タバコも年々値上がりして高くなりましたね。
でも、止められない方も多いのではないでしょうか。
- タバコ代を節約したい
- メリット・デメリットが知りたい
- 実際のところ、煙管ってどうなの?
こんな悩みを解決する記事を書きました。煙管歴5年のぼくが解説していきます。
タバコを止められない方、でもなんとかしてタバコ代を節約したい方には煙管がおすすめです。
タイトルにも書いてあるように、煙管にすると年間30万円の節約(ぼくの場合)にもなるし、タバコ独特のイヤな臭いも減らすことができます。
ただ、デメリットもあるので、ちゃんと理解してからはじめましょう。
今回この記事では、そんな煙管のメリットとデメリットを解説していきます。
「なんとかタバコ代を節約したいな~」って思っている方必見です。
「知ってる?」煙管のメリット4つ
煙管には4つのメリットがあります。
- タバコに比べてコスパがいい
- 匂いがいい(タバコ臭さを低減)
- フレーバーの種類が豊富
- リラックス効果がバツグン
それでは、メリットを深掘りして解説していきます。
タバコに比べてコスパがいい
煙管はシャグという刻んだタバコの葉っぱに火をつけて吸います。
このジャグ、ふつうの紙巻タバコと比べて非常に安価。
一般的な紙巻タバコの葉っぱの重さは約0.8gほど。1箱20本で約16g。1箱540円だとすると、紙巻きたばこ1gあたり約34円の計算。それでは煙管はというと、1パッケージ40g入りで約1,000円。ジャグ1gあたり約25円です。
単純にグラムあたりの値段が安いだけではなく、煙管にすると一服で満足感が長くつづくのでタバコに比べて吸う回数が減ります。
なので、もっとお得に!
金額がどれぐらい違うのか表にしてみます。(1日・1年の消費量や金額はぼくの場合)
\タバコと煙管の比較/
比 較 | タバコの場合 | 煙管の場合 |
---|---|---|
1箱(パッケージ)あたり 重さ/値段 | 約16g:540円 | 40g:約1,000円 |
葉っぱ1グラムあたり | 34円 | 25円 |
タバコ1箱換算 | 540円 | 400円 |
1日の消費量 | 2箱(約32g) | 約6g |
1日あたりの金額 | 1,080円 | 150円 |
1年あたりの金額 | 394,200円 | 54,750円 |
節約効果は火を見るよりも明らか。年間で300,000円以上の差!
ヘビースモーカーのぼく、ふつうの紙巻タバコは1日に2箱を吸っていました。でも、煙管だと1,000円のジャグで約1週間は持ちます。
煙管本体は3,000円もあれば十分買えますし、丁寧に使えば1年以上はゆうに使えます。
雑に扱えば壊れます。
<ぼくが使っている煙管はこれ>
匂いがいい(タバコ臭さを低減)
なんで紙巻タバコがくさいか知ってます?
ふつうのタバコが臭いのは、巻紙に含まれる燃焼材が燃える時に発生するツーンとした臭いのせいです。
なので、紙を使わない煙管はくさくない。
ジャグの種類にもよりますが、日本製のジャグは純粋に葉っぱの燃えるにおい。外国製のジャグは香りつけされているので、バニラやコーヒーのいい香りがします。
タバコを吸わない人の近くで吸うと「甘いいいにおいがする」と言われます。
シャグはフレーバーの種類が豊富
煙管に使用するシャグには、何十種類のフレーバー(香り・味)があります。
色々試してみて、自分好みの香りを見つけるのも楽しみのひとつ。
ぼくも10種類ぐらい試しました。
写真は4種類のシャグ。
ぼくのお気に入りは「コルツのバニラ」
リラックス効果がバツグン
煙管を吸うのは手間がかかります。でもその分、一服の時間がスローに流れ最高にリラックスできます。
煙管はゆったりした気分になれる!
煙管を吸いながら他の事はできないので、本当の意味での一服が味わえると思います。
「知っておこう」煙管のデメリット4つ
煙管をはじめるならデメリットも理解しておきましょう。
煙管には4つのデメリットがあります。
- ジャグ(葉っぱ)の取扱店が少ない
- 煙管の手入れが必要
- 吸い方にコツがいる
- 歯の裏がヤニで黒くなる
それでは、デメリットを深掘りして解説していきます。
シャグの取扱店が少ない
煙管でネックになるのが、シャグを売っている店が少ないこと。
ぼくの場合は、近くの酒屋がたまたま取り扱っていてラッキーでした。
煙管用のジャグは、大きなタバコ専門店ぐらいにしか置いてなく、近くにない場合はネットで購入するしかありません。
いま調べたところ、Amazon、ヤフーでは取り扱いがなく、楽天市場では買えるみたいです。
あとは、たばこ通販や喫煙具の総合サイト「
煙管やポーチ、掃除道具なんかも揃います。
ネットで購入する場合は、切らさないようにまとめて購入しておくといいですね。
煙管の手入れが必要
煙管はお手入れがかかせません。
手入れを怠ると、ヤニや葉っぱのカスが詰まって吸えなくなります。
ちょっとめんどう!
毎日じゃなくてもいいですが、3日に1回、最低でも一週間に一度は綿棒や専用のブラシでキレイに掃除する必要があります。
煙管を手入れする時間も楽しみの一つと言えるけどね。
おすすめの煙管は、上のほうで紹介したぼくが使っている煙管。分解できて掃除のしやすいので◎
下にご紹介している煙管専用の手入れ用品はありますが、ぼくは100均の綿棒やつまようじと無水エタノールを使っています。
吸い方にコツがいる
煙管は、燃焼材を使用していないため途中で火が消えることがあります。
また、タバコと違ってフィルターがない分、熱い煙を吸い込むことで舌ヤケをおこすことがあります。
煙管を吸うコツは、口を半開きにして煙を吸うのと同時に周りの空気を入れてやること。
それと、あせらずゆっくり吸うこと。
慣れないうちは難しいですが、だんだんと上手になってきますよ。
歯の裏がヤニで黒くなる
煙管にはフィルターがありません。なので、歯の裏にヤニがダイレクトにつきます。
一度ついたヤニはなかなか取ることが難しいので、歯医者さんにいって歯の掃除をしてもらうしかありません。
こまめに歯磨きをすればつきにくいかと思います。
なるべくヤニがつかないようにするのに効果的なのは、音波歯ブラシです。煙管を始めるならセットで購入しておくと安心です。
ぼくも煙管をはじめてからヤニ汚れが気になりだしたので、ドルツの音波歯ブラシを買いました。
すこしお高いですが、年間30万円も浮くので買って損はないと思います。
【まとめ】デメリットも煙管のいいところ
煙管の「メリット」「デメリット」を紹介してきたが、デメリットも含めて煙管のいいところだと言えます。
タバコも値上がりしたことだし、皆さんも煙管に挑戦してみてはどうでしょうか。
ぼくの場合、1日2箱吸っていたタバコ代が節約できて、年間約30万円も浮きました。たとえば、外出先ではふつうの紙巻タバコを吸って、家では煙管を吸う方法もありですね。
これでも15万円ぐらいは節約できると思います。
それでは、ゆっくり煙管を楽しんでいきましょう!