お酒をスパークリングワインに変えるだけで、おとなの雰囲気漂う「ちょっとリッチ」なバーベキューに変身します。

なんで?



バーベキューにワインが出てきたら「うぉーっ!なんかリッチ!」ってなるでしょ。
スパークリングワインは渋みやクセがなくて甘めの微炭酸系だから、ぼくみたいにふつうの赤白ワインが苦手な人でも、ビールやすっぱいレモンチューハイが苦手な人も飲みやすいお酒です。
シャンパンを代表とするスパークリングワインは、高級なイメージがありますよね。
でも実は、本物のシャンパンでも3千円前後で買えるものもあるし、スパークリングワインも1,000円以下で買えるので、インパクトがある割にコスパに優れています。
(シャンパンとスパークリングワインの違いは、つぎの章でちょこっと解説します)



しかも、1,000円前後のスパークリングワインもふつうにうまい!
今回この記事では、バーベキューをはじめとするアウトドア全般で、『スパークリングワインをおいしく飲むためのコツ』をお話していきます。
これからの定番となる『おとなBBQスタイル』を、スパークリングワインからはじめていきましょう!
シャンパンはスパークリングワインの一種


スパークリングワインは、炭酸ガスを中に閉じ込めた発泡性ワインの総称です。
スパークリングワイン(発泡性ワイン)でもっとも有名なシャンパン。
- フランスのシャンパーニュ地方で造られる
- 特定のブドウで造られる
- きびしい規定をクリアしたワイン
この3つのきびしい条件をクリアしたスパークリングワインがシャンパンです。



シャンパンは、徹底した管理のもとで造らるワインだから高いんですね!
シャンパン以外のスパークリングワインは
生 産 国 | ワインの名称 |
---|---|
イタリア | スプマンテ(Spumante) |
スペイン | エスプモーソ(Espumoso) |
〃 | カヴァ(Cava) |
ドイツ | シャウムヴァイン(Scbaumwein) |
〃 | ゼクト(Sekt) |
フランス | ヴァンムスー(Vin Mousseux) |
〃 | クレマン(Cremant) |
スパークリングワインなんてふだん飲まないから、名前を聞いても「ピンっ」とこないですよね。
この記事の後半で「バーベキューにおすすめな安くて飲みやすいスパークリングワイン」を3つほど厳選してご紹介します。
BBQでスパークリングワインをおいしく飲むコツ


コツと言っても、かんたん。
ふつうは室内で飲むスパークリングワインを、外でおいしく飲むためのコツはつぎの3つ。
- 持ち運び
- よく冷やす
- グラス選び
深掘りして解説します。
ビンが割れないように運び方を工夫する


「ボトルが割れちゃった!」なんてことになったら



たのしい雰囲気が一瞬で台無しですよね!



おいしく飲む以前の問題
スパークリングワインのボトルは、分厚くてなかなか割れない感じがするけど「やっぱりガラス」なので割れます。
とくに、注ぎ口からネックまでの部分は割れやすいです。
なので、車での移動や持ち歩くときに、転がったり倒したり落としたりしないようにしないといけません。
バーベキュー食材や飲み物を入れるクーラーボックスに余裕があるなら、スパークリングワインをいっしょに入れてもOK!
ただ、倒れたり、ビン同士がぶつかったりしないように注意してくださいね。



クーラーボックスに余裕がないんだけど!
そんな方には「ワイン専用の保冷バッグ」がおすすめ!
ワイン用の保冷バッグは、外側や仕切りがクッション素材なので、万が一ぶつかっても簡単にボトルが割れることはありません。


ワイン用の保冷バッグには1~6本用があります。
2リットルのペットボトルも入るので、家族でバーベキューをするなら4本用ぐらいがベストだと思います。


スパークリングワインは「キンキン」に冷やすべし!


スパークリングワインは「ここまでするか!」ってぐらい冷やしたほうがうまいです!
バーベキュー会場に到着したら、まずスパークリングワインを冷やしましょう!



冷やし方が不十分だと、コルクを抜いたとき吹き出します。
クーラーボックスに入れて持ってきていて、十分に冷えているならそのままで大丈夫です。
冷えがいまいちなら、バケツやクーラーボックスに氷水をつくってボトルをぶち込めばOK。
氷水に塩を振りかけると、より早く冷やすことができます。
バーベキューは暑い季節に外でするものなので、飲んでいる最中にボトルがぬるくなってしまいます。それに、スパークリングワインは、一度コルクを抜いてしまうとフタができないので横にしての保管ができません。
なので、スパークリングワインを立てて冷やせるバケツやクーラーボックス、または専用のワインクーラーがあると便利です。


先ほど紹介した「ワイン用保冷バッグ」に氷水を入れてもいいかもしれませんね。
紙コップじゃ味気ないよね「グラス選び」





シャンパングラスっておしゃれだよね!
確かにシャンパングラスはおしゃれです。
でも、ものすごく割れやすい。さすがにアウトドア向きではありませんよね。
かと言って紙コップじゃ・・・。
個人的におすすめなのは「ステンレス製のシャンパンタンブラー」です。


ステンレス製なのでキズが付きにくくて丈夫。もちろん落としても割れません。
タンブラー形状はシャンパングラスと比べて背が低いので、引っかかって倒すリスクも減らせます。



ビールもジュースもシャンパンタンブラー1つでOK!荷物が減らせますね。
TAKEYAのシャンパンフルートは、ステンレス真空断熱二重構造で保冷効果バツグン!キャンプやBBQなどのアウトドアに最適です。


【番外編】女性も飲みやすい!スパークリングワインでつくるカクテル3選


スパークリングワインでカクテルができるって知ってましたか?
ジュースと混ぜるだけでオシャレなカクテルになるので、ぜひお試しあれ!
ご紹介するカクテルはつぎの3つ。
- オレンジジュースでつくる『ミモザ』
- ピーチネクターでつくる『ベリーニ』
- カシスリキュールでつくる『キール・ロワイヤル』
オレンジジュースでつくる『ミモザ』


オレンジジュースのさっぱり爽快感がうれしいミモザ。
アルコールが度数が下がって女性にも飲みやすくやさしいカクテルです。
<分量>
- スパークリングワイン 1/2
- オレンジジュース 1/2
<つくり方>
スパークリングワインとオレンジジュースをよく冷やしておきます。
グラスにオレンジジュースを半分、スパークリングワイン半分を入れ、軽く混ぜればできあがり!
ちなみに、グレープフルーツジュースで割ると『ホワイトミモザ』になります。
ピーチネクターでつくる『ベリーニ』


ピーチネクターの上品な甘さが際立つカクテル。
アルコールの苦手な方も飲みやすい。
<分量>
- スパークリングワイン 2/3
- ピーチネクター 1/3
- グレナデンシロップ 小さじ1
※グレナデンシロップとは、ザクロ果汁の入った赤いシロップです。スーパーのお酒売り場などに置いてあります。
<つくり方>
スパークリングワインとピーチネクターをよく冷やしておきます。
グラスにピーチネクターを1/3とグレナデンシロップを注ぎ、よく混ぜます。スパークリングワインをグラスいっぱいまで注いだら完成。
カシスリキュールでつくる『キール・ロワイヤル』


スパークリングワインとカシスリキュールでつくるカクテルなので、アルコール度数が9~12%と高くなります。
なので、アルコールに強い女性におすすめ!
<分量>
- スパークリングワイン 4/5
- カシスリキュール 1/5
※カシスリキュールはスーパーなどのお酒売り場に置いてあります。(下の写真のビン)


<つくり方>
スパークリングワインとカシスリキュールをよく冷やしておきます。
グラスにカシスリキュールを1/5ほど注ぎ、スパークリングワインをグラスいっぱいまで注いで、よく混ぜたら完成。
カシスリキュールをオレンジジュースで割ると『カシスオレンジ』、グレープフルーツジュースで割ると『カシスグレープ』になります。
スパークリングワインとカシスリキュール、オレンジジュースかグレープフルーツジュースを揃えておけば、お酒のバリエーションが増えて盛り上がりますよ!
バーベキューにおすすめ!安くて飲みやすいスパークリングワイン3選


まずはじめに!



BBQに高級なシャンパンはいりません!
フルボトル(750ml)で1,000円前後のデイリーワインで十分です。
バーベキューは気兼ねなくゴクゴク飲めるスパークリングワインのほうが盛り上がります。



遠慮してチビチビ飲んでも楽しくないもんね!
ここでは、ぼくがおすすめする「安くておいしくて、みんなが飲みやすいスパークリングワインを3本ご紹介します。
ぼくは味には詳しくないですが、3本とも甘くてさっぱりしてて、どれも似たような感じでとても飲みやすいワインです。
ガンチア アスティ スプマンテ




マルティーニ アスティ スプマンテ




カンティ モスカート スプマント




【まとめ】スパークリングワインで『おとなBBQ』を楽しもう!


安いスパークリングワインなら1,000円前後で買えます。



リーズナブルと言えども侮れません!
安くて飲みやすくておいしい。
バーベキューが盛り上がること間違いなしですね。
スパークリングワインをおいしく飲むコツは
- 割れないように持ち運ぶ
- キンキンに冷やす
- グラスにこだわってみる
これでけでリッチな気分が味わえて『おとなBBQ』を楽しめます。
つぎのバーベキューからスパークリングワインを用意して、ご自身が楽しむのもヨシ!仲間や家族と楽しむのもヨシ!
ちょっと違うバーベキューを演出していきましょう!