【車内はビジネスクラス】夏、昼休憩を快適に過ごすポイント

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昼休憩を車内ビジネスクラスで最適化
こう

みなさん、昼休憩はどこで過ごされていますか?

ぼくは、いちばん気楽な車内で過ごしています!

でも、日差しがキツイ夏は、車の中での休憩はきびしいものがありますよね。

この記事で解決するお悩み
  • 車の中で昼休憩って変に思われる?
  • 暑い季節、車内で快適に休憩できる方法を知りたい!
  • 車内を快適にするアイテムって何かない?
こう

こんな悩みを解決する記事を書きました。建設業25年、炎天下の車内の休憩をしつくした現場監督。

車通勤の方の中には、車の中で昼休憩を過ごす方もいるはず。

ですが、会社の同僚たちや通行人から「変に思われないかな?」とか「みんな夏はどうしてるんだろう?」と感じていることかと思います。

以前ぼくが仕事をしていた建設現場では「昼休憩は車」が当たり前でした。

ぼくも現場に出ているとき、休憩施設がなければ車の中で昼休憩を過ごしていました。こんな経験から、夏の車内の過ごし方についてちょっとでも役に立つノウハウをお伝えしていきます。

目次

昼休憩を車で過ごしても変じゃない

車内の昼休憩は究極のリラックスタイム
車内の昼休憩は究極のリラックスタイム

車の中でひとりゆっくりと休憩するって、べつに変なことではありません。

しかし、世の中には

  • 変に思われないだろうか?
  • みんなといっしょにいなきゃダメ?
  • ぼっちだと思われたくない

なんて理由で、車で昼休憩をとることに抵抗を感じている方も多いですよね。

昼休憩は個人の時間

だれがなんと言おうとも、昼休憩は個人の時間です。(警察や消防など、特殊な場合をのぞく)

就業規則を見てもらえばわかりますが、昼休憩や途中の短い休憩時間は労働時間から外されています。

こう

要するに休憩時間はお給料の対象外!

昼休憩は仕事の一部だと勘違いしている上司や同僚がいます。

勘違いしている人がよく言うのは

  • 協調性がない
  • 休憩時間も社内にいるように
  • コミュニケーションが大事

人の昼休憩まで束縛しようとする人は『多数派同調バイアス』によって思考が止まっていて、他者に同調圧力をかけて行動を支配しようとしていると言えます。

集団性同調バイアス

集団性同調バイアスとは、集団の行動に合わせてしまう現象。

「みんなといっしょ」にいることが安全だと思い込み、その輪から外れる人を受け入れられないようになっているのでしょう。

ひとりでリラックスできるのも『立派なスキル』

仕事や勉強で大切なのは集中力です。

そして、集中力を最大限に高める方法はリラックスです。

人の集中力はよくもって90分。なので、10時と15時の短い休憩に加えて、お昼1時間の休憩はとても重要。

車の中で個人個人のリラックス方法を知っている人は、お昼からの仕事も高い集中力でこなせます。

逆に、昼休憩まで集団行動を強いられていては、人の目があり十分にリラックスできず、眠気が覚めない・やる気が出ない原因になります。

ぼち子

ん~。確かに、人目があると休憩した気にならないよね。

仕事の合間の休憩でひとりリラックスできることは、立派なスキルと言えるでしょう。

昼休憩を車の中で過ごすメリット

まず、車の中で過ごすデメリットはひとつ!

こう

人にどう思われるかだけなんです

最初は抵抗があるかもしれませんが、一週間もすれば慣れます。

だって、昼休憩の時間になれば、ラーメンや牛丼を食べに行く人だっているし、コンビニに弁当を買いに行く人だっている。自宅が近ければ家に帰ってご飯を食べる人もいるんですから。

だから、自分が思っているほど、人は気にしなくなります。

だから、デメリットだと感じることはほとんどなく、メリットのほうが大きいので車の中で昼休憩を過ごしたい人は車に行くべきです。

車で昼休憩をする主なメリットは

車内休憩のメリット
  • 好きなものが食べられる
  • おしゃべりに付き合わなくていい
  • 人目が気にならない
  • 音を出しても大丈夫
  • 横になって昼寝ができる

お弁当の中身を気にすることもありませんし、面白くないグチ大会に参加することもない。人目がないから気を張る必要もほかの人に気を遣うこともありません。

いちばんのメリットは堂々と横になれること。

スカートを履いていようが、大口開けてイビキをかこうが、関係なし。

ぐっすり昼寝ができます。

車内での休憩は、暑い時期が問題

夏、なにも対策をしなければ、とても休憩できる状態じゃない
夏、なにも対策をしなければ、とても休憩できる状態じゃない

ひとりのお昼休みを大切にしたいと思っても、炎天下の車内はきびしいですよね。

なにも対策を取らなければ、真夏の車内の温度は50℃以上になることも。

とても車内でお弁当を食べる気になれません。

こう

無理して車内にいると熱中症になる危険性も!

でも、みんなとおしゃべりするのもイヤだし、自分の席でお弁当を食べてお昼寝をするのも仕事をしている人がいてヤダ!

やっぱり対策をして、車の中で快適に過ごしたいですよね!

つぎの章では、夏の車内でも快適に過ごすためのポイントを解説していきます。

夏、車の中で快適に過ごす5つのポイント

車内で快適に過ごすためには工夫が必要
車内で快適に過ごすためには工夫が必要

暑い夏、車内を快適にするためには、これから解説する5つのポイントが大切になります。

こう

要するに、車の温度を上げない工夫をすること。

それでは深掘りして解説していきます。

カーフィルムは必須

カーフィルムはマスト
カーフィルムはマスト

最近は、純正でプライバシーガラスを採用している車が多いです。なので、わざわざカーフィルムを張る人も少ない印象があります。

純正のプライバシーガラスは紫外線はカットできるものの、熱に対しては効果なし。

色も薄いし、車内で休憩しているのが丸見え状態になります。

なので、車の中で休憩するためには、断熱効果のある濃い目のカーフィルムが必須なんです。色の濃さは断熱とは関係ありませんが、プライバシーの確保やまぶしさを低減できるのでおすすめ。

カーフィルムを選ぶ基準
  • 透過率5~7%
  • 紫外線カット率99%以上
  • 赤外線カット率92%以上「断熱」

カーフィルムの紫外線(UV)カット率99%はいまや当たり前です。ですが、カーフィルムの中には断熱効果のあるものとないものがあります。

こう

カーフィルムは断熱効果があるものを選ぶ。

断熱効果のあるフィルムは少し値段が高くなりますが、車内の温度上昇を抑えてくれるので、エアコンの効きにも違いが出てきます。

フィルムが張れない窓にはサンシェード

サンシェードは必需品
サンシェードは必需品

フロントガラス、運転席や助手席の窓ガラスには、法律上、カーフィルムは張れません。

とくにフロントガラスは、窓ガラスの中でもいちばん大きな面積なので、なにも対策を取らなければ日差しが入り込み、車内の温度上昇に繋がります。

なので、カー用品店やホームセンターに売ってある「サンシェード」を設置するようにしましょう。

サンシェードにはいろいろなタイプがあります。

サンシェードのタイプ
  • アルミマットタイプ
  • 傘タイプ
  • ロールカーテンタイプ
  • アコーデオンカーテンタイプ
  • マグネットタイプ
こう

いちばんのおすすめはアルミマットタイプ

アルミマットタイプの表面はシルバーで窓との距離も近いので、熱を反射させる効果はバツグンです。

しかも、1,000円前後で購入できるのでコスパも最強。(100均にも売っています)

