「やることがない?」言われなくても現場監督見習いができる仕事|気づき力を高めて行動に

「気づいた人がやればいい」

先輩や上司から仕事を指示されたとき、「気づいた人がやればいいんじゃないですか?」と思ったことありませんか?

私が20代後半のころ、新人の現場監督見習いに「なにかすることないですか?」と聞かれ、現場のトイレが汚れているから掃除してと頼んだところ「気づいた人がやればいいんじゃないですか?」と言われてビックリした経験があります。

確かにその通りだと思うのですが、そもそも毎日使うトイレが汚れているのに気づかないこと、何も感じないことに衝撃をおぼえました。

「やることがない」そう思っているのは【気づき力】が不足しているせいなのです。

今回は現場監督見習いでも、進んでできる仕事のことなどを具体的にお話していきます。

目次

現場監督見習いでもできる15個の仕事

現場監督見習いができる仕事はたくさんありますが、実に地味でめんどくさいことばかりです。

先輩の現場監督は気づいていても忙しくて手が回らないこともあり、現場監督見習いのあなたがそれに気づき、率先して行うことで先輩は大助かりです。

現場事務所の掃除と片付け

現場監督の城とも言える現場事務所。

書類の作成から打合せ、昼食をとるなど、長い時間過ごす場所ですので、キレイにしてあると快適に仕事ができます。

毎日じゃくてもいいので、週に1回は先輩たちのいないタイミングを見計らって、掃除と片付けをしましょう。

現場休憩所の掃除と片付け

現場休憩所は朝礼や打合せをしたり、職人さんたちが休憩する場所です。

毎日多くの人が出入りして靴に着いた泥などが上がり、汚れやすい場所でもあります。

また、職人さんの工具や現場で使う材料を置くこともあるので、乱雑になり足の踏み場もないことも。

職人さんが使う場所ですが、職人さんは入れ代わり立ち代わりで掃除をする人はいませんので、現場監督見習いのあなたがやりましょう。

新型コロナウイルス感染症の予防対策として、ドアの取っ手や重機、車両のハンドルなどの消毒も定期的に行うようにしましょう。

仮設トイレの掃除

「また掃除かよ!」って思った人もいるのでは?

現場事務所の仮設トイレならまだしも、現場の仮設トイレは不特定多数が使用するし、泥が付いた靴で入ったりするので汚れやすいです。

現場のトイレは汚くて使いたくない、使わないって人も多く、トイレのたびにコンビニや公衆トイレに行ったりして仕事になりません。

現場のトイレは少しでも汚れていたら掃除するようにしましょう。

また、仮設トイレには水が必要ですので、水が少なくなったら汲みに行き「水がない!」を防止するとともに、便槽がいっぱいになっていないかなどチェックして、いっぱいになる前に早めにくみ取りの手配をすることが大切です。

