高品質・低価格で評判のLEDライトメーカー「GENTOS(ジェントス)」
今回はジェントスのW STARシリーズの中堅モデルである「WS-243HD」を、ナイトエギング用に購入したのでレビューしたい。
ジェントスWS-243HDを選んだ理由
数あるLEDヘッドライトがある中、どうして私がジェントスのWS-243HDを選んだか、その理由をお話しよう。
今まで使っていたヘッドライトが暗くなったと感じた
私は今まで、タカミヤの REAL METHOD 5WハイパワーLEDヘッドライト というヘッドライトを使っていた。
このレビューを書くまでは知らなかったが、タカミヤは釣り具メーカーらしい。
明るさは250ルーメン、最大照射距離150mで、カタログ値はまあまあの性能であるが、最近暗くなってきたと感じたのだ。
暗い中、磯場やゴロタ石の上を歩く私にとって、ヘッドライトは命そのもの。
だから買い替えを決意したのである。
なぜゼクサスではなくジェントスを選んだのか
答えは「過不足なく照らせる性能」と「安い」である。
もう一つのメーカー「ゼクサス」と比較検討したが、確かにゼクサスのLEDヘッドライトは釣り用に開発されていることもあって高性能である。
しかし、私が必要としない機能が盛りだくさんで重たい、しかも値段が高い。
重量が約300gもあるためネックベルトを売りにしているが、首にヘッドライトをぶら下げても見たい所は照らせないため、逆に不便と感じる。
そのため私は、必要な機能だけが備わっていて安価なジェントスを選んだのである。
WS-243HDを選んだ理由
ジェントスのWS-243HDには、私の欲しい性能・機能がすべて備わっていた。
私がこだわった性能・機能は
- 明るさ300ルーメン以上
- 最大照射距離150m以上
- スポット・ワイド切り替え
- サブ赤色LED
- 上下の角度調整
- 耐久性(防塵・防滴・落下耐久)
エギングに使うならこのぐらいの性能・機能は欲しいところ。
こんな私のわがままをすべて聞いてくれたのがWS-243HDである。
ジェントスWS-243HDは新しい相棒にふさわしいのか
まずは簡単にスペックを紹介しよう。
- 明るさ:580lm・260lm・35lm・赤色LED10lm
- 実用点灯時間:High2.5時間・Mid5.5時間・Eco25時間・赤色LED19時間
- 最大照射距離:162m
- スポット・ワイドの無段階調整
- 可動式ヘッド
- 使用電池:単4形アルカリ電池か専用充電池(別売)
- エネループ使用可
- 耐塵防滴性能:IP64
- 2m落下耐久
- 重量:118g(電池含む)
- 購入価格:2,580円(税込)(送料無料)
見た目や作りは安さが残る
やはり安いだけのことはある。
見た目や作りは安さが否めないところであるが、こんなものであろう。
ヘッドライトに高級感はいらないのだ。
電池カバーの防水性能に不安を感じる
確かにライト本体はIP64に準拠した性能かもしれない。
だが本体上部のフタを開けた部分が電池を装着する所だが、水が浸入しそうな感じはする。
まあ滅多に雨降りエギングはしないから良しとしよう。
肝心の明るさはどうなのか
実際に暗闇を照らしてみた。
さすがに580ルーメンのスポット照射は明るすぎるほど明るい。
歩くだけならMidモードのワイド照射で十分である。
ちなみに下の写真が今まで使っていた250ルーメンのヘッドライトである。
写真では分かりにくいがWS-243HDのEcoモード(35lm)のスポット照射と大差がない感じだ。
サブの赤色LEDも10lmだが結構明るい。
暗闇のエギングではこの赤色LEDが安心感をもたらせてくれる。
ラインの結び直しは厳しいかもしれないが、エギの交換ぐらいなら十分である。
実用点灯時間は軽さと引き換えか
WS-243HDは単4形アルカリ電池を3本使用する。
この使用電池が軽さを実現するが、やはり単4形アルカリ電池3本は容量が小さく実用点灯時間は短い。
実用点灯時間:High2.5時間・Mid5.5時間・Eco25時間・赤色LED19時間
1回のナイトエギングを4時間するとして、だいたい3回~4回ぐらいの釣行は可能だと計算できる。
しかし途中で電池が切れたら大変だ。実際のエギングでは電池の残量に注意が必要である。
だが3回に1回、4回に1回の電池交換はコスト面に負担がかかる。
ここでおすすめなのが、エネループプロである。
充電して繰り返して使えるのため、コストを抑えることが可能であり、電池の処分にも困らない。
なのでWS-243HDにエネループプロは必須である。
まとめ
ジェントスのヘッドライト「WS-243HD」は電池残量に注意が必要であるが、エネループプロである程度解決できる。
私が思うにエギングに必要な要件はすべて満たしていると言えよう。
ナイトエギングの新たな相棒として、大いに活躍してくれることを期待したい。