若い現場監督がなめられる理由|結論:偉そうに指示しているだけでは職人はついてこない

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「職人になめられて言うことを聞いてもらえない」

若い現場監督の悩みの1つであり、私も経験者の一人です。

現場の職人さんや運転手さんの中には、素直に言うことを聞いてくれる人もいれば、若いと言うだけで最初からなめてかかってくる人もいます。

若い現場監督がなめられるのは、職人さんたちの人間性によるところも大きいのですが、職人さんの長である職長クラスになると癖が強い人が多いのは確かで、高い確率で若い現場監督はなめられます。

今回は現場監督歴20年以上の私が、「なぜ若い現場監督がなめられるのか」その理由と解決策を考えてみたいと思います。

目次

若い現場監督がなめられる理由

経験と知識が圧倒的に不足している

職人さんから「ここどうなってんの?」と聞かれても、すぐに答えられないことも多いのではないでしょうか?

こう

これはしょうがない

経験の浅い若い現場監督では、経験と知識不足から「現場の完成形がイメージできない」ので、図面には書いていないような細かい部分であったり、周辺との取り合いをどうすればいいのか分からなくて当然です。

しかし職人さんからしてみれば、若くても「監督は監督」ですから、質問に対して答えられない=仕事のできないヤツと見られてしまうのです。

言われるまで動かない(何をしていいのか分からない)

現場監督は職人さんに指示を出すだけが仕事ではありません。

職人さんの動きを見て、職人さんの手が止まらないように次々と段取りをしていかないといけません。

先ほどの「経験と知識の圧倒的な不足」にも関係するのですが、職人さんが次に何をするのかが分かっていないと次の段取りができませんよね。

職人さんから「ここの高さを早く出してくれ」と毎回急かされているようでは、「とろいヤツ」とレッテルを張られてしまうのです。

態度だけは一人前

現場監督は10年間は下積みを経験し、自分が現場のトップとして仕事をこなせるようにならないと一人前と言えません。

勘違いしてはいけないのが「現場監督は偉い立場」ではないこと。

職人さんに対して偉そうに指示だけをしていれば「仕事ができないヤツが偉そうにして」と反感を買うことになります。

実力も無いのに態度だけ一人前ではなめられて当然ですよね。

なめられないための解決策

新入社員ならともかく、入社して3年目ともなれば、現場監督として考えて行動していかなくてはなりません。

いつまで経ってもなめられているのであれば、普段の姿勢を見直す必要があります。

ここでは経験と知識不足は横に置いといて、今からできる解決策をお話します。

同じ現場の先輩に教えてもらう

段取りや準備は先輩の仕事だと思っていませんか?言われたことだけしてればいいと思っていませんか?

先輩の現場監督は工事完成までの工程だったり、これからするべきことが頭の中に入っています。

ですが、1から10まで、あなたに説明はしません。

あなたはせめて2週間ほどの工程を把握し、その中で「どのタイミングでどんなことをしないといけないか」を先輩から教えてもらいましょう。

高さを出すなら設計基準高を計算したり、ポイントを出すなら座標計算をしたり、測量機器をどこにセットすれば見やすいかなど前もって準備ができるはずです。

そして、職人さんが欲しい場所に欲しいタイミングで準備してあれば一目置かれるようになります。

こう

「職人さんに言われる前に」がポイントですよ

図面は持ち歩き中身を把握しておく

職人さんからよく聞かれるのが「図面がよく分からなくって、ここはどうしたいいの?」です。

私の経験上、若い現場監督は先輩任せで図面を見ない人が多いです。

図面の細かい数値まで覚える必要はないのですが、寸法表示や基準高が書いていない場所もあるので、自分だけの手持ちの図面を印刷し、寸法表示などがないところは予め計算して書いておきましょう。

また、図面の見方を把握しておくことが大切です。

この図面はどの断面なのか、どこの部分を表示しているのかをしっかりと覚えて、完成形をイメージする訓練をしてくださいね。

そもそも図面の見方が分からないと現場は進められませんので。

そして職人さんから聞かれたら「ここはこう言うことですよ」と教えてあげるようにしましょう。

こう

ちゃんと図面と向き合えば、色々なものが見えてきますよ

職人さんといっしょに汗を流して覚える

職人さんが何をしているのか、どういう風に作業をしているのかが分からないと、何が必要なのかも分かってきません。

どんな材料を使って、どんな工具を使って、どんな大きさで、どんな重さでなど色々なことを覚えておかないと、的確な指示もできません。

例えば、100kgもある資材と知らず「足場の上に上げてください」と職人さんに言ったら怒られます(笑)

自分が出している指示が「本当に実現可能か」は経験してみないと分かりませんので、暇なときにはスマホをいじってないで職人さんの作業を手伝っていっしょに汗を流してください。

こう

いっしょに汗を流すことで信頼関係が生まれます

まとめ

若い現場監督がなめられるのは、聞いたことにも答えられないし、経験も知識もないのに指示をするからです。

解決策も3つほど書きましたが、やはり一番手っ取り早いのは「職人さんといっしょに汗を流すこと」ですね。

現場で職人さんといっしょの時間を過ごすことで、コミュニケーションを図ることができて信頼関係も生まれます。

職人さんも決して悪い人たちではないので、仲良くなれば色々と教えてくれたり、前もって「ここの高さだしといてよー」とか言ってくれます。

こう

やっぱり人間関係が一番大切ですね

若いうちは現場に出てなんぼです。

することがなかったら事務所に引きこもってないで、現場にレッツゴーですよ。

<気づき力を高めましょう!>

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