現場内の整理整頓清掃

現場内の整理整頓、清掃は安全管理の基本です。

きっちり整理されている現場か乱雑な現場かによって、発注者や監督署がパトロールに来たときの第一印象が違ってきます。

また、シートの押えなどが不十分だと、強風時に飛ばされたりするので、休日や夜間に緊急出勤などの可能性も出てきます。

急な天候の変化などで大慌てしないように、毎日チェックするようにしましょう。

やることがないと思う時は、現場でボーっとせずゴミの一つでも拾うようにしてください。

現場事務所、現場周辺の草刈り

住宅や田畑と隣接している現場では、草が伸びると苦情の原因になります。

6月から9月にかけてはあっという間に草が伸びますので、こまめに草刈りを行いましょう。

草刈機は危ないので、もし自信がないようなら手カマで刈ってください。

朝夕のバリケードの開け閉め

朝、職人さんが来る前にバリケードと休憩所を開ける、夕方、職人さんが帰った後に休憩所を施錠してバリケードを閉める、地味だけど重要な仕事です。

いつも誰がしてるか知らないとか、そもそもバリケードって開け閉めしてるの?って思った人は要注意。

今日から自分で意識してやってみてください。

作業指示書の作成

翌日の作業を確認したり、クレーンの手配とかに必要な作業指示書。

たぶん普段は先輩が作っていると思いますが、自分で作ってみるのも仕事を把握する上で役に立ちます。

「明日はどんなことをするんだろうか?」なんて考えていても分からないと思いますので、先輩に聞きながら毎日の作業指示書を作ってみてください。

KY活動や新規入場者の用紙の準備

毎朝、作業開始前にするKY活動(危険予知活動)の用紙には、元請が記入する欄がある様式があり、予め記入しておけば朝の忙しい時間にバタバタしなくて済みます。

先ほどの作業指示書とセットで準備しておけばスムーズに準備ができるはずです。

職人さんのKY活動が終わったら、KY用紙は所定の場所に掲示し、その日の作業が終了したら回収してファイルに閉じて整理しましょう。

また、新しい業者だったり新しく入って来る人がいた場合には、新規入場者の用紙に記入してもらう必要があるため、新しい人を見たらサッと出せるようにしておきましょう。

新しい人が来た時に知らん顔をしていれば、先輩から怒られてしまいますよ。

新規入場者の用紙に記入してもらったら、記入漏れがないかを確認してファイルに閉じて整理をします。

点検簿の準備と実施確認

現場で使用する機械、設備は必ずと言って日常点検記録が必要となります。

点検簿の用紙を準備するのは当然として、毎日その作業に合った点検がされているか確認しましょう。

点検がされてない場合は、担当者に言って点検をしてもらい点検簿に記入してもらいましょう。

玉掛けワイヤー点検色のビニールテープを巻く

クレーンを使用する際に使用するのが玉掛けワイヤーです。

使用前に点検して、その月の点検色のビニールテープを巻く必要があります。

たまにテープを巻いていない状態で使用している場面を見かけることがありますが、安全パトロールの際に指摘されますので、クレーン作業がある時は必ず確認してテープを巻くようにしましょう。

安全巡視日報の記入

意外と溜まりがちになるのが安全巡視日報です。

1週間分でも溜まると記入が大変になりますので、毎日ちゃんと記入して整理しておきましょう。

記入する際には〇だけではなく、安全指示事項やパトロールなどの指摘事項、改善方法なども細かく記入しましょう。

安全訓練、災防協の資料の作成

月一回の安全訓練、災害防止協議会は公共工事をする上で必須項目です。

決められた日に開催できるように、前もって安全訓練や災防協に使用する資料を準備しておきましょう。

準備する資料については、工種や作業内容によって変わってきますので、先輩に聞きながら準備をするようにします。

ウォーターサーバーの水の管理

今は現場事務所や休憩所にウォーターサーバーを設置する現場が増えてきてます。

意外とウォーターサーバーの水って無くなるまで気づかないもので、いざカップラーメンでも食べようとしてお湯を注いだら「水がない!」って事態に。

水ボトルが残りの1本になったら早めに注文するようにしましょう。

消耗品の管理

現場でよく使う養生テープや事務所のコピー用紙、トイレットペーパーなど、消耗品が切れると困ることも。

日々使う物なので、切らさないことが重要です。

切れかかっている消耗品があれば、先輩に相談してから揃えるようにしてください。

発電機、重機などの燃料の手配

これも消耗品と同じく、燃料がないと機械類は動かないので、燃料を切らさないことが重要です。

燃料切れをおこすと機械が動かないだけではなく、その日予定していた作業が止まってしまい、工程にも影響がでますので、忘れずに手配をかけるようにしましょう。

くれぐれも軽油とガソリン、灯油を間違えないようにしましょう。

「気づいた人がやればいい」じゃあ、あなたは何ができるの?

現場監督の仕事をレベル分けしてみたら分かりやすいですが、新人、先輩、所長クラスでは経験も知識も大きく違いますし、できることも違ってきて当然ですよね。

仕事レベルクラス経験年数
1~2新人クラス3年未満
3~7先輩クラス3年~10年
8~10所長クラス10年以上
現場監督の仕事レベル

「気づいた人がやればいい」

仕事レベル1~2は、気づいた人なら誰にでもできる仕事、もちろん先輩クラスや所長クラスでもできます。

しかし、現場監督見習いのあなたは、レベル3以上の仕事に気づくはずもなく、レベル1~2の仕事しかできないのです。

レベル1~2の仕事を先輩や所長がしてしまえば「じゃあ、あなたは何ができるの?」となってしまいますよね。

だから現場監督見習いは、レベル1~2の仕事を日々こなしていき、徐々にレベル3以上の仕事を覚えていく必要があるのです。

気づき力を高めて行動に

気づき力は、生活する上でも仕事をする上でも必須の能力です。

例えば、彼女が髪を切ったあと始めて会った時に、あなたは彼女の変化に気づきますか?

これも気づき力です。

気づき力とは

気づき力とは観察をする視点であり、物事の変化だったり違和感だったりを感じとり、いつもと何が違うのかなどを考えられる能力です。

先に紹介した「現場監督見習いでもできる15個の仕事」は、気づき力があれば現場監督見習いでも気づくことのできる仕事です。

そもそも現場監督の仕事は、言われてするのではなく、自分で考え仕事をしていくスタイルです。

若いうちにこの気づき力を高めておかないと、現場監督として現場を運営することができないだけではなく、大きなミスに繋がることもあります。

気づき力を高める方法としては、先輩の行動をよく観察して「先輩はどんな視点で物事を捉えているか」を真似してみましょう。

次に行動に移すわけですが、ゴミが落ちていることに気づいたら「拾う」、トイレが汚れていたなら「掃除する」ただこれだけです。

気づき力が高まれば「やることがない」は解消できるのです。

まとめ

現場監督見習いのよくある悩み「やることがない」は、気づき力を高めて行動に移すことで解消します。

確かに最初のうちは誰にでもできるような雑用ばかりで、面白くないと感じるかもしれませんが、それは「やらされているから」なのです。

自分で気づき自分で行動することで、充実感を得られる仕事に変わるはず。

今日から「気づいた人がやればいい」を捨てて、真っ先にあなたが気づいて行動しましょうね。

<中型免許持っていますか?」

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