- エギング用のリールが欲しいんだけど・・・
- どのリールがいいのか迷う
- 思いっ切ってバンキッシュに・・・でも高い
- ヴァンフォードって買いなの?
こんな悩みを解決できる記事を書きました。
エギング歴10年以上のぼくがヴァンフォードをインプレします。
実はこのヴァンフォード、前評判はめっちゃ悪かったですよね。前評判をふまえて「ヴァンフォードは買いか?」に対する結論を言うと
『ヴァンフォードは間違いなく買い』
なぜならハイエンドモデルのヴァンキッシュと比べてもスペック自体ほとんど変わらず、値段は半額以下のコスパ最強モデルだからです。
しかもクラス最軽量の180g。ハイエンドモデルと変わらない重さでシャクリやすく、エギングがすごく楽になりました。
この記事の前半では実釣をふまえた『ヴァンフォードのインプレ』をご紹介して、後半では『ヴァンキッシュやセフィアXRとのスペック比較』をしていきます。
ヴァンフォードの購入を検討されている方の参考になると思いますので、ぜひご覧ください。
エギングリールを「ヴァンフォードS3000SDH」に決めた理由
2020年9月に発売された、シマノのスピンニングリールの中堅機「20ヴァンフォード」
8年間使っていたダイワのエメラルダスが古くなったので買い替えを検討していたとき、ちょうど良いタイミングで発売されたのがヴァンフォードC3000SDHでした。
「エメラルダスカラーにも飽きたし、今度はシマノにしよ!」ってことで、このヴァンフォードかセフィアシリーズで悩んでたところ、エギングエキスパートの湯川マサタカさんがヴァンフォードを勧めてきたのでヴァンフォードに決定!
\購入の決め手となった動画/
「どうなの?」ヴァンフォードC3000SDHの外見インプレ
「エギングにはダブルハンドルでしょ!」ってことで、今回購入したのはエギング専用で開発されたヴァンフォードのダブルハンドル仕様「C3000SDH」です。
まずはヴァンフォードの外見や実際に手に取った感じをインプレしていきます。
落ち着いたカラーリングで大人の雰囲気
外見は落ち着いたブラックボディーに濃い目の赤いラインが入っていて、全体的に派手さはないものの大人のシックな感じです。
たとえるなら
- ヴァンフォードは落ち着きのある大人
- セフィアシリーズは派手さがある若者
- バンキッシュは完成されたシニア
と言ったところでしょうか。
発売前の評判はあまり良くなかったのですが、実際に手にしてみたら「案外いい感じ!」とクチコミが多いのもうなずけます。
いや、むしろカッコいい
中堅クラスの中でもトップレベルの軽さ180g
今まで使っていたエメラルダスが重たいせいもあって、めちゃくちゃ軽く感じます。
「中堅機の中でもトップクラスの軽さを誇る」
そりゃ~軽いはずですわ。
ヴァンフォード:180グラム < エメラルダス:240グラム なんとその差60g、卵1個分も軽い
エギングリールは性能もさることながら、軽さが重要になってきます。シャクりつづけるエギングはなおさら軽さが正義ですね。
240グラムのエメラルダスだと手にマメができるほど重たかったのですが、25%も軽いヴァンフォードだと手の痛みも軽減されます。
これで長時間のエギングも楽しめて釣果もアップすることでしょう。
さすがはシマノ!しっかりとした作り
可動部にガタもなく作りはしっかりしていますね。さすがシマノです。
※写真のヴァンフォードC3000SDHはハンドルノブを交換しています。
ドラグノブが安っぽいけど実用的
2万円代で買えるリール、コスパも最強で機能も申し分なくデザインもカッコイイ。悪いところはない感じです。
しいて言えば、ドラグノブが少し安っぽい感じです。
まあでも、指でつまむ部分が大きいので実用的ではありますね。
セフィアTTとの相性バツグン
ロッドに装着してみました。
ロッドはこれまた湯川マサタカさんが勧めてきた、セフィアTTです。ちなみにS83MLです。
濃い赤色が揃っていい感じすね。
大人のタックルと言ったところでしょうか。
ヴァンフォードと相性バツグン!セフィアTTの記事はこちら>コスパ抜群!セフィアTTならS83MLが面白い「飛距離も感度も予想以上」
「使用感はいかに!」ヴァンフォードのエギング実釣インプレ
ヴァンフォードを実際にエギングに投入してみた感想をまとめると
- 軽いからシャクリやすい
- 飛距離が5mぐらいアップ
- ラクラク引き寄せるパワーがある
- ドラグの出だしが硬い
- ラインを引っ掛ける所が使いにくい
実釣で使ってみて「気に入ったところ」
軽いからシャクリやすい
何回も言いますがエギングにおいて「軽さは正義」です。
ヴァンキッシュに引けを取らない軽さで、大きくシャクっても小さくシャクってもリールの重さを通りこしてダイレクトにエギの重さを感じられます。
いままで重たいリールに慣れていたので、ヴァンフォードの軽さには驚きです。
飛距離が5mくらいアップ
ヴァンフォードといっしょにセフィアTTS83MLを買ったので一概にヴァンフォードのおかげとは言えませんが、ラインの抵抗感もなく飛距離が5mほど伸びました。
たかが5mと思うかもしれませんが、その5mで釣果が変わってくることもあります。
実際にフルキャストした先でフォール中にイカが抱いてくることもありました。あと5mが届かなかったらこのイカは釣れていなかったでしょう。
ラクラク引き寄せるパワーがある
ヴァンフォードの巻き心地は非常にスムーズで、ブレる感じもカクカクした感じもありません。
前に使っていたリールは大きめ(700g程度)のイカを寄せるとき、ギヤが締め付けられているような抵抗感でカクカクした感じがありました。
「こんなものなのか」と思っていましたが、ヴァンフォードではそんなことはありません。
大きめのイカでも鼻歌交じりで引き寄せる余裕のパワーがあります。
実釣で使ってみて「気になったところ」
悪いところを簡単に説明します。
まずドラグがですね「ジッ!ジーーーー」みたいな感じで、最初が重たい?硬い?感じです。
※2シーズン目に入るとドラグもなめらかになってきました。
あとラインを引っ掛ける所ですが、まあ引っ掛けにくい。糸絡み防止のためだと思うのですが、スプールの表面より引っ込んでて両手の指を器用に使わないと引っ掛けることはできません。
まあ悪いところは気にしなければ、なんてことないですけどね。
ヴァンフォードに対する世間の評判は?
