クーラーボックスって氷や保冷剤をたくさん入れても、冷え方がいまいちですよね。
せっかくのバーベキューだから、キンキンに冷えたビールやジュースが飲みたいって思うのはぼくだけじゃないはずです。
そこでおすすめなのが「氷水」で冷やす方法!
今回この記事では、昔のまつりでよく見かけた氷水に飲み物をぶち込む冷やし方をご紹介していきます。
めっちゃ簡単!氷水に飲み物をぶち込むだけ
用意するものは
- 氷(こおり)
- 水(みず)
- 塩(食塩でも岩塩でも)
- タライ(氷水が入ればなんでもOK)
冷やす方法と言っても、タライなどの容器に氷と水と塩を入れるだけ。そこに好きな飲み物をぶち込めばOKです。
飲み物は冷蔵庫で冷やしておく
当たり前ですが、常温で保存してある飲み物をキンキンに冷やすには時間がかかります。
なので、飲み物はあらかじめ冷蔵庫で冷やしておきましょう!
まあ、10分もあればキンキンに冷えますけどね
キャンプ場やBBQ場に行くときは、クーラーボックスに飲み物を入れ、たっぷりと氷を入れておきます。
バーベキュー会場についてから、クーラーボックスに水を注げば氷水の出来上がりです。
塩で氷水の温度をマイナスにまで下げられる
氷と水だけの氷水はせいぜい-2℃がいいところです。
この氷水に塩を入れると、なんと!最大で-21℃まで下げることができるそうです。
塩分濃度が濃ければ濃いほど氷水の温度は下がっていきます。水に溶ける塩は約30%(水100mlに対し塩30g)が限界。
やりすぎは禁物です
ビールやジュースが凍ってしまうと飲めませんからね。
塩は水に浮かんでいる氷にサッと振りかける程度でOKです。
ただ、氷水に塩を入れると、氷の溶けるスピードは速くなるので、氷は多めに用意しておくといいでしょう。
タライやバケツはけっこうな大きさが必要
クーラーボックスで保冷するのとは違い、氷水冷却方法は「飲み物+氷+水」が入るので、大きな容器が必要になってきます。
たとえば、350mlの缶ビールを6本冷やすとなると、缶ビール6本分ぐらいの氷と水がいる計算です。要は、缶ビール6本を冷やそうと思えば、3倍の18本が入る容量が容器ってわけです。
容器として使えるものは
- クーラーボックス
- 発泡スチロールの箱
- 衣装ケース
- ビニールプール
タライやバケツがなくても氷水と飲み物が入ればOKなので、身近なもので代用できます。
もし、容器になるものがなにもない場合、スーパーなどからダンボール箱をもらってきて大きめのゴミ袋をかぶせればOK!
氷の入手方法は?
氷はコンビニやスーパーで買うことができますが、少し高いですよね。
もし買うなら「業務用スーパー」がいちばん安いです。1kg当たり100円以下で買えます。
おすすめなのはタッパーで氷を作ることです。
冷凍庫の場所は取りますが、タッパーに水を入れて凍らせるだけなのでお金はかかりません。ただ、大きいタッパーだと、完全に凍るまでに16時間程度は必要です。
あとは、バーベキュー食材の買い出しのときにスーパーからもらったり、製氷会社が近くにあれば安く手に入れることができます。
氷水をつくるときのちょっとしたコツ
氷水は、氷が溶けることによって冷たくなります。
なので、早くキンキンに冷やすためには、氷を早く溶けるようにすればいいわけです。
氷は大きく分けてロックアイスのようなブロック状のものと、かち割り氷のようなクラッシュ状のものがあります。
水に触れている面積の大きいほうが溶けやすく熱交換をしやすいので、表面積の大きいクラッシュ状の氷のほうがより早く冷やすことができます。
キャンプ場などでバーベキューをする場合、クーラーボックスに保管する予備の氷は溶けにくい「ブロック状」が◎
飲み物を冷やすだけじゃない!氷水で暑さをしのごう
氷水に飲み物が浮かんでいる。昔はまつりの屋台でよく見かけた光景ですよね。
見ているだけで涼しく、氷水に手をつっ込んでキンキンに冷えた飲み物を取り出す瞬間がたまりません。
熱く火照った体を冷やすのにも最適!
ハンカチを氷水で濡らして顔や首筋を拭けばサッパリするし、ジャブジャブと顔を洗ってもよし。手にすくって頭からかぶっても最高です!
そこに氷水があるだけで、真夏のバーベキューの快適度が格段にアップすることは間違いなしです。
スイカやトマトを冷やして箸休めにも
バーベキューで飲むキンキンに冷えたビールも最高ですが、水分補給にスイカやトマトなんかいかがでしょう。
汗をかいてアルコールを摂取すると体の水分はどんどん抜けていくので、水分補給はとても大切。
丸ごとスイカを冷やしておけば子どもたちも喜ぶし、トマトやキュウリがちょうど良い箸休めにもなります。
【まとめ】知っていれば役に立つ
今日は暑かったな~家に帰ってキンキンに冷えたビールをプシュッといこう!と思っていたら、「ビールを冷やし忘れてた!」ってことありますよね。
それとか、コンビニで買ってきたビールがなんだかぬるいってこともよくある話。
慌てて冷凍庫に入れてもなかなか冷えません。
空気と水では熱の伝わり方が違いますからね。
氷水の急速冷却方法を知っていれば、緊急事態でもほんの数分でキンキンに冷えたビールを飲むことができます。
バーベキューだけではなく、日常生活でも氷水は役に立つので、ぜひ覚えておきましょう!
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