- エギングに適したゲームベストが欲しい
- どんな基準で選んだらいいの?
- 高い買い物だし失敗したくない
- 重たくない?しゃくりの邪魔にならない?
こんな悩みを解決できる記事を書きました。
エギング歴10年以上、年80杯以上釣りあげるぼくが解説します。
ご紹介する『フローティングベストの選び方』を読めば、フローティングベストのメリットが理解できてエギングがもっと快適にもっと楽しくなります。
記事前半では数あるライフジャケットの中で『フローティングベストがおすすめな理由』を解説し、後半ではぼくの失敗をもとに『エギングに最適なフローティングベストの選び方』を解説します。
フローティングベストが早く欲しい!という方はこちら:「エギングにおすすめ」失敗したくない人のフローティングベスト10選
「エギングにはフローティングベスト」おすすめ3つの理由
エギングに限らずフィッシング界で活躍するプロアングラーは、必ずと言っていいほどフローティングベストを着用していますよね。
理由は簡単で、フローティングベストには安全性以外にもメリットがあるからなんです。
そのメリットは
- 小物がいっぱい入る『収納力』
- 使いやすい機能性と拡張性
- じつは動きやすい機動性
フローティングベストのメリットをひとつずつ深掘りして解説します。
フローティングベストひとつで十分な『収納力』
エギング道具の収納にはフローティングベストだけで十分です。
フローティングベストは前側左右や背面に収納ポケットがついていて、エギングバッグ以上の収納力があります。
たとえば、フロントポケット左側にエギポーチ、右側にスマホと車のカギ、サブポケットにリーダーとスナップ、プライヤーホルダーにプライヤーやイカ絞めピック、バックポケットにレインウェアなど、使う道具を各空間に分けて収納できます。
収納力もさることながら整理整頓ができるところもフローティングベストの魅力ですね。
使いやすさを追求したアレンジができる『機能性』『拡張性』
エギングバッグだとエギングの最中は後ろに回し、道具を取り出すときはグルっと前にもってくる必要がありますよね。
このバッグを回転させる動作ってロッドを片手に持っている状態だとすごくやりにくい。小道具もファスナーを全開にしないと取り出すことができません。
フローティングベストはファスナーの開け閉めのしやすさやポケットの配置など、機能性にこだわって設計されています。
それにフローティングベストには、いたるところにD環(モノを引っかけるための輪っか)が配置されているので、ギャフを使いやすいところに配置したり、プライヤーなどの落下防止のスパイラルコードを取り付けるなど、それぞれのアングラーが自由に使いやすいように拡張性の高さにもこだわっています。
自分の使いやすいようにアレンジできるところもフローティングベストならではの魅力と言えるでしょう。
重たい、動きにくいはウソだった!バランスのとれた『機動性』
「フローティングベストとエギングバッグ、どちらが重たいとおもいますか?」
実は重さの違いはほとんどありません。商品によって差はありますが、どんなに差があっても缶コーヒー1本分ほどフローティングベストのほうが重たいといった感じです。
それに体感ではフローティングベストの方がはるかに軽く感じるはずです。
なぜなら、フローティングベストは上半身全体で荷重を支えるからです。
エギングバッグの場合だと、腰ベルトだけで荷重を支えることになります。しかも後ろに荷重がかかるためバランスが悪く、腰へ負担がかかります。それに歩くときは上下にバッグが揺れるので歩きにくくなります。
その点フローティングベストは肩から胸や背中へ荷重が分散されるので、エギングのときも移動のときも楽ちんです。
荷重分散でバランスのとれるフローティングベストは身体への負担が減り、ランガン中心のエギングにはもってこいの機動性が確保できます。
フローティングベストが早く欲しい!という方はこちら:「エギングにおすすめ」失敗したくない人のフローティングベスト10選
エギングに最適なフローティングベストの選び方3つのポイント
さきほどまでフローティングベストのメリットをお伝えしてきました。
でもまだ「フローティングベストってしゃくりの邪魔にならない?」と疑問を持っている方もおられるでしょう。
プロがフローティングベストを着用する理由は、さきほどのメリットに加えて「しゃくりの動作には関係がないから」です。
そもそもフローティングベストが邪魔になると感じる方は「しゃくり方が間違っている」可能性があります。なのでフローティングベストを着用することで、しゃくり方を強制的に改善することができますので釣果アップにもつながります。
エギングでのフローティングベストを選ぶポイントはつぎの3点
- 大容量フロントポケット
- 動きやすいショート丈
- アレンジできる拡張性
この3点を基準に選べば間違いはないでしょう。
フローティングベストの選び方のポイントをひとつずつ深掘りして解説します。
エギポーチが収納できる大容量フロントポケット
エギングでいちばん出し入れの多いエギポーチ。
エギポーチが入らないフローティングベストだと、べつでレッグポーチやエギバッグを装着する必要が出てきます。
マズメや時合いでもたついていてはせっかくのチャンスを逃すことになりかねません。
エギングの小道具をすべて収納できて機動性に優れるフローティングベストなのに、ここを無視しては収納力、機動性が台無しですし、お金も余計にかかってしまいます。
一回の釣行にもっていくエギの数は5本~10本程度でOKなので、最低でもSサイズのエギポーチ収まるフロントポケットがあるものを選びましょう。
ちなみにぼくが使っているエギポーチはこちら
ダイワ エギケース エメラルダスVS(B)
外寸:Sサイズ(19cm×13cm×3cm)
収納数:4.0号までが5本程度
動きやすいショート丈タイプ
ぼくが失敗したのがここです。
まあ普通丈でも問題ありませんが、できればショート丈のほうがいいです。
なぜなら「動きやすくてかっこいいから!」
エギングも含めて釣りって立ったりしゃがