2WDのプロボックスは雪道に弱い!「現場に行くならやっぱり4WD」

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2WDのプロボックスに乗り出して2回目の冬を迎えたわけですが、正直「FF駆動のプロボックスは雪道に弱い」です。

とても除雪をしていない道を走って、会社や現場に行く気にはなれません。

私は今まで、自家用車と社用車を合わせて7台の自動車に乗ってきました。中にはFRのセダン、FRのミニバンもあります。今、妻の自動車はFFです。ハッキリ言いますが、雪道の走破性はプロボックスが一番弱いです。

雪が積もる地域にお住まいでプロボックスに買い替えを検討している方、悪いことは言いません。

絶対に4WDを購入したほうが安心です。

今回この記事では、プロボックスの雪道走行についてお話します。

目次

プロボックスの2WDは雪道に弱い

バランスが悪いのか平坦な道でも発進が弱い

商用車だけに、荷物を載せることを前提に前後のバランスをとっているのでしょう。雪道でのバランスがものすごく悪い気がします。

しかも、排気量が小さくパワーがないのに、重量だけは一人前。

雪がない道路ではバランスもパワーも重量も、さほど気にはならないのですが、雪道ではその影響がモロにでて、発進でさえものすごく気を使います。

VSC・TRCが邪魔をする

  • VSC:横滑り制御機能
  • TRC:タイヤ空転抑制機能

とにかくこの2つの機能が走行の邪魔をしてくれます。

信号のない交差点から大通りに出るとき、勢いをつけたいのにこの機能が邪魔をしてアクセルを踏んでもパワーがタイヤに伝わらず、大通りに出るまでに時間がかかります。

なので、普段の感覚で発進すると横から来た自動車とぶつかるんじゃないかとヒヤヒヤします。

また、坂道発進でもこの機能が働いてしまうと、坂道をなかなか上がらない、途中で止まってしまうのではないかと不安になります。実際に坂道の途中で止まると、先に進めなくなる可能性もあります。

車高が低いのでカメになる

プロボックスの最低地上高は14cmです。

2WDで新雪の場合でも15cmまでならなんとか走行できるかなと言う感じがしますが、雪が凍結した後の15cmならアウトです。

4WDならカメになったとしても、なんとか強引に脱出できますが、2WDならお腹の下の雪を掘り出さなければ脱出は無理でしょう。

だから2WDの場合、20cmも積もれば完全に走行不能。除雪車が走ってくれるまでは、自宅から出ることもできません。

プロボックスに限らず、雪国では4WDが安心

わたしの住む地域は、多いときで50cmぐらいの積雪があります。

2WDでも除雪してある道ならなんとか通ることができて、会社や買い物などはできる状態です。

しかし、細い道や駐車場の出入口には雪が溜まり、2WDではとても走ることはできません。

雪が溶け出すころには道路はガタガタになり、2WDの自動車は足を取られスタックする可能性が大きくなります。

インターネットを見てみると「雪国でも2WDで十分」と言うような投稿などを見かけますが、20年以上雪道運転の経験のあるわたしの意見としては、やはり雪国では4WDのほうが安心して運転できますね。

4WDならちょっとやそっとした雪でも十分に運転は可能です。

何年も怖い思い、不安な思いをするぐらいなら、ちょっと高くても4WDを購入したほうが無難でしょう。

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