- キャンプは好きだけどめんどくさい
- やばい、高いキャンプギアが持ち腐れになる
- めんどくさいをなくして軽快にキャンプがしたい
こんな悩みを解決する記事を書きました。
「キャンプしたいけど、な~んかめんどくさいな」
こんなふうに思っているキャンパーさんも多いのではないでしょうか。
かくいうぼくも、キャンプやバーベキューは好きだけど億劫だと感じることが多々あります。
キャンプがめんどくさいと感じる理由は人それぞれ。
ですが、実は「キャンプのなにがめんどくさいのか」を理解しているキャンパーさんは意外と少ないです。
そこで今回この記事では、「キャンプがめんどくさい理由」と「キャンプのめんどくさいをなくすコツ」を解説していきます。
あなたの感じる「めんどくさい」の原因を突き止めて解決できれば、キャンプをもっと身近に、そしてもっと気軽にできるようになるはずです。
「キャンプがめんどくさい」その理由は?
キャンプがめんどくさい主な理由はつぎの5つ。
- 準備が大変
- 設営、撤収が大変
- 意外とゆっくりする暇がない
- なにかと汚れる
- よく眠れないから疲れる
けっきょくのところ、キャンプって「大変」「疲れる」「汚れる」のめんどくさい要素がふんだんに盛り込まれている遊びなんですよね。
ふだんの喧騒から離れ非日常に飛び込むキャンプには、自然の中でしか味わえない空気感や癒しの効果があります。
しかし同時に、ふだんの便利さ・環境から離れること、衣食住を揃えて移動することはとても大変なことです。
ぼくが思うに、キャンプがめんどくさい原因は「ふだんの便利さや快適さ」をそのままキャンプに持ち込もうとするからだと感じます。
あれもこれもとね!
アウトドアでひと晩過ごすのって「大変」「疲れる」「汚れる」は当たり前なんです。
だけど、キャンプを楽にする工夫はかんたんにできます。
つぎの章からは、シーン別にめんどくさいをなくすコツについて解説していきます。
ちなみに、解説していくシーンはつぎの6つ。
それでは順番に解説していきます。
【準備編】さあ、重い腰を上げよう!
YouTubeでキャンプ動画を見ていると「キャンプに行きてーっ!」ってなりますよね。
イメージがどんどん膨らんできてワクワクするんだけど、同時にめんどくさい気持ちとの葛藤が・・・。
大丈夫!一度、ラクなキャンプを経験すると、次回からはめんどくさい気持ちが和らぎます。
とりあえず重い腰を上げてキャンプの準備をはじめていきましょう。
時間に余裕をもって準備をはじめる
キャンプの準備は時間に余裕をもって行うことが大切。
経験の浅いビギナーの方は、短時間の準備で疲れてしまうことも。
キャンプの準備は、できれば3ヶ月前から、最低でも1ヶ月前からはじめましょう。
時間に余裕があれば事前にしっかりと計画を立てることができるので、行き当たりばったりで疲れることが激減します。
そんなに早くからなにを計画するの?
- キャンプ場の選定
- 持ち物のリストアップ
- 献立の決定や食材の調達
- 当日のスケジュール
キャンプは、季節や天候、メンバー(家族なのか友人なのか)や人数などによって、キャンプ場選びから持っていくものまで変わってきます。
時間に余裕があればリサーチに時間をかけることができたり、行きたいキャンプ場の予約が取れやすかったりするので計画が立てやすくなります。
キャンプ場は近くて便利なところを予約する
準備のはじめにすることは「キャンプ場の予約」です。
ゴールデンウィークあたりから秋の行楽シーズンまで、連休や週末はどこのキャンプ場も予約でいっぱいになります。
なので、キャンプ場の予約だけは早めにしておきましょう。
予約なしでも大丈夫だろう!と安易に考えていたら痛い目にあいます。
平日なら人気のキャンプ場も空いている可能性もありますが、万が一のために早めの予約が無難です。
キャンプ場の予約はだいたい2~3ヶ月前からできるところが多いです。
ラクなキャンプをするためには、キャンプ場の選定も重要。
- なるべく近く(できれば片道1時間以内)
- 車が横付けできる区画サイト
- 炊事場やトイレが近くにある
- シャワー(温泉)がある
- 各サイトに電源がある
- きれいに整備されている
- 売店がある(近くにコンビニがある) etc
ぼくのおすすめは、なるべく自宅に近い設備が整ったオートキャンプ場です。
まず、キャンプ場が遠いとそれだけで疲れるしめんどくさいですよね。
片道1時間程度ならドライブがてら下見もできるし、周辺施設のリサーチも可能になります。
そして意外と盲点なのがキャンプ場内での移動距離。荷物運びや水道、トイレまでの距離があるとそれだけで相当な体力を消耗します。
車を横付けできて炊事場やトイレが近いキャンプ場を選べばラク。
シャワーや売店などの設備があれば、より安心してキャンプが楽しめます。
荷物を減らしてギアボックスにまとめる
「荷物が多くなる!」これがキャンプが大変でめんどくさい一番の原因。
冒頭でもお話したとおり、ふだんの便利さや快適さをそのままキャンプに持ち込もうとするから荷物が増えます。
キャンプは本来、無骨で不便なもの!
