エギングは決して高いロッドが釣れる訳じゃなく、ハッキリ言って、どんなエギングロッドでも釣れる!
初心者だから安いロッドだとか、上級者だから高いロッドだとかは一切関係がありません。
私はエギング歴10年以上ですが、この10年間使ってきたエギングロッドは、ダイワの一番安いエメラルダスです。
今回この記事では、2020年にシマノから発売された「セフィアTTのS83ML」を買ったので、エメラルダスS89MHと比べながらご紹介します。
セフィアTTって?
シマノのエギングロッド「セフィアシリーズ」には、次の6種類のモデルがあります。
- リミテッド
- エクスチューン
- XR
- SS
- TT
- BB
リミテッドは最高位、BBは初心者向けのエントリーモデルです。
今回ご紹介する「TT」は、下から2番目。
エントリーモデルのBBより、ちょっとだけ性能がアップしたモデルです。
セフィアTTは
エギングでもっとも重要なテクニック「ジャーク」を、軽快かつオートマチック感覚で操れる性能を重視した、ハイパフォーマンスロッド「セフィアTT」。ロッド全身がしなやかに曲がるように設計し、手首を軽く動かすだけでロッドが大きくしなり、簡単にジャークをすることが可能に。また、ジャークやキャストのタイミングを掴みやすく、オートマチック感覚の性能を実現。
引用元:http://fishing.shimano.co.jp/
簡単に説明すれば、「セフィアTTは、エギングに必要なテクニックを、ロッドが勝手にサポートしてくれて、初心者でも扱いやすく、しかも安いよ!」ってことです。
S83MLを選んだ理由は?
セフィアTTのラインナップは
- S83L
- S86L
- S83ML←買ったロッド
- S86ML
- S83M
- S86M
- S89M
- S86MH
ラインナップがありすぎて、迷いますね。
私がS83MLを選んだ理由は、「今持ってる89MHが長くて硬いから」「86Mだと普通すぎるから」、なので短くて柔らかく、秋の新子から春の親イカまで、オールラウンドで使えることを想定したから。
※硬くて長いロッドは、「腱鞘炎になるんじゃねーか!」って思うほど、マジ疲れます。
ちなみに、セフィアTTのスペック表はこちら
セフィアTTS83MLって実際どうなの?
結論から言うと、買って良かった!
圧倒的な飛距離
実際に使ってみた感想は、柔らかくて飛ばないんじゃないかと思っていましたが、3号のエギなら、エメラルダスのS89MHより、軽く5mは飛びます。ビックリです。
柔らかいけど張りがある感じで、エギの重さをロッドに乗せやすいイメージです。
セフィアTTのS83MLの適合エギサイズは、1.8~3.8号ですので秋も春も十分対応できます。
3.5号までしか投げない人にはMHは不要ですね。
圧倒的な感度
まあ、今まで使ってたロッドがMHだったということもあり、感度に関しては、そんなに感じたことはなかったのですが、このMLにしてから、潮に引っ張られる感じや、わずかな当たりまで感じられるようになりました。
「海と会話できる」感動ものです。
短くて軽いから疲れない
写真じゃわかりにくいかもですが、上がセフィアTTS83ML、下がエメラルダスS89MHです。
実物を比べると、太さが全然違いますので、当然軽さも違います。
しかも、全体の長さが16cmも違うので、シャクリやすさが驚くほど変わりますね。
また、竿尻の長さも3cmほど短いので、服やライフジャケットに引っかかることがなくなりました。
ちなみに、セフィアTTに装着しているリールはこちら
まとめ
1シーズン使ってみましたが、今のところ悪いところは見当たりません。
初心者は86Mがセオリーですが、あえて83MLを選ぶのもありですね。
柔らかくて張りがあり、実用性も十分、しかもコスパ抜群!
実際、プロでもない限りロッドで釣果が変わるなんてことはありませんので、高いロッドよりセフィアTTをおすすめします。
面白いエギングが楽しめます!