当たり前ですが冬の現場は寒いです。
こんにちは!現場歴20年以上、現役現場監督の「こう」です。
冬になると憂うつなのが「寒さ」ですよね。
「外に出たくない!」「いっそのこと冬眠したい!」なんて方も多いはずです。
しかし私、ここ数年あまり寒いと感じたことはありません。
なぜなら、長い年月をかけて試行錯誤しながら「簡単にできる寒さ対策のポイント」を掴んだからです。
今回この記事では、私が長年培ってきたノウハウをもとに、冬の現場で最適な寒さ対策を6つご紹介していきます。
どれも身に付けるだけの簡単な寒さ対策なので、ぜひ実践してみてくださいね。
簡単にできる寒さ対策6選
寒さ対策のポイントは
- 手足の指先を冷やさない
- 風を通さない
- 肌の露出をなくす
- 動きやすい
- 調整しやすい
これがポイントになります。
それでは6つの対策を見ていきましょう。
ネックウォーマーより目出し帽(バラクラバ)
ネックウォーマーより断然暖かいのが「目出し帽(バラクラバ)」です。
冷たい風が顔や耳に当たるとめちゃくちゃ寒いですよね。
これを防いでくれるのが目出し帽なんです。
なぜなら目出し帽は頭から首筋までスッポリと覆い、肌の露出を最小限に抑えて冷たい風をシャットダウン、それに加えて保温性を高めてくれるから防寒性はバッチリです。
ん~、なんかテ〇リストみたいでヤダな
寒いのを我慢するよりマシでしょ
というわけで、今までネックウォーマーで耐えしのいできた方は「目出し帽」に変えてみることをおすすめします。
<私が一押しする目出し帽「TS DESIGN バラクラバ」>
TS DESIGN は働く人のための作業衣服などを手掛けるブランドで、使いやすく機能性も十分、そして安価なのも嬉しいです。
TS DESIGN 防寒バラクラバ 参考価格:1,950円(税込)
ムダな重ね着より防寒インナーとタイツにこだわる
冬になると重ね着で膨れ上がっている人を見ますが、見た目に反してすごく寒そうです。
中にしっかりとした防寒インナー・タイツを着ているほうが、スマートだし暖かいのは間違いないです。
なぜなら防寒性のない服は、何枚着ようが温かい空気を保持できずに逃げてしまうから。
だからロングTシャツを2~3枚重ね着するより、防寒インナーを1枚着た方が暖かいのです。
それに着る枚数をへらしたほうが動きやすく、気温の変化による衣服の調整がしやすいなどメリットがあります。
<私がおすすめする防寒インナーとタイツはこれ!>
大正15年の創業以来、ワーク商品を作り続けてきた「おたふく手袋株式会社」の防寒インナー&タイツ「BTパワーストレッチ」です。
BTパワーストレッチは保温性だけではなく、汗をかいても冷やさない吸汗速乾性能にもこだわって作られています。
BTパワーストレッチ クールネックシャツ ブラック 参考価格:1,015円(税込)
BTパワーストレッチ ロングタイツ ブラック 参考価格:440円(税込)
<もう一枚着るならアウターにもインナーにもなるライトダウンジャケット>
気温が1桁になるような真冬でも持っていれば安心なのが「ライトダウンジャケット」です。
外仕事ではインナーの役割を果たし、仕事帰りにお店に寄ったりするときはアウターにもなるので便利です。
キルティングライトダウンジャケット 参考価格:2,980円(税込)
雨や雪の日には防寒防水ウェアの上下セット
雨や雪の日に普通の雨がっぱを着ている人も多くいますが、防寒防水ウェアの上下セットを着たほうが断然暖かいです。
昔は防寒防水ウェアを売っているお店が無く探すのに苦労した経験もあるし、スキー・スノボー用は高いしでなかなか購入することができませんでした。
今ではワークマンなどで高性能で安価な防寒防水ウェアが売っているので購入しやすいですね。
手袋は安価で暖かい「防寒テムレス」が最強
みなさんは「防寒テムレス」という最強の手袋を知っていますか?
私がこの20年以上もの間、色々な防寒手袋を試してきた中で最強と言える防寒手袋がこの「防寒テムレス」なのです。
薄くて軽くて安価で暖かい。
こんな防寒手袋は他にはないでしょう。
手足の指先には毛細血管が多く、細い血管の中を通る血液は外の冷気によって簡単に冷やされてしまうのです。
なので指先は一番寒さ、冷たさを感じる場所なのです。
防寒テムレス 参考価格:1,380円(税込)
<防寒テムレスの詳しい記事はこちら>
靴下はウールを使ったものがいい
靴下はシンプルなウールが一番です。昔で言う「毛糸の靴下」ってやつですね。
ウールは保温性、吸湿性が高く冬の足元には最適です。
逆に一番ダメなやつは、ウェットスーツの素材で作られた靴下の上から履くオーバーソックスみたいなやつです。
防寒とは名ばかりで、足が締め付けられるし蒸れて冷たくなるしで最悪でした。
<私がおすすめするのは「ウール混太編みロングソックス」>
これも先ほど紹介した「おたふく手袋株式会社」の防寒靴下です。
ウールでしっかり保温、しかも厚手なので安全靴との相性もばっちりです。
気温が氷点下を下回るときは防寒長靴
気温が氷点下を下回りすべてが凍り付くような環境で威力を発揮するのが「防寒長靴」です。
現場で履く場合はつま先に芯の入った「安全靴タイプ」じゃないと「作業したらダメ!」な現場もあります。
市販されている多くの防寒長靴は「安全靴タイプ」ではないので注意が必要です。
また市販の防寒長靴は、分厚くて重たいものが多いです。
<私の一押し「ミツウマ イージーセーフィティー防寒長靴」>
ミツウマはゴム長靴のメーカーです。長年のノウハウを活かした品質の高い長靴を製造しています。
ミツウマ イージーセーフティ防寒長靴 NO.7800 参考価格:4,020円(税込)
まとめ
冬の現場ではそれなりの寒さ対策が必要です。
私の働く地域の冬はマイナス5℃ぐらいで、雪もそれなりに積もります。
ですがこの6つの対策で、あまり寒いと感じずに現場での作業をこなしています。
今回ご紹介した6つの対策を組み合わせてもらえれば、寒さに臆することなく現場で活躍できることでしょう。
<寒い冬はお弁当も温かくしませんか?>