【驚くほど効率が上がる】集中力を高める【空間】のつくり方

当ページのリンクには広告が含まれています。

「この部屋、なんだか落ち着かないなぁ・・・」「ここ空気重た・・・」って感じることがありますよね。

そんな空間で読書をしたり勉強をしたりしていても、「集中できない」「やる気がでない」ってことになってしまって、結局、今日一日なにしてたんだろうってことになりかねません。

こんなんじゃ、効率は下がるばかりです。

実は、集中力がない、やる気がでないのは、あなたのせいではありません。その空間がネガティブな波動で満たされているからなんです。

どんな人でも集中力、やる気は持っています。ですが、ネガティブな波動の影響力は強く、あなたの集中力ややる気をどんどん削いでいきます。

しかし逆の見方をすれば、ポジティブな波動に満たされている空間に身を置くことで集中力、やる気はどんどん上がっていきます。同じ1時間の勉強をしたとしても、ポジティブな波動とネガティブな波動では何倍もの差を生むことになります。これが毎日のことであれば、成長や成果はまったく違ったものになります。

ポジティブな波動、ネガティブな波動とか言うと、「なんかスピリチュアル的な話?」と思われた方も多いと思いますが、科学的な話です。

今回この記事では、空間の重要性と科学的観点からポジティブな波動に満たされる空間のつくり方をお話していきます。

<この記事を書くにあたって参考にした本はこちら>

目次

この世のすべてのものに波動がある

まずはじめに、波動についてお話していきます。

先ほどご紹介した本「量子力学的習慣術」を読んでいて、「なるほど!」と腑に落ちることがありました。

それは、今まで空間は「空っぽ」だと思っていたのですが、量子学的には詰まっているということ。

「この部屋、なんだか落ち着かないなぁ・・・」「ここ空気重た・・・」って感じるのは、自分のメンタルに左右されているものだと思っていました。

違ったんですね。

目には見えないけど、空間には空気が詰まっている。空気が詰まっているということは、いい空気もあるし悪い空気もある。もちろん重さもあるんです。

だからメンタルが空気感を左右しているのではなく、空気感にメンタルが左右されているってことなんです。

すべては素粒子からできている

「素粒子ってなんだろう?」

人体を例にしてみます。人体は約37兆個の細胞でできています。細胞は分子が集まってできています。分子は原子が集まってできています。原子の中には原子核があり、その周りを「電子」が飛び回っていて「フォトン」も放出されています。さらに原子核の中には陽子・中性子があります。

陽子・中性子の中には、「クオーク」があります。そして、飛び回っている「電子」と「フォトン」と「クオーク」が物質の中でもっとも小さな粒、これが素粒子なのです。

厳密に言えば、この素粒子は全部で17種類あるそうです。この目に見えない小さな世界を研究するのが量子力学です。

この世の中に存在するすべてのものは、この小さな粒「素粒子」からできています。人も植物も、空気も水も、そして光も。

素粒子「フォトン」がエネルギーの素

「フォトンってなに?」

フォトンは光の素になる粒子で、別名「光子」とも呼ばれています。フォトンは「粒」でもあり「波」でもあるという性質を持っています。フォトンはすべての物質や事象に影響を与え、感情や意識もフォトンでできています。

簡単に言えば、フォトンは振動する「エネルギーの素」なんです。

わたしは小さいころ不思議に思ったことがあります。

おもちゃに電池を入れると動くのは理解できたのですが、「人や動物の心臓が電池もなしに動くのはなぜだろう」と。

ようやくわかった気がします。

すべてのものは、エネルギーの波を放つ。すなわち波動を持っているのです。

空間も意識を持つ

空間にも原子が詰まっています。

フォトンは原子から粒と波となって放出され、空間に飛び出します。

と言うことは、目には見えないけど空間も波動を放っている。だから意識を持っていることになります。意識を持っているということは、空間がそこにいる人間に影響を与えるということですね。

もちろん逆もあります。影響力が強い人間が放出するフォトンが空間に影響を与えます。明るい人がいる空間は、ワクワクした波動が広がり、暗い人がいる空間はどんよりした波動が広がります。