持ち物をリストアップして不必要なものは削っていくことが大切です。
キャンプ経験のある方なら、「持っていったけど出番がなかったもの」があったと思います。
ひとつずつ持ち物を見直していくと、なくても困らないものや他のもので代用できるもの、なくてもなんとかなるものなど見つかるはず。
たとえば、ランタン。
夜になるとアホみたいにランタンをぶら下げているおしゃれキャンパーを見かけますよね。はっきり言って不要です。
ランタンなんてメインとサブで十分。
小型のLEDランタンでもメインで使える十分な明るさがあるし、LEDなのでテントの中でも安心して使えます。
参考記事:【レビュー】メインにもWAQのLEDランタン2「もうデカいランタンはいらない!」
おしゃれより減らすことを考えるとキャンプがラクになる!
不要なものを見極めていくには経験が必要ですが、なくても知恵で乗り切るのがキャンプの醍醐味だと思えば楽しくなります。
それと、小物のキャンプギアはコンテナなどにひとまとめにすると持ち運びがラク。
コンテナ1つ2つにしまっておけば自宅でもそのまま保管できるし、次回のキャンプにそのまま持っていけるので準備がラクになります。
- おしゃれより減らすを意識
- 小物はコンテナなどにひとまとめに
- 不便は知恵で解決する
食材は事前に調達しておくべき
おどろいたのが、食材をキャンプ場に行くまでの道中で調達する人がいること。
ダメなん?
キャンプ場ってほとんどが自然が多い場所ですよね?と言うことは田舎なんです。
田舎のスーパーは食材が揃ってないことがあります。しかも、はじめてのお店ってなにがどこに置いてあるのかわからず、時間だけを消費することになりかねません。
- 生鮮食品(肉や魚、野菜)は時期や天候に左右される
- 品揃えが少ない
- お年寄りが好むものは多い
- 売り切れで棚がスカスカ
せっかく時間に余裕をもって献立を決めていても、食材がなければ話になりません。
スマホやナビでスーパーを探して2店舗、3店舗と渡り歩くと相当な時間をロスします。
現地調達はリスクが高い!
なので、献立を決めたらあらかじめ地元のスーパーで食材を揃えておきましょう。
参考記事:「スーパーにない!」バーベキュー食材どこで買う?旬な食材や変わり種を手軽に調達
暑い時期のキャンプでは、食材を凍らせて保冷効果を高めるテクニックが使えたりします。
【設営・撤収編】撤収のことを考えて設営をする
「設営=撤収」
設営に時間や労力がかかると言うことは、撤収にも同じかそれ以上の時間と労力を要することになります。
なので、撤収のことを考えて設営をすることがラクなキャンプの基本です。
設営&撤収に時間と労力を割かない!
一泊のキャンプといっても、使える時間はせいぜい20時間ほど。
せっかくのキャンプなのに、設営と撤収に追われていては疲れますよね。
ここでは、疲れない設営・撤収のコツを解説します。
設営しやすいテントやタープを選ぶ
テントって多彩ですよね。
テントの形状によって設営のしやすさや設営の時間が変わってきます。
イメージとして、凝ったデザインや機能性の高いテントほど部品も多くなりがちで、設営に時間がかかります。
テントのタイプ別に設営のしやすさ順に並べると以下のようになります。
- ワンタッチテント
- パップテント
- ドームテント
- ワンポールテント
- トンネルテント
- ベル型テント
- ツールームテント
- ロッジテント
あくまで個人的な見解です。
ランキング1位~4位は小型なテントでソロ・デュオ向け、5位~8位は大型なテントが多くなりファミリー向けと言ったところ。
基本、ランキング下位になるほど、部品が多くなったりペグ打ちの本数が増したり、ひとりでの設営が困難になっていきます。
ぼくはコールマンのツールームテントを所有していたのですが出番は一回きり。20kgを超える重さ、部品の多さ、設営・撤収が大変だったため手放しました。
いまはワンティグリスのパップテントを使っています。
参考記事:【庭キャンプ】ロックシールドTC「サイズ感から注意ポイントまで」徹底レビュー!
