外仕事ではサングラスが必需品になる「強い紫外線から目を守るサングラスの選び方」

外国では、小さいお子さんからお年寄りまで、当たり前にサングラスをしています。

ですが日本では、まだまだサングラスの着用率が低く、紫外線による目への影響を軽く見ているところがあります。

なぜ外国と日本では、これほどまでにズレがあるかと言うと、外国ではサングラスは紫外線から目を守るアイテムとされ、日本ではオシャレなアイテムとか、車を運転する時にまぶしいからかけるぐらいの認識しかありません。

この認識の違いが

  • カッコつけていると思われたくない。
  • サングラスが似合わないからイヤだ。

なんて思う原因になっています。

みんな日焼け止めクリームは一生懸命塗るのに、なぜサングラスをかけないの?って思いませんか。

恰好とか、似合う似合わないの問題ではないのです。

特に土木現場などで、一日中外で仕事をする人なんかは、絶対にサングラスをしたほうがいいです。

ぼくも40代になってから目の悪さが現れてきました。

そこで今回この記事では、サングラスの選び方や紫外線が目にあたえる影響についてお話します。

目次

サングラスの選び方

サングラスいろいろ

ここまでの話で、サングラスの重要性が分かったと思います。

ここからは、紫外線をカットするためのサングラスの選び方をお話します。

サングラスは必ずUVカット性能のあるものを選ぶ

UVカット

色の濃いレンズの方が紫外線をカットできると勘違いしている人がいますが、間違いです。

レンズの色の濃さと紫外線カット性能は関係ありません。

紫外線カット性能がない色の濃いサングラスをかけると、瞳孔が開き、より多くの紫外線が目から入って悪影響を及ぼします。

サングラスを購入する際は、「紫外線透過率」「紫外線カット率」を目安にしてください。

紫外線透過率と紫外線カット率

紫外線透過率とは、紫外線がどのぐらい透過するのかを表した数値で、低い数値の方が性能が高いことを示しています。例えば、紫外線透過率1.0%以下なら、紫外線カット率は99%以上となります。

紫外線カット率とは、紫外線をどのぐらい防ぐことができるのかを表した数値で、高い数値の方が性能が高いことを示しています。

現場では、長時間長期間、紫外線に晒されるので、紫外線カット性能の高いレンズをオススメします。

レンズの色の濃さは関係ない。紫外線カット性能の高いレンズを選ぶ。

隙間の少ないサングラスを選ぶ

ピッタリサングラス

紫外線は、太陽から降りそそいだものが直接目に入るだけではなく、地面や建物などで反射、散乱して、サングラスの上下左右の隙間から目に入ってきます。

なのでサングラスは、レンズが大きく、目を覆うような形のものが最適です。

紫外線を防ぐには、オシャレより機能を重視する。

レンズの色、濃さはお好みで

サングラスのカラー

この記事では、土木現場に焦点をあててサングラスの選び方をご紹介しています。

なので、レンズの色や濃さはお好みで構いませんが、レンズの色や濃さでどのような違いがあるか、簡単にご紹介します。

レンズの色での違い

レンズの選び方

レンズの濃さ(可視光線透過率)での違い

レンズの濃さは単純に、薄くなれば明るく見えるけどまぶしい、濃くなればまぶしくないけど暗いといった感じです。

利用シーンの大まかな目安は下の表のとおり

可視光線透過率利用シーン
80%~100%夜間でも使える
30%~80%どんなシーンでも合わせやすい
8%~30%日差しの強い時に
8%以下溶接用
可視光線透過率によるサングラスの利用シーン

レンズの色や濃さはお好みでOKですが、あまりにも濃いレンズを選ぶと利用シーンが限られてしまいます。

仕事用にオススメ!高品質にこだわったGLEN FIELD

グレンフィールド
出典:GLEN FIELD

GLEN FIELD (グレンフィールド) のサングラスは、水面やガラス面の反射を抑える偏光レンズを採用。

高品質にこだわって作られたサングラスは、一般的なオシャレなだけのサングラスとは違い、実戦を想定された機能が充実しており、現場だけではなく、ドライブや釣り、スポーツなど様々なシーンで活躍します。

デザインやレンズの色なども充実、また、レンズのカスタマイズが可能なものもあるため、あたなに必要な性能を兼ね備えたサングラスが手に入ります。

<ゼクー ドリオ 参考価格:21,333円(税込)>

<ゼクー ジールオプティクス 参考価格:24,299円(税込)>

<ゼクー ヴェロセカンド 参考価格:24,803円(税込)>

<ゼクー ヴァンクエックス 参考価格:26,730円(税込)>

目のダメージは確実に蓄積される

紫外線のダメージ

人間の目は、日常生活の紫外線程度なら防ぐ力を持っていますが、外仕事などで長時間紫外線にあたる場合は、目へのダメージは回避することはできません。

長時間、長期間、紫外線を浴び続けるとどうなるのか、見ていきましょう。

いろいろな目の病気になり失明のリスクが高くなる

紫外線を浴び続けると、加齢とともに白内障や黄斑変性症などを発症し、霞んで見えにくい、ぼやけたり歪んで見える、ちょっとした光がまぶしい、視力が著しく低下するなどの眼病を引き起こすリスクが高くなります。

これらの病気が進行してしまうと、メガネなどでは矯正できないため、手術が必要になったり、目の見えにくい状態で日常生活を送らないといけないことになります。

最悪の場合、失明するリスクがあることを覚えておいてください。

目も日焼けする

目も肌といっしょで日焼けします。

強い紫外線を浴びれば、目の細胞が破壊され角膜のダメージにつながると、数時間後には目がしょぼしょぼしたり、涙が止まらなかったり、目が痛い、かゆいなどの症状があらわれます。

また、最近の研究では、目から入った紫外線により、顔や体の肌にシミやソバカスができるというもの。

折角、日焼け止めを塗っていても、目から入った紫外線で肌が日焼けするのです。

紫外線量は毎年増え続けている

蓄積

気象庁の観測によると、紫外線量を観測し始めた1990年以降、年々増え続けているそうです。

<気象庁 紫外線のデータ集>

ですから、最近の夏は日差しがキツイと感じていたのは、あながち間違いではなかったようです。

ultraviolet-rays-graph
出典:気象庁(つくばの紅斑紫外線量年積算値の経年変化)

まとめ

土木現場などで、一日中外で仕事をする人なんかは、絶対にサングラスをしたほうがいいです。

まぶしいだけではなく、紫外線は目の老化を早め、最悪の場合には失明の可能性もあります。

サングラスはただのオシャレではなく、ヘルメットや手袋と同じ保護具なのです。

今からでも遅くありません。

ぜひサングラスを使用して、強い紫外線から目を保護してくださいね。

<日焼け止めやスキンケアも忘れずに>

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