そして空間の波動は周辺の物質に染み付いていきます。

空間の意識も人の意識も、お互いに影響し合っているということですね。

空間の重要性

フォトンが生み出す波動。今までお話したとおり、集中力ややる気に多大なる影響を与えることはお分かり頂けたと思います。

空間の重要性を語る上で、フォトンの波を周波数に置き換えるとわかりやすいです。

周波数とは、1秒間に出る波の数です。単位は「Hz(ヘルツ)」です。ポジティブなフォトンが飛んでいる空間は周波数が高い(エネルギーが高い)状態です。

例えば、ポジティブなフォトンの周波数を1,000Hz、ネガティブなフォトンの周波数を100Hzとしましょう。

意識が1,000Hzなら1秒間に処理できる情報量は1,000個に対し、100Hzなら100個のことしか処理できません。

要は、ポジティブな波動ほど、時間も空間も濃くなるのです。

オープンオフィスの落とし穴

海外ではメジャーなオープンオフィス。部署の枠を超え、意見交換などのコミュニケーションが取りやすく、新しいアイデアが生まれることから、グーグルを始めとするIT企業が取り入れているレイアウトです。

日本のオフィスもフルオープンとまでは言えないにしても、各部署ごとで仕切りのない島型レイアウトがほとんどです。

しかし、落とし穴があります。

確かにコミュニケーションを取りながら、新しいアイデアを出すにはいいでしょう。しかし、集中力はなくなります。

鳴り響く着信音、他の人の会話、突然話しかけられたりするので、気が散ります。オープンなスペースは人の様々なフォトンが飛び交うので、落ち着く間がないのです。

ハーバード大学は、効率性の高そうな開放空間に移転を予定していた2社を対象に、移転前と移転後の調査を行ったところ、2社とも開放空間に移転後は70%も作業効率が落ちたという結果になったということです。

結局、社員たちは居心地の悪さに我慢しきれず、カフェや図書館で仕事をしたり、そのうち夜間に仕事をするようになったといいます。

また、最悪なのは機嫌の悪い人がいることです。

感情や意識もフォトンでできています。

オープンオフィスは機嫌の悪い人のネガティブなフォトンを遮断することができません。その空間にネガティブなフォトンが飛び交うと、

  • 48パーセントの人が、仕事にかける労力を意図的に減らす。
  • 47パーセントの人が、仕事にかける時間を意図的に減らす。
  • 38パーセントの人が、仕事の質を意図的に下げる。

という研究結果があります。

あなたのいる空間にネガティブなフォトンを放出する人がいれば、必然的に集中力は下がってしまうのです。

アイデアを生むオープンオフィスも、時と場合によって使い分けることが大切ですね。

物があふれている空間では集中できない理由

心理学では、部屋の状態がメンタルの状態を表すと言われています。

中には「物があふれている方が落ち着く」と言う人がいますが、実際のところはどうでしょうか。

物があふれている=散らかった状態は、注意力が散漫になっている証拠です。もっと言えば、「散らかっているぐらいがちょうどいい人間」と自分のことを下げて見ているということになります。

風水学的観点でも同じことが言えます。

片付けができない、掃除ができないのは、時間がないのではなくただする気がないだけ。自分の領域すら片付けられない人は、自分自身に「できない人」のレッテルを貼っているのと同じことなんですね。

量子力学に話を戻すと、物もフォトンを放出しています。

物があふれている空間で集中できないのは、先ほどのオープンオフィスと同じように、物が放出しているフォトンに意識を持っていかれるからです。

「勉強しようと思ったけどスマホが気になる」「片付けをしようと思った矢先、懐かしいアルバムに見入ってしまう」など心当たりがある方も多いのではないでしょうか。

物があふれている状態では集中力が下がるのは当然のことなのです。

空間によって結果は変わる

どんより湿った空間、機嫌の悪い人がいる空間、こんなんでは最高のパフォーマンスを発揮できません。

例えば、クレーマーの常連客がいるお店は、目に見えて売り上げが落ちると言う結果があります。

とあるドラッグストアチェーン店のA店では、クレーマーの常連客が出入りしていました。店員さんに理不尽な要求をしたり、大きな声で怒鳴ったり。しかしその店の店長は「お客様はお客様だから」と見て見ぬふりをしていました。

