取らなくてもちゃんとアオリイカは釣れるんです。

そこで今回この記事では「ボトムを取らないエギング」についてお話していきます。

目次

ボトム(海底)にはリスクしかない

海底には障害物がたくさん
海底には障害物がたくさん

最初にボトムを取るリスクを整理していきます。

ボトムのリスク
  • 根掛かり
  • ラインがスレる
  • エギの消費
  • 時間のロス

ご存じのとおり、アオリイカって海藻の中や岩のゴツゴツした場所、ゴロタ石の浜など、「隠れやすい場所」を好みます。

そんなところで毎回毎回ボトムを取っていては、根掛かりのリスクがあるのは当然。

ぼくも初心者のころは「ボトムまで落とす」を意識してエギングをしていました。そうすると、1回の釣行でエギを2、3個ロストするのは当たり前でした。

こう

なので、週一で釣り具やに通い、エギを補充。

エギにお金がかかるのはもちろん、ラインやリーダーの結び直しで時間のロス。

マズメや時合いと根掛かりが重なってチャンスを逃すことも。

なので、ボトムを取ることはリスクしかないのです。

「ボトムを取らないと釣れない」のウソ

ボトムを取らなくても十分釣れる
ボトムを取らなくても十分釣れる

ぼくは、ここ5年以上「ボトムを取らないエギング」をしています。

こう

ボトムを取っていたころと比べても、釣果に変わりはありません。むしろ根掛かりがなくなった分、釣果は格段にアップしました。

1回の釣行で2,3個なくしていたエギも、今は1シーズンに2、3個に激減です。

そもそも「ボトムを取れ」はメーカー側の策略かな?と思います。(真実はわかりませんが)

だってそうでしょう?

アオリイカの特性は

アオリイカの特性
  • 回遊する
  • 追いかけて捕食

基本、アオリイカは動き回ります。

小魚をもとめて泳ぎ回ったり、朝夕のマズメ時間には接岸してきたり。

エギングで釣果を上げるためにほんとうに大切なのは、時間と場所なんです。

参考記事:エギングでアオリイカが釣れない原因は「たった2つ」場所と時間を攻略すれば必ず釣れる

休んでいるアオリイカは底に張り付いているのは確かです。しかし、エギをボトムまで落とさないとアオリイカからエギは見えないのか?そんなわけありませんよね。

やる気のあるイカは、何十メートルも先からエギを見つけてやって来るのですから。

だから、別にボトムを取らなくてもエギングは十分に成立します。

カウントで着底させないエギングが正解

出典:シマノ

ここでは、着底させないエギングのやり方をざっくり解説します。

根掛かりがなくなればエギングもやりやすくなるし、手返しがよくなるから釣果アップが期待できます。

ぜひ、試してみてください。

根掛かりを回避するポイント
    • 障害物を避けてキャスト
    • エギングはカウントが大切
    • エギを手前まで寄せ過ぎない

    それでは少し深掘りして解説します。

    障害物を避けてキャスト

    海の中は予想以上に障害物が多い
    海の中は予想以上に障害物が多い

    ここで言う障害物とは、海の中にあって見えない藻場や沈み根(海面に顔を出さない岩)などのこと。

    海藻と海藻の隙間を狙ってキャストしたり、岩の上ではなく横にエギを通すことで根掛かりのリスクはかなり減らせます。

    海の中の確認は、海面が穏やかで水が澄んでいればなんとか目視で確認できますが、偏光サングラスがあれば反射を抑えてくれてより見やすくなります。

    釣り場の地形や障害物の確認方法については、エギングにおすすめ偏光サングラス「地形を把握すれば釣果もアップ」でくわしく解説しています。

    ただ、少し沖合になると、偏光サングラスをかけても障害物がわかりません。

    なので、エギングをしながらエギが引っかかる場所だったり、実際に根掛かりをした場所だったりを覚えておいて、その方向にキャストしないなどの工夫が必要です。

    こう

    根掛かりする方向と距離を覚えておこう!

    エギングはカウントが大切

    着底させないエギング、根掛かりさせないエギングは中層を攻めるイメージ。

    なので、まずは水深を知ることが不可欠です。

    エギをボトムに落とさないと言ったけど、初めてのポイントの始めの1回だけはエギを底まで落として水深を調べましょう。

    ここで大切なのが着底までの時間。

    エギをキャストし、着水から着底までの時間を頭の中で「1,2,3・・・」とカウントします。

    たとえば、着底までに15カウントだったなら、10カウントぐらいでシャクリ始めれば理論上根掛かりは回避できます。

    こう

    要はこの場合、海面から5カウント~10カウントの間をシャクってフォールさせる動作を繰り返せばOK!

    ただ、海底は陸地に近くなるほど浅くなってくるので、半分ぐらいまでエギが寄ってきたら徐々にフォールカウントを短くしたり、シャクリの強さを調整したりしましょう。

    エギを手前まで寄せ過ぎない

    テトラは遠くまで沈んでいる
    テトラは遠くまで沈んでいる

    意外とやってしまうのが「足元での根掛かり」です。

    これまたネットなどで「手前まで丁寧に探りましょう!」なんて言ってるものだから足元でフォールさせ、漁港なら沈んでいるロープ、テトラ帯ならフジツボ、磯なら海藻などに引っかけてしまうパターンが多いです。

    海を真上からのぞき込める足元は、エギの位置や障害物なんかも把握しやすいので、ついつい大丈夫だと思ってしまいます。

    でも実は、真上から見ているとエギと障害物の高さ関係がわかりにくかったり、エギばかりに注目してしまってラインをフジツボに取られたりします。

    エギが目で確認できる距離まできたらイカが追いかけてきていないかを確認し、いないようならさっさと回収してつぎのキャストをするほうが効率的です。

    【まとめ】根掛かりで心が折れないエギングを!

    エギングはボトムを取らないことが大切です。

    海底には海藻や岩礁などの障害物がたくさんあり、根掛かりのリスクはもちろんエギのロス、時間のロスが発生します。

    「しっかりとボトムを取ってください」と言っているプロエギンガーの方々が、毎回毎回ボトムを取って根掛かりしているはずはないですよね。

    ただ、エギングするポイントの水深、着底するまでの時間を把握することは、根掛かりを回避するためにも大切。

    海は潮の流れや波、風があり、ボトムを知ることは難しいかもしれませんが、経験を積み重ねていけば「なんとなく」海底がイメージできるようになってきます。

    ボトムを取らないことを意識して、合理的かつ効率的、そして経済的にも楽しめるエギングにしていきましょう!

    最初のほうで紹介しましたが、エギングでつれない原因は「場所と時間」です。

    くわしい記事を書いていますので、釣果アップを狙いたい方はぜひ読んでみてください。

    ボトム取れはウソ

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