ただ、吸盤で取り付けるので外れてしまう場合もありますが、窓枠にギュッと挟み込んだり、サンバイザーで押さえるなどすれば大丈夫です。

また、値段は1万円前後しますが、車種専用設計のサンシェードならすべてのガラスを隙間なく埋めることができるので、断熱効果は最強です。

「サンシェード 車 車種(←車の名前)」で検索すれば、車種専用のサンシェードが見つかります。

日陰になる場所に駐車する

日陰に停めれば車内の温度上昇を防げる
日陰に停めれば車内の温度上昇を防げる

少しでも日が当たらない建物や木の陰に車を停めると、車内の温度上昇を防ぐことができます。

車のボディは鉄。

直射日光が当たれば鉄の部分は焼けて、手で触れないほど熱くなります。その熱が車内まで伝わり、車内の温度はグングン上昇していきます。

なので、車を日に当てない工夫をしましょう。

立体駐車場や地下駐車場など、屋根のある駐車場がいちばん良いのですが、なかなかそうもいきません。

会社の駐車場などでは、建物の北側を選んで車を停めることでお昼休憩の時間帯に影ができ、温度上昇を抑えるとともに休憩中も快適に過ごせるようになります。

少し窓を開けておく

窓を開けて換気しておこう

駐車中の車の窓を3センチほど開けておくことで、車内の温度上昇を防ぐことができます。

JAFのテストによると、窓を閉め切った車と窓を少し開けた車を比べると、車内の温度差は8℃もあったそう。

ちょっとしたことですが、3センチの隙間で熱がこもりにくくなります。

窓を開けるときのポイント

車内に熱がこもらないようにするためには、最低でも2ヶ所の窓を開けるようにしましょう。2ヶ所以上の窓が開いていれば通気性が良くなり、効率よく換気ができます。

ただ、長時間窓を開けておくためには、窓の上に付いているドアバイザーが必要です。

突然の雨で車内が濡れたり、不特定多数の人が出入りする駐車場ではいたずらや盗難の可能性もあるので。

最近は、エアコン機能向上やタバコを吸う人が減ったため、窓を開けて走行することが少なくなりました。なので、新車で買うときにオプションのドアバイザーを付ける人も少ないようです。

ドアバイザーが付いていない方は、カー用品店、ディーラーで注文&取り付けをしてもらえるので、一度相談に行ってみましょう。

無理せずエアコンを使う

無理せずエアコンを使う
我慢は良くない

昼休憩の約1時間、エンジンをかけてエアコンを使っているといくらぐらいお金がかかると思いますか?

こう

答えは「約100円」

1ヶ月間の出勤日数を20日とすれば、約2,000円/月ほど。

これを高いと思うのか、安いと思うのかは人それぞれ。だけど、20日間毎日外食をすると思えば、お弁当を持参して車で食べるほうが遥かに経済的ですよね。

なので、暑い季節は無理せずエアコンを使うようにしましょう。

車の中なら、暑い寒いは自分で調整できます。

事務所や休憩室のように「暑いのに設定温度を下げれない」「寒いのに上げれない」など、ほかの人に遠慮する必要がなく自分にあった温度で快適に過ごすことができます。

夏、車内を快適にするアイテム

アイテムで快適度アップ
アイテムで快適度アップ

ここでは車内の休憩をワンランクアップさせるアイテムをご紹介していきます。

自分の車だから自分が快適に過ごせるようにカスタムできるのも魅力だし、いろいろ考えて工夫できるのも楽しいですよね。

こう

しかも休憩時間がうれしくなる!

また、ここでご紹介するアイテムは、災害時など「いざっ」というときの備えにもなります。

自分の休憩スタイルに合わせて工夫してみましょう!

バッテリー式扇風機があればエアコンの効きもバツグン

出典:Amazon

風があるのとないのとでは大違い!

扇風機があれば、エアコンから出てくる冷たい風を循環してくれるので、車内を早く冷やすことができます。

現在ではバッテリーも進化していて、コードレスでもふつうの家庭用扇風機並の風を送れたり、風量を抑えれば30時間以上も連続稼働する扇風機もあります。

コードレス扇風機については 「風、涼し~」アウトドアにコードレス扇風機!最強モデルおすすめ6選 で詳しく解説しています。

ほかにも使い方いろいろ。

タバコを吸う方なら窓から外に向ければ換気扇の代わりになるし、「エアコンを付けるまでもないけど、少し暑い」ってときに扇風機があれば快適になります。

コードレスなのでどこにでも持ち運びが自由。

自分のデスクで使ってもいいし、キャンプやBBQ、海水浴などのアウトドアシーンにも使えます。

クーラーボックスがあれば弁当も飲み物も冷やしておける

休憩に飲むキンキンに冷えたコーヒーがうまい
こう

車で休憩するみなさん、お弁当はどうしてます?

弁当を持って入って、また持って車に行くって手間ですよね。

ぼくはいちいち事務所に持って入るのが面倒だから、クーラーボックスに入れて車の中。

ハードタイプのクーラーボックスならテーブルにもなって便利ですよ。

ただ、真夏の車内なのでクーラーボックスは保冷力のあるものを選んで、保冷剤もちゃんとしたもの用意しましょう。

クーラーボックスについては、現場歴25年の経験を詰め込んだ下の記事で詳しくご紹介しています。

後部座席をフラットにしてスリーピングマットを敷く

出典:Amazon

お昼寝したい方って多いですよね。

こう

ぼくが以前勤めていた建設業界ではお昼寝が当たり前でした。

30分ぐらいのお昼寝は、パフォーマンス向上に効果的だと科学的にも実証済みです。

あとは短時間でどれだけ気持ちよく眠れるかが大切。

最近の車はフルフラットになるタイプのシートが多いですが、それでも凹凸があって寝にくいですよね。

そんな悩みを解決してくれるのがキャンプなどで使用されるスリーピングマットです。

通気性がよく涼しい夏用タイプもあるので、おすすめです。

ポータブル電源があれば可能性が広がる

出典:Amazon

いま、ポータブル電源が注目を集めています。

ポータブル電源は車中泊がブームになったころからありましたが、近年では災害時の電源確保のために用意されている方が多いです。

夏のエアコン稼働率が上がると、停電になりますよね。台風やゲリラ雷雨で停電になりますよね。

やっぱり困るのは電気です。

そんなポータブル電源を災害時だけのためだけに押し入れにしまっておくのはもったいない!

ポータブル電源があれば、扇風機だって回せます。ドライヤーだって使えます。電気ケトルでお湯を沸かすことだってできます。

夏場の利用だけではなく、冬に車の中でアッツアツのカップラーメンを食べることだって可能だし、電気毛布でぬくぬくお昼寝もできちゃう。

こう

ほんと便利な世の中になりましたね。

おすすめのポータブル電源は下のヤツ。

安心の日本製で278,400mAhの大容量、出力1,000Wなので電気ケトルも使えます。

【まとめ】車はビジネスクラスのプライベート空間

車内は自分だけの空間
車内は自分だけの空間

お昼休憩をどれだけリラックスして過ごせるかで、午後からの仕事へのモチベーションが変わってきます。

逆に言うと、休憩時間まで気を遣って消耗しているようじゃ、頭の回転も鈍り、体力を消耗して疲れるだけ。もちろん午後からの仕事も「だるく」なります。

そんな二流、三流の仕事のやり方は早く捨てるべきです。

一流と呼ばれる人はなぜ「ビジネスクラス」を選ぶのかを知っていますか?

一流の人は、あえてひとりの時間をつくり、仕事から、そして人間関係から離れ、自分と向き合う時間を大切にしているのです。

こう

車の中はあなただけのビジネスクラス。

車内で休憩することに抵抗感を抱くことはありません。

みんなとつるんで消耗するより、ひとり車の中でリラックスするほうが有意義です。

今回は、車の中で快適に過ごせるポイントをお話しました。

人それぞれ休憩の過ごし方がありますが、ぜひあなただけの過ごし方を見つけて、お昼休みを楽しいものとしてくださいね。

昼休憩を車内ビジネスクラスで最適化

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