【ポイントは紫外線と風】庭の常設テントはこれ!素材と形状の選び方

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常設テントの重要な選び方
この記事で解決できるお悩み
  • 出したりしまったりがめんどくさい!
  • テントって張りっぱなしでも大丈夫?
  • 常設テントってどんなのがいいの?
こう

こんな悩みを解決する記事を書きました。

「庭にテントを張りたいな~」って思っている方はけっこういるはずです。常設テントを張ることができれば、アウトドアをいつでも手軽に楽しむことができますよね!

ただ、数ヶ月もの間、庭にテントを張っておくためには『重要なポイント』がいくつかあります。

そこで今回この記事では、『庭に張る常設テントの正しい選び方』を解説していきます。

庭でのキャンプやBBQ、リラックススペースとして常設テントを快適に利用するために、正しいテントを選びましょう!

目次

常設テント『重要なポイント』長持ちの秘訣

どうせ買うなら、丈夫で長持ちするテントがいいですよね。

こう

ひと夏でダメになったらもったいない!

テントが長持ちするかどうかは「紫外線」と「風」と「火」への耐久性が重要になってきます。

テントを長持ちさせるポイント3つ
  • 紫外線

この3点への耐久性を上げることで、テントが長持ちします。

テントは「紫外線」で劣化する

日差しは避けられない

テント生地が劣化する主な原因は紫外線。

紫外線劣化を防止するコーティングがされていない素材だと、ひと夏で色あせ、パリパリになって破れます。

ただ、コーティングがしてあるからといって劣化しないわけでなく、コーティング自体が紫外線や水分、時間経過によって劣化するので、生地そのものに影響がでるのも時間の問題です。

ちなみに、ポリエステルやナイロン生地は、製造させた時点からなにもしなくても劣化が進行していきます。

ぼち子

それじゃあ、劣化は避けられないの?

太陽の下にある限り、紫外線劣化の影響は免れません。

ですが、コーティングではなく「生地そのものが紫外線に強い」ポリコットン(TC)という素材があります。(あとで詳しく解説します)

損傷の原因の多くは「風」

予想外の風が吹くときがある

テントが壊れる主な原因は風。

風に弱い形状のテントだと、あっと言う間に飛ばされ、ポールが折れたり曲がったり。

テント生地そのものが薄かったり劣化していると、強風によりロープを引っかける部分がちぎれたり、生地が「ギャーッ」と悲鳴をあげて裂けたりします。

こう

テントが避ける音はマジでビビりますよ!

風でテントが飛ぶと、ケガにもつながりますし、もし道路や線路に飛んだり、お隣さんの家や車に当たったら損害賠償にもなりかねません。

なので、常設テントは風に強い形状のテントを選び、ロープやペグを丈夫なものに換えるなどの措置が必要です。

あと、ワンタッチタープテントなんかも便利なのですが、めちゃくちゃ風に弱いです。なので、ワンタッチタープテントは庭の常設テントには不向きです。

「火」の粉で穴が空いたり燃えたりする

せっかくテントを張るなら火を使いたいですよね
こう

庭にテントを張ったらバーベキューがしたくなりますよね!

一般的なテントの素材は「ナイロン」や「ポリエステル」です。

想像はつくと思いますが、ナイロンやポリエステルは熱で溶けたり、穴が空いたり、燃えたりします。

たとえ小さな穴でも、雨漏りをしたり、その部分が弱点となって裂ける原因になります。

テントの下でBBQや焚き火などを行う場合には、火に強い素材のテントを選ぶことが重要になってきます。

常設テントの正しい選び方

ここでは、前章の「重要ポイント」をおさらいしながら、常設テントの正しい選び方を解説していきます。

庭に常設するテントに必要な要素は

  • 庭の広さに応じたサイズ
  • 風に強い形状
  • 紫外線や火に強い素材

この3点を意識すれば、最適な常設テントを選ぶことができます。

それでは、詳しく解説していきます。

庭の広さに応じた大きさ

本体サイズではテントは張れない

庭のスペースに合わせて、適切なサイズのテントを選びましょう。

テントが庭のサイズに合わないと、設置ができない可能性があります。

テントは組み立てた本体のサイズのほかに、テントを張るためのロープの設置スペースが必要になります。

こう

テントを張るためには予想以上の広さが必要!

ロープをテントからどの程度離した場所に設置するかは、テントのタイプ・形状によってことなりますが、おおむね1m~2mの距離は必要です。

なので、テント本体の外周に1m~2mの余白や人が歩くスペースも考慮して、テントのサイズを選ぶようにしましょう。

風に強い形状

風に強い・弱いは、テントの形状に左右されます。

テントには主に8タイプの形状があります。

テントのタイプ
  • ワンタッチテント
  • パップテント
  • ドームテント
  • ワンポールテント
  • トンネルテント
  • ベル型テント
  • ツールームテント
  • ロッジテント

それぞれのテントの特徴を表にまとめると

スクロールできます
項 目ワンタッチテントパップテントドームテントワンポールテントトンネルテントベル型テントツールームテントロッジテント
画 像
出典:DOD

出典:Amazon

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サイズ感小さめ小さめ~中くらい小さめ~中くらい大きめ大きめ~巨大大きめ~巨大大きめ~巨大大きめ~巨大
設営のしやすさすごくしやすいしやすいしやすい慣れがいるちょっと大変ちょっと大変大変大変
重 さ軽め軽め軽め~ふつう軽め~ふつう重たいふつう~重たい重たい重たい
風に対する強さ弱いまあまあ強いふつう強い弱いまあまあ弱い
特 徴・ワンタッチなので簡単
・ソロ~デュオがメイン
・フレームが細いので弱い
・変幻自在
・設営が簡単
・単体で寝るのは不向き
・アレンジ次第で風に強い
・定番中の定番
・いちばん風に強い形状
・色、デザインが豊富
・人気のテント
・意外と設営が難しい
・大きさのわりに狭い
・じわじわと人気
・快適な居住空間
・対候性◎
・ペグの数がハンパない
・初心者には不向き
・移住民族の気分
・快適性は◎
・部品が多く設営が大変
・まるで家
・背が高いので快適
・風に弱い
テントのタイプ別特徴

風に強い形状のテントは主に4タイプ

風に強いテント4タイプ
  • パップテント
  • ドームテント
  • トンネルテント
  • ツールームテント

庭にテントを常設する場合、突然、風が強く吹くことも想定して「風に強い4タイプ」の中から選ぶことをおすすめします。

あと、テントに付属のロープやペグは、細くて強度不足。

長期間設置するものですから、ロープやペグも太くて丈夫なものを用意しましょう。

風に強いと言ってもテントはテント。台風など強風・暴風が予想される場合は、早めに撤去しましょう!

紫外線や火に強い素材

『重要なポイント』のところでちらっと話をしましたが、紫外線や火に強い素材は「ポリコットン(TC)素材」です。

テント生地の素材は主に4種類あります。

  • ナイロン
  • ポリエステル
  • ポリコットン(TC)⇐おすすめ
  • コットン

それぞれの特徴を表にまとめると

ナイロンポリエステルポリコットン(TC)コットン
・軽量ですぐ乾く
・耐水性◎
・紫外線、火や熱に弱い
・高価
・もっとも一般的
・バランスの取れた素材
・紫外線、火や熱に弱い
・リーズナブル
・通気性や吸湿性に優れる
・乾きにくい
・紫外線、火や熱に強い
・遮光性が高い
・通気性や吸湿性に優れる
・天然素材で質感◎
・乾きにくくカビやすい
・秋や冬の寒い時期に最適
テント素材の特徴

ポリコットン(TC)は、ポリエステルとコットンを混ぜ合わせた素材です。

分厚い素材なのでナイロンやポリエステルでは防げない真夏の日差しでも、濃い影をつくることができ通気性もバツグンなので夏でも快適に過ごせます。

紫外線や火の粉にも強く、長期間出しっぱなしにする庭の常設テントにピッタリ!

こう

雨に弱いと言われていますが、そうではありません。

耐水性の数字だけみると、ナイロンやポリエステルに劣る気がしますが、コットン素材は湿気を含むと繊維がふくれて密になるので、実は雨を通しにくい素材なのです。

参考記事:【40時間耐水性能試験】TC素材×雨!ポリコットン製ロックシールドTCは大丈夫?

ポリコットン(TC)のテントは下の記事でご紹介しています。

【まとめ】常設テントは強いに限る!

庭に常設するテントの重要なポイントは

  • 庭に応じたサイズ
  • 風に強い形状
  • 紫外線や火に強い素材

この3つでしたね。

ひと夏で「ボロボロになっちゃった!」なんてことのないように、しっかりとしたテントを選びましょう!

出したりしまったりがめんどうでなければ、ワンタッチタープテントもおすすめです。

常設テントの重要な選び方

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