せっかくキャンプに来たのに、テントの設営だけに30分も1時間も取られるなんてもったいないですよね。ほかの機材のセッティングもしてたら「あっという間に」夕方になってしまいます。
組み立て式より ”折りたたみ式”
キャンプギアは組み立て式より断然「折りたたみ式」がラク。
たとえばアウトドアチェア。
高くてコンパクトなヘ○ノックス。確かにコンパクトで軽いのは認めるけど、組立や解体に時間がかかりますよね。しかも、けっこうな力がいる。
参考記事:「ヘリノックスはBBQに不向き」庭バーベキューにおすすめの椅子はこれ!」
参考記事:「買って後悔する前に」バーベキューの囲炉裏テーブルはデメリットだらけ?
じゃあ、折りたたみ式のフォールディングチェアはどうでしょう。広げる・たたむ、それだけなのでものの1~2秒ほど。
組み立て式はコンパクト収納が売りですが、とてもラクだとは言えませんよね。
たった2、3分の違いでしょ?
たかが2、3分、されど2、3分です。
チェア、テーブル、焚き火台、BBQコンロなど、キャンプギアの数は思った以上にあります。
1つがたった3分でも、10個のギアがあれば設置に30分。片付けに30分。(実際は片付けのほうが時間がかかります)
時間、もったいないですよね?
ひとつひとつを見ればほんのちょっとした差かもしれませんが、たったちょっとの差が「めんどくさい」に繋がっていきます。
なのでぼくは強く ”折りたたみ” をおすすめします。
お店を広げない
お店を広げるってなに?
「お店を広げる」とは、もともと職人さんの用語で「散らかす」の意味。使いもしない道具をあちこちに出しっぱなしにする様子をいいます。
サイトいっぱいにキャンプギアを広げている(展示している)様子をよく見かけますよね。
いちいち大変だと思うのですが。
雨が降ったり朝露が降りたり風が吹いたりすれば、慌ててしまわなくちゃいけない。キャンプギアを自慢していると目を付けられて盗まれることもある。
お店を広げる行為は余計な手間(リスク)を増やすだけです。
いま使わないものは出さない!これがラクキャンの基本です。
キャンプギアを汚さない工夫をする
キャンプギアが汚れるとあとで掃除をするのがめんどくさいですよね。
汚さないようにするポイントとしては
- 屋根の下に入れる
- 地面から浮かす
- BBQコンロなどはアルミホイルでカバーする etc
外で行うキャンプでは、どうしても雨が降ったり、夜露が降りたり。
水に濡れると乾かすのも大変だし、ドロが跳ねて汚れる原因になります。
タープを張ってまずは濡れない工夫を、そして、テーブルやスタンドを使って地面から浮かす工夫をしましょう。
使わないものは車にしまっておくのもひとつの手です。
また、BBQコンロや焚き火台など、料理で使う熱源は油や灰で汚れますよね。あらかじめアルミホイルでカバーしておけば、汚れを最小限に食い止めることができます。
【遊び編】なにもしないが基本
キャンプそのものが遊びなので、あえてなにかをする必要はないと思います。
無理にフリスビーやボールを持ってきて遊ぶことはありません。
子どもたちがヒマやん!
子どもたちがヒマそう、だからなにか遊ばせてやりたい。と言うのは大人の勝手な思い込みです。子どもたちは自分たちでなにかを発見して遊びます。
たぶん、大人のほうが自然の遊びを知らないのでしょう。
そして、ムリに遊ぼうとするから「めんどくさい」「疲れた」ってなるんですよね。
せっかくキャンプにきたのだから!ボール遊び?スマホゲーム?バカじゃないの?こんなことは近所の公園でも自宅でもできますよね。
キャンプに来てすることは「なにもしないこと」なんです。
ふだんの喧騒から離れ非日常に飛び込むキャンプには、自然の中でしか味わえない空気感や癒しの効果があります。
なにかをするんじゃなくて、感じるんだ!
【料理編】映えを意識しないこと
設営も料理も「映え」を意識しはじめると、どうしても飾らないといけなくなりますよね。
たぶん、根本にあるのは見栄なんです。
SNSにキラキラ写真をのせて「すごいっ!」って思われたい。その気持ちはよーくわかります。ぼくも映える写真を撮ってSNSにアップしたいですから。
でも、見栄をはる気持ちが「めんどくさい」に繋がると思うのです。
キャンプ飯は見栄えを気にせず「とことん手を抜く」ことを考えていきましょう。
熱源はひとつに絞る
料理をつくるための熱源っていろいろありますよね。
- 焚き火
- 薪ストーブ
- BBQコンロ
- 七輪
- ツーバーナー
- シングルバーナー
- カセットコンロ
- アルコールストーブ
- 固形燃料ストーブ
- 石油ストーブ etc
献立にもつながる話ですが、ひとつの熱源に合わせてつくる料理を決めていくと、準備から設営、片付けまで一気にラクになります。
焚き火もしたい!BBQもしたい!薪ストーブもしたい!
気持ちはわかるけど・・・
熱源には薪や炭など燃料が必要になります。
熱源が増えるということは、燃料もそれなりに持っていかなくてはいけません。
焚き火台やBBQコンロ、薪ストーブやツーバーナーは比較的サイズが大きいですよね。これに加えて燃料までってなると、そうとうな荷物の量になります。
逆に言えば、熱源をひとつに絞れば荷物の量も減るし、準備もラクになるというわけ。
ぼくは七輪派!
参考記事:秋の夜長にひとりバーベキュー!「七輪で肉を焼いて食う」ただそれだけで極上の夜になる
紙皿・紙コップ・わりばしでOK
ぼくはもっぱら紙皿にわりばし
なんと言っても「洗わなくていいからラク」なんですよね。
紙皿や紙コップは100均で安く手に入るし、余ったら次回のキャンプやBBQに使えます。なんなら、大型のアルミトレーとかも100均にあります。
ECOじゃないじゃん!
中には使い捨ての紙皿や紙コップ、わりばしをエコじゃないと感じる方もいると思います。
しかし、実はエコなんです!
くわしい理由は省きますが、紙皿やわりばしの環境に悪いイメージは間違いなんです。
とにかく、紙皿やわりばしは使ったら捨てるだけ。洗わなくていいからとてもラク。
凝った料理はつくらない
凝った料理をキャンプでつくろうかと思えば、食材や調味料、器具などがたくさん必要になります。
はっきり言ってめんどくさいですよね。
キャンプ飯は本来、手抜きするもの。
お肉を焼くだけでもよし、缶詰を温めるだけでもよし。もっと言えば、スーパーのお惣菜でもレトルトでもいいんです。
朝ごはんはカップラーメンやレトルトで済まそう
朝ごはんをサッと済ますのもラクキャンプの基本!
映えを気にしなければ朝から凝ったホットサンドをつくる必要はありません。
カップラーメンやレトルトならお湯を沸かすだけなのでかんたん。鍋やフライパンを洗う手間が省けるので片付けがラクになります。
夜、少し多めにご飯を炊いておいて、レトルト朝カレーもおいしいですよ!
シングルバーナーがあればラク
先ほどの朝ごはんにつづく話ですが、朝はゆっくりしたいですよね。
シングルバーナーがあればかんたんにお湯を沸かせるので、モーニングコーヒーやカップラーメンに最適。
いちいち焚き火をしたり炭火を起こす必要がなく、撤収もラクになります。
最近のシングルバーナーは手のひらサイズより小さく収納できるため場所を取りませんから、ひとつ持っておいても損はありません。
ガスランタンと同じガス缶を使えるタイプを買っておけば、燃料を共用できるのでムダがありません。
【就寝編】キャンプだからこそ睡眠が大切
「キャンプではなかなか寝付けない」「周りの音が気になって夜中に目が覚める」なんて方もいると思います。
なんだか体も痛いし
日中の疲れを取るには睡眠がいちばん重要ですよね。しかも、キャンプのスケジュールのうち、半分弱は睡眠時間なんですよね。
ですが、意外とおろそかになりがちなキャンプ時の睡眠環境。
ここでは、キャンプの睡眠をラクにするお話をしていきます。
睡眠環境をできるだけ整える
ここまでは、できるだけ荷物を減らすことを中心に解説してきました。
ですが、睡眠だけはべつ
「睡眠環境をどれだけ整えることができるか」がキャンプの質を左右すると言っても過言ではありません。
テントは薄い布一枚。外気温の影響、地面の影響をもろに受けます。
なので、自分自身で身の回りの環境を整えていくしかありません。
- 寝床のクッション性
- シュラフの形状、材質、保温性
- 寝るときの服装
家とまったく同じにすることはできませんが、自分に合った寝具を見つけていく、改善していくことは十分に可能です。
ふだん使っているマクラを持っていくのもあり!
そして、キャンプでの睡眠には慣れも必要です。
自宅で実際に持っていく寝具を使って寝てみるとかも大切です。そうしたら「明方は寒くて眠れなかったな」とか「床が固くて腰が痛い」とか改善点が見えてきます。
ぼくも自宅で、コットと寝袋だけで1ヶ月間寝たことがあります。
とりあえずいろいろ試してみて、最適な睡眠環境を見つけていきましょう。
耳栓の活用も◎
最近、耳栓がけっこう効果的であることを発見しました。
ぼく、聴覚過敏でちょっとした物音が気になってしまい、車のエンジン音やドアを閉める音、話し声た足音が耳につくと眠れません。
で、耳栓買ってみました。
まったく聞こえなくなるわけじゃないけど、感覚的に聞こえる音量は半減。
ぐっすり眠れるようになりました。
参考記事:【試してみて!】音が気になって眠れない人の対処法「安価で効果的な耳栓」
キャンプをしていると、だれかの「ボソボソ」と聞こえる話し声、夜中に聞こえる足音やジッパーを開け閉めする音がけっこう気になったりしますよね。
キャンプでもふだんの生活でも、音が気になる方は耳栓を試してみるのもいいかもです。
ちなみにぼくが購入したのはこちら。
【片付け編】すべては片付けのためにある
ここまでの解説は、すべて最終章【片付け編】に通じています。(就寝編は除きます)
なにせ片付けがいちばんめんどくさいから。
片付けを制すものはキャンプを制す!
片付けをラクにスムーズに終わらせることがキャンプのめんどくさいをなくすコツ。
ここでは片付けのコツを解説していきます。
ごみは最初から分別しておく
ごみ捨てのマナーとして知っておいてほしいのは、いくらキャンプ場にごみ箱があってもごみは持ち帰ること!
ちろんポイ捨てなんて論外!キャンプをする資格はありません!
キャンプで出たごみは自宅のある自治体の決まりにそって分別しておけば、帰ってからごみの日にそのまま出せるのでラクです。
自治体指定のごみ袋を用意しておいてもOKだし、帰ってから詰めてもOK!
ただ、ごみを減らすために焚き火で燃やすのはアウトですよ!
紙くずなど軽いものは、灰になると舞い上がってテントやタープに降り注ぎます。それがとなりの方のテントなどに着いて穴でも開いたら弁償ものです。
片付けは徐々にしていく
お店を広げないと同じです。
必要のなくなったキャンプギアは、その都度整備してギアボックスに片付けるようにしましょう。
就寝前にある程度しておけば、夜中に盗難のリスクも減らせますし、翌日の撤収もかなりラクになります。
たとえば
翌朝に焚き火台やBBQコンロを使わないのなら、灰や残った炭を火消しツボに入れて消火して片付ける。鉄板なんかもシーズニングして片付ける。
そうすれば、夜中に火の心配もしなくていいし、鉄板のサビも気にすることはありません。
話は変わるけど、BBQは網より鉄板がラクですよ。
参考記事:【脱・網】いま、バーベキューに鉄板が選ばれる理由|厚さがうまさに変わる新常識
自宅に戻ってからの負担をへらす
家に帰ってからの片付けってめんどくさいですよね。
撤収・片付けのときにちゃんとすれば、家に帰ってからの負担を減らすことができます。
- 焚き火台、BBQコンロは掃除しなくてもOK
- キャンプギアは汚れを拭き取ってからしまう
- 寝袋やマット、テントなど干せるものは干す
- 洗濯物はひとまとまりにしておく
- 収納するもの使うものを分けておく
焚き火台やBBQコンロなど、どうせ次回も汚れるものは掃除しなくてもOK。
汚れが付着していてギアに不具合がおきたり気になるものはウェットティッシュや濡れ雑巾で拭いてからギアボックスなどにしまっておけば、家に帰ってからそのまま収納できます。
要は、ギアボックスなどは家に帰ってから開けない、余った食材や調味料は冷蔵庫や棚にしまえるように分けておくことが大切。
雨降りでテントやタープが干せない場合は、大きなナイロン袋を用意しておいてたたんで中にいれ、天気の良い日に干すようにしましょう。
【まとめ】ラクキャンのススメ
キャンプはラクに限ります。
せっかくゆっくり自然を満喫するためのキャンプに、道具ややることを詰め込み過ぎると「大変」「疲れる」「汚れる」のめんどくさい要素が増えるばかり。
確かにおしゃれキャンプは映えるかもしれないけど、なんのためにキャンプをしてるのか思い出してくださいね。
このへんのことが理解できれば、きっとキャンプの「めんどくさい」は少なくなるはずです。
最後にぼくの名言を
『そんな荷物を抱えていたら自由になれないよ』
それでは酔いキャンプを!またね!