ない物は、買う前に自分で作れないか考える!
いま思いついたぼくのモットーです。
今回は、車のトランクの棚に使ってたアングルと、友達からもらった木の板を使ってアウトドアテーブルをつくりました。
適当につくったわりになかなか良い具合にできたのでご紹介していきます。
ホームセンターで買える材料ばかりなので、参考にしてもらえれば幸いです。
まずは完成したアングルテーブルをご紹介
- 右側:薪が置けるテーブル
- 左側:クーラーボックススタンド
なかなかいいね!
薪ラック兼用アウトドアテーブル
薪を地面に置いておくと、虫が潜り込んだりしてイヤですよね。
地面が濡れていたら薪も濡れるし
折りたたみのできる薪ラックテーブルも探せば売っているのですが、庭キャンプでは買うほどではないと思ってつくりました。
焚き火のそばにあると、薪をくべるのも楽だし、斧やナタ、手ぶくろなどの焚き火ギアを「ポンッ」と置いておけるので便利に。
サイズは、幅60×奥行28.3×高さ47.7cm。板の厚みは、19mm。
クーラーボックススタンド
何気に汚れやすいクーラーボックスの底。
気にせず車に積んだり家に持って入ると、引っ付いた泥や葉っぱで汚れますよね。
クーラーボックススタンドがあれば汚れ防止にもなるし、地表面からの熱を防いでくれるので保冷効果が高くなる。
ただ、これまたクーラーボックス専用スタンドを買うのもあれだし、クーラーボックスを使わないときの用途が思いつかないから「低いテーブルをつくっちゃえ!」と思いつきました。
サイズは、幅60×奥行23×高さ18.6cm。板の厚みは、19mm。
アングルでつくるアウトドアテーブルの基本レシピ
アングルテーブルはアングル棚で使う材料そのもの。
ホームセンターの家具コーナーとか建築金物コーナーとかに置いてあります。
ここでは、ぼくのつくった「薪ラック兼用アウトドアテーブル」をもとに、必要な材料と作り方をかんたんに解説していきます。
アングルテーブルに必要な材料
【材料表】
材料名 | 規格・寸法 | 数 量 | 揃えた場合の金額(参考) |
---|---|---|---|
天板 | 長さ60cm×幅28.3cm×厚さ19mm | 1枚 | 1,500円 |
30型アングル | 長さ60cm | 2本 | 838円 |
〃 | 長さ45cm | 4本 | 1,464円 |
ブレスパイプ | 長さ60cm | 2本 | 1,400円 |
〃 | 長さ45cm | 2本 | 1,200円 |
コーナープレート | 30型用 | 4枚 | 300円 |
アングルキャップ | 30型用 | 4個 | 261円 |
ボルト・ナット | M6×12mm | 32セット | 840円 |
トラスネジ | M6×35mm | 4セット | 250円 |
合計金額(参考) | 8,053円 |
材料を揃えると意外とお高いですね(汗)
これならキャンピングムーンやチルキャンピングのフィールドラックセットを買ったほうがお得かもしれませんね。
ちなみに、アングルの長さは規格で決まっています。
- 300mm
- 450mm
- 600mm
- 900mm
- 1200mm
- 1500mm
今回のテーブルサイズ「幅60cm×奥行28.3cm×高さ47.7cm」より小さめサイズだと少しは安くできるかもしれませんね。
ちなみに、背の低いクーラーボックススタンドは、300mmのアングルを半分に切断して脚にしています。
アングルテーブルに必要な工具
アングルテーブルを組み立てるのに必要な工具はつぎの4つ。
- 10mmのスパナかレンチ、またはモンキー(どれでもいいので2本)
- プラスドライバー
- 直径6.5mm~7mmの木工用ドリル(手動でも)
- のこぎり(板を切断するなら)
10mmのスパナかレンチ、またはモンキー
M6のボルト・ナットを締めるのには「10mm」のスパナかレンチ、またはモンキーを使います。
基本、ナットを締めるのですが、ボルトもいっしょに回ってしまうこともあるので2本用意しましょう。
プラスドライバー
トラスネジの頭の丸い部分はだいたいプラスドライバーです。(トラスネジによっては、六角の穴もありますのでご注意を)
木工用ドリル
天板にM6のトラスネジを通す穴をあけるために使います。
電動ドリルがあれば簡単ですが、ない場合には手動でもいいのでドリルを準備しましょう。
最近では、電動工具の貸し出しをしているホームセンターもあります。比較的安い金額で借りられるので活用するのも手ですね。
のこぎり
天板を切断するために使います。
これも電動丸ノコがあれば早いです。でもまあ、厚さ19mmぐらいの板なら手ノコでも切れますので準備しましょう。
ホームセンターで好きな寸法に切断してくれるサービスもありますよ。
アングルテーブルのつくり方
組立途中の写真は撮ってないですが・・・。
フレームアングルと脚アングルにコーナープレートを挟んでコの字に組み立てます。
天板に組み立てたアングルを当て4ヶ所に印をつけます。
ドリルでなるべく垂直になるように穴を開け、トラスネジで固定します。
脚が短くて安定している場合はブレスパイプの取り付けは必要ありません。(脚の長さ30cmぐらいまでかな?)
今回の薪ラック兼用アウトドアケーブルは脚の長さが45cm。なので、補強と薪置きを兼ねてブレスパイプをつけました。
【まとめ】庭キャンプはDIYも楽しもう!
上の写真、けっこうDIYです。
今回ご紹介したアングルテーブルにアングルスタンド、イスの真横にあるのはビールケーステーブル。写真の右にあるのはさらに余ったアングルでつくった焚き火スタンド。
ちなみに、焚き火台は車の鉄チンホイールです。
写真には写っていませんが、ほかにもコンクリートブロックでつくったピザ釜や廃材でつくった薪棚もあります。
ない物は、買う前に自分で作れないか考える!
ただ、つくるより買ったほうが安い場合もあるのでご注意を!
以上!現場からでした。