ここまでぼくのインプレをご紹介してきました。
ぼくだけではなくて世間の評判も気になるところですよね。ちょっとショッピングサイトの評価とクチコミを見てみましょう。
- 自重の軽さ、巻きの軽さはお値段以上です。
- 不安になるぐらい軽いですが、巻きのブレやガタツキもなく剛性もしっかりしています。
- この値段でヴァンキッシュに近い操作感は圧巻です。
- ハイエンドモデルもいいけどヴァンフォードでも十分高級感は味わえます。
- 中級者レベルにはもってこいのリールです。もちろん上級者や初心者にもおすすめします。
- 数回使用したら壊れた。個体の差があるのか。
- 軽すぎるので機械感と言うか所有感と言うか、金属好きには物足りない。
- デザインは好みもあるだろうけど・・・
良い評価で多いのはやっぱり軽さ・使いやすさですね。
悪い評価の方はというと、ギヤがどうのこうのとかベアリングがどうのこうのとかといった専門的なウンチクを垂れる人が多い印象です。その辺は無視しましょう。
ギヤやベアリングにこだわるなら中堅機のヴァンフォードではなくて、ステラやヴァンキッシュなどのハイエンドモデルを買ってくださいって話ですから。
上位モデルとの違いはなに?スペックを比べてみよう
ぼくは記事の冒頭でヴァンフォードのことを「ハイエンドモデルのヴァンキッシュと比べてもスペック自体ほとんど変わらず、値段は半額以下のコスパ最強モデル」と言いました。
この言葉を証明するため、ヴァンフォードの上位モデルである「ヴァンキッシュ」と「セフィアXR」のスペックと比較してみましょう。
いかにヴァンフォードが買いなのかがわかるはずです。
\ヴァンフォードと上位モデルとの比較表/
画 像 | ヴァンキッシュC3000SDH | ヴァンフォードC3000SDH | セフィアXRC3000SDH |
自重(g) | 175 | 180 | 185 |
ギヤ比 | 5.3 | 5.3 | 5.3 |
実用ドラグ力(kg) | 3.5 | 3.5 | 3.5 |
最大ドラグ力(kg) | 9 | 9 | 9 |
スプール径/ストローク (mm) | 47/17 | 47/17 | 47/17 |
糸巻量(号-m) | 0.6-200,0.8-150,1-120 | 0.6-200,0.8-150,1-120 | 0.6-200,0.8-150,1-120 |
最大巻上長 (cm/ハンドル1回転) | 78 | 78 | 78 |
ハンドル長さ(mm) | 45 | 45 | 45 |
ベアリング数BB/ローラ― | 13/1 | 9/1 | 9/1 |
参考価格(税込) | ¥51,253 | ¥22,800円 | ¥26,900 |
ぶっちゃけスペックはほぼ同じ
「じゃあ、なにが違うの?」と疑問が湧いてくると思います。
スペックはほぼ同じなのにこの価格差が生じるのは「部品」の違いです。
ヴァンフォードの上位モデルの「ヴァンキッシュ」「セフィアXR」は、ボディの軽量化や剛性、そしてネジひとつにもこだわりをもって作り込まれています。
一つひとつの部品から作り込み、微調整に至るまでの過程が価格差として生じているわけです。
確かに巻き心地やドラグ性能、ボディの剛性などを比べると、わずかな差ですが「ヴァンキッシュ」や「セフィアXR」のほうが上です。
しかし、そのわずかな差が実釣に影響を与えるかと言うと、そんなことはないと思います。
逆に言えば、わずかな差しかないなら『ヴァンフォードは優秀ですよね』ってことになるのです。
【おすすめ】エギング用にヴァンフォードC3000SDHはゼッタイ買い
ヴァンフォードと他のリールで迷っているなら、絶対にヴァンフォードがおすすめ。
ヴァンキッシュとほぼ同じ性能のリールを半額以下で手に入れられるのはヴァンフォードしかありません。
どうしてもヴァンキッシュが欲しいのなら別ですが、、、
コロナの影響でエギングにも人気が集まり、ヴァンフォードも注目され品薄になることも予想されます。円高の影響で海外部品が高騰してヴァンフォードも値上がりすることも予想されます。
今ならまだ在庫が残っている状況ですので、お買い求めはお早めに。
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