こうなると、店員さんは働く意欲をなくし、他のお客さんは空気の悪いお店には近づかなくなっていきました。

そんな時、事態を重く見た統括マネージャーが店長を交代させました。新しい店長はすぐさまクレーマーを「出入り禁止」にしたそうです。するとどうでしょう。その地域で一番売り上げ成績の悪かったA店は、見る見る間にトップの売り上げを更新していくようになったそうです。

新しい店長さんは「クレーマーを出禁」にしただけです。A店で働くメンバーも同じです。やり方や教育に力を入れたわけでもありません。

そう、新しい店長さんはネガティブが漂う空間をポジティブに溢れた空間に変えた。ただそれだけです。

集中力が高まる空間をつくってしまえばいい

集中力が高まる空間とは、フォトンの周波数が高くエネルギーに満ち溢れていること。

自然の中や図書館が心地よく感じるのは、フォトンの周波数が高いからです。もともと森の中は高い周波数のフォトンが放出されています。図書館は集中している人が多くいるからフォトンの周波数が高まります。

ですが、毎回のように自然の中や図書館に行って勉強したり、仕事したりするのは現実的ではありませんよね。

だから、自然や図書館のような空間をあなたがつくってしまえばいいのです。

空間をつくる前に自分のフォトンをリセットする

いくら空間のフォトンが高くても、あなたが放出するフォトンがネガティブなものであれば空間の密度は下がります。

そうです。あなた自身が機嫌の悪い人であれば、いくら集中力の高まる空間をつくっても、その効果は無力化します。

「自分の機嫌は自分で取る」

世界の成功者と呼ばれる人は「マインドフルネス」を取り入れています。マインドフルネスとは、今に意識を向けること。機嫌が悪いということは、過去にとらわれている証。不安に思う気持ちは起こってもいない未来に恐怖を感じることです。

いくら過去や未来に意識を向けても、集中はおろか不安や恐怖に支配されるだけです。

まずは、過去や未来ではなく、気持ちをリセットして「今この瞬間」に目を向けることが大切です。

では、どうすればいいのか。

マインドフルネスを実行することが一番ですが、けっこう難しいと思います。

そこで簡単にできるリセットの方法は、今の気持ちを受け入れることです。

「わたしはイライラしている」「ぼくは不安に感じている」とありのままを受け入れる。そうすることで、自分自身の感情を客観的に見ることができます。感情を受け入れるとは、まさに今この瞬間に目を向けるということです。感情を客観的に見ることができれば、自分と切り離すことができるのです。

機嫌の悪い自分とさようならしましょう。

場を整える

物があふれている空間では、物に意識を持っていかれます。風水学的に見ても、物が多くある場所は邪気が溜まりやすいとされています。心理学的に見ても、部屋が散らかっている、机の上が散らかっているのはメンタルが不安定な状態とされています。

集中力が高まる場は、神社などのように不要な物がなくいつも清掃が行き届いています。

場を整えるためには、断捨離、整理整頓、清掃が欠かせません。

断捨離は不要な物を捨てることです。もちろんフリマアプリで売ってしまってもかまいません。「いつか使うかも」と何年もクローゼットに入れっぱなしになっている物を今すぐ処分しましょう。

つぎは整理整頓です。断捨離によってクローゼットがスッキリしたところで、部屋に溢れ出ている物をクローゼットにしまっていきます。このとき、詰め込むのではなく、きちんと整理整頓して出しやすくしまいやすい工夫をしましょう。出しにくい、しまいにくいと、すぐさま物が部屋に溢れ出てきます。

使ったものはその都度クローゼットにしまう習慣を身につけましょう。

最期に清掃です。部屋がスッキリと片付いたら掃除がしやすくなります。「床の汚れが気になる」「机の上のホコリが気になる」なんてこともなくなります。

断捨離、整理整頓、清掃で、物に意識を持っていかれることがなくなれば、それだけで集中力がアップするでしょう。

心地よい香りと音を取り入れる

人が心地よいと感じる香りと音は、高い波動を持っています。これは自然に近ければ近いほど波動は高くなる傾向にあります。

香りなら、化学的なフレグランスよりもお香やアロマオイルなどの自然由来のものであったり、音なら、音楽よりも水の流れる音や雨音、鳥や虫の鳴き声、シンギングボウルのほうが効果的です。

感情も意識もフォトンでしたね。

集中したい空間に心地よい香りや音を取り入れることで、空間のフォトンが共鳴して心地よさを記憶します。

わたしがおすすめするのは、お香とシンギングボウルです。

お香の火と煙はポジティブなフォトンを放出し、空間を浄化する働きを持っています。シンギングボウル、要は鐘の音は、波動そのもので、空間のフォトンをよりポジティブになるように調律してくれる働きがあります。

ご興味のある方は、下の記事を参考にしてください。

観葉植物を置く

植物は波動の高いフォトンを放出しています。

植物が置いてある空間、例えばカフェや病院の待合室などで心が落ち着く方も多いのではないでしょうか。

植物は空間の二酸化炭素を吸収して酸素を出します。

酸素も二酸化炭素も元をたどれば素粒子からできています。要は、空間のフォトンを吸収し変換させて放出しているのです。

人の感情や意識もフォトンでできていましたよね。

「ケンカの多い空間では植物が早く枯れる」

植物は空間の波動の低いネガティブなフォトンを吸収して、波動の高いポジティブなフォトンを放出します。だから、ネガティブな波動に満ちている空間にある植物は、見る見る間に元気がなくなり早く役目を果たしてしまうのです。

反対に、ポジティブな波動に満ちている空間では、植物は元気に育ちます。

試しに、自宅に観葉植物を置いてみると、その空間がどんなフォトンを出しているのかがわかります。

植物が放出するフォトンはバイオフォトンと呼ばれ、わたしたちや空間のフォトンと共振して波動を高めてくれます。

このように植物は、ネガティブなフォトンを浄化して、より波動の高いバイオフォトンを放出して空間を守ってくれる働きがあるのです。

パーソナルスペースを確保する

「パーソナルスペースってなに?」

パーソナルスペースとは、簡単に言えば「自分の領域」のことです。

例えば、初対面で会話をするとき、距離が近いと不快に感じたりしますよね。背後に立たれると不快に感じたりしますよね。電車ではなるべくとなりの人と距離をおきたいですよね。

これがパーソナルスペースです。

不快に感じる理由は、フォトンが直接干渉しあうからです。

人が放出するフォトンの周波数はバラバラです。人との距離が近いと、あなたの周波数が乱されてしまい、これが不快の原因となります。

あなたが集中したい空間では他人の周波数に乱されないためにも、自分のパーソナルスペースを確保する必要があります。

先にお話した「オープンオフィス」では、自分と他人のフォトンが干渉しあい新しいアイデアが生まれやすくなる一方、集中には適しません。なので、最先端の企業のオフィスでは、「集中室」「集中スペース」を取り入れ始めました。

完全にひとりのスペースを確保するのは難しいかもしれませんが、パーテーションなどの仕切りを設置すれば、フォトンの直接的な干渉は避けられます。人の目線も気にならなくなり、作業に集中することができます。背の高い観葉植物を置くのも効果的ですね。

さらに、ディスクなどの配置でも工夫ができます。

人は「隅っこ」が好きな生き物です。背中側が壁になるようにディスクを配置したり、となりに人がいない角のスペースを確保すれば集中力が高まります。

空間をつくれば効率も上がる

マインドフルネスのお話も少ししましたが、マインドフルネスは、インド発祥の宗教で行われている「瞑想」をもとに考えられました。

日本でもお坊さんの座禅で馴染みがありますよね。

瞑想は「集中力の極み」です。

瞑想を極めた僧侶は、雑念を排除して「今、この瞬間」に集中しています。僧侶が強い波動を出せるのは、集中のフォトンを放出しているかななんですね。

とある脳科学の研究では、脳の消費エネルギーの60%~80%を雑念が占めているという報告があります。

すごいですよね。

雑念を捨てればその分、集中に注力できます。集中すれば効率が上がるのも言うまでもありませんね。

僧侶みたいに瞑想を極めることは難しいです。しかし、集中力が高まる空間をつくることは誰にでもできます。

まずは、集中力が高まる空間、すなわち、波動の高いフォトンで満たされた空間をつくっていきましょう。空間の意識を高めていけば、自然とあなたの意識もより良いものになることは間違いありません。

まだまだ書きたいことはたくさんありますが、今日はこの辺で。

「それでは、濃い時間と濃い空間を」

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次