- カラーローテーションって意味ある?
- エギのカラーがたくさんある理由は?
- どんなエギが釣れるの?
実はエギのカラーは釣果に関係なく、ローテーションは不要です。
最新の研究結果では、確かにアオリイカは目がいいのですが色を識別する細胞がないため、白黒のシルエットで見分けていることがわかりました。
ですが、エギング界隈のプロやテスター、ユーチューバーの方々はこぞってエギのカラーローテーションをセオリーとして勧めていますよね。
なぜでしょう?
そこで今回は、カラーローテーションの真実やローテーションが不要な理由をお話していきます。
この記事を読めば、エギ選びに迷うこともなくなるし、ムダな出費もなくなります。
エギのローテーションはプロモーション
なぜ、エギのローテーションが必要なんでしょう?
勘のいい方はおわかりですね!
そう、売るためです。
ローテーションが必要だと聞けば、10個、20個と揃えたくなりますよね。エギのロストを考えると、同じカラーでも予備を2個、3個と持っておきたいですよね。さらに新色が登場すれば買っちゃいますよね。
確かに!釣具屋に行ったら知らぬ間にカゴの中にエギが入ってる。
どの世界のプロも同じですが、プロにはスポンサーがついています。テスターはメーカーに所属しています。ユーチューバーは案件として仕事を受けています。
要は、ぼくたちエギンガーの購買意欲をあおるプロモーション。これが真実。
彼らはセールストークができないとお金にならないし仕事を干されちゃいますから、口が裂けても「エギのカラーは釣果に関係ない」とは言えないのです。
ぼくが「ローテーションは必要!」と言い出したら、お金で買われたと思ってください(笑)
【経験】ローテーション不要論『釣れてる人ほどしない』
ここでは、なぜぼくがエギのカラーローテーションを不要だと言い切るのか、その理由をお話します。
結論を先に言うと、ローテーションしなくても釣れるし、ローテーションしても釣れないときは釣れないから。
ローテーションの効果は「悪魔の証明」
悪魔の証明とは、「〇〇が無いことを証明できない(または困難)なら、〇〇はある」と言ったような逆説的な論法のこと。
ローテーションの効果を悪魔の証明に当てはめると、「ローテーションには効果がないと証明できないなら、ローテーションには効果がある」という感じになります。
ローテーションに効果がないことを証明することは難しい。
なぜなら、どのエギでも釣れる状況下ではローテーションを繰り返しても釣れるからです。それに、ひとつのエギで釣れない場合、ずっとローテーションを繰り返していればいつかは釣れる。だからローテーションは効果があるとされてしまうのです。
よく見かける残念な人たち
ぼくが釣り場で感じることを少しお話します。
シーズンになるとよく見かけるんですよね。2、3投ごとにエギを変える人。そういう人ってせっかちなのか、30分~1時間ほどシャクったらあきらめて帰っちゃう。
エギを頻繁にチェンジする人ほど釣れない!
いつも思うんです。「もうちょっとしたら釣れるのに」と。
釣れるときはどのエギでも釣れる。釣れないときはどのエギでも釣れない。これこそが真理。
実際に、その人が帰り、しばらくしてから釣れ始めるなんてことはよくあるお話です。
ローテーション信仰の罠
釣れない人はローテーションにハマります。
ローテーション信仰が強い人は悪魔の証明により、エギを変えれば釣れると思い込んでいます。なので一通りカラーローテーションが終わると「今日は釣れない」とあきらめてしまうのです。
ローテーションに固執するあまり、いちばん大事なことを見落としてしまいます。
エギングでもっとも大事なことって?
- 釣れる場所
- 釣れる時間
いくら潮回りが良くても、いくら高価なタックルを使っても、いくら完璧なシャクリを覚えても、そして、いくらエギをローテーションしても、そこにアオリイカがいなければ釣れません。
エギングにおいていちばん大事なこと。それは、アオリイカが来る場所でアオリイカが来る時間にエギングをすることです。
参考記事:エギングでアオリイカが釣れない原因は「たった2つ」場所と時間を攻略すれば必ず釣れる
釣れてる人はローテーションしない
釣れてる人をよくよく観察してみると、ローテーションしていないんですよね。
なぜなら、釣れるから。
釣れているのにローテーションをする必要はないし、エギを代える時間がもったいないですよね。
ぼくもエギを代えるのはロストしたときだけ。それ以外は終始ひとつのエギ。エギひとつでコンスタントに釣り上げることができています。
そもそも論として、プロやテスター、ユーチューバーは釣れる時期に釣れているポイントに入っている。しかもぼくより確実にうまいはず。なのに、エギをローテーションしないといけないほどシビヤなエギングをしてるんですか?ってことです。
釣れるエギも釣れないエギも存在しない
釣り具屋に行けば、数百のエギが並んでいます。
ぶっちゃけ100均のエギでも釣れるんですから、どのエギでも釣ることはできます。メーカーがわざわざ釣れないエギを作るはずはありませんから。
逆もしかり。
このエギなら確実に釣れるってことはありません。
なぜなら、アオリイカがそこにいなければ釣ることはできませんからね。
自分が気に入ったエギを見つければそれでいい
最初のうちはいろいろなカラーやタイプの違うエギを使ってみればいいと思います。
使っているうちに自分の中で「このエギ良く釣れるかも!」とお気に入りのエギが見つかるはずです。
ぼくはここ最近、エギ王K3.0号のシャロータイプしか使っていません。それにボトムを攻めなくなってから、エギをロストすることもほどんどないので、買い足すことがなくなりました。
参考記事:「エギってどれがいいの?」やっぱり安定のエギ王Kでしょ!
唯一、選ぶポイントは沈下スピード
みなさんは
- シャロー
- ノーマル
- ディープ
どのタイプのエギを使っていますか?
先ほどもちょっと話が出ましたが、ぼくはシャロータイプを好んで使っています。
理由は、よく行くポイントが2m~5mと浅いことと、シャロータイプなら風が強い日、波が高い日でエギが沈みにくいときでも仮面シンカーで重さを調整できるから。
なかなか重宝します。
エギのカラーにこだわるよりも、エギの沈下速度にこだわることが大切だと思います。
【まとめ】ローテーションに釣られていませんか?
実はローテーションで釣れるのはアオリイカではなく人間のほう。
人によっては何十個もエギを持ち歩いています。もはやコレクションですよ(笑)
この記事は、エギのカラーローテーションに疑問を投げかけるブログやYouTubeが少なかったことから書くことを決めました。
たぶんね、疑問に思っているエギンガーさんたちも多いと思います。
この記事でぼくにはメーカーさんかの案件はこないと思います。だけど、その分、忖度なしでほんとうのことを書けるのでよしとしましょう!
あっ!あと、ローテーションと同じく「ボトム」にも注意してくださいね!
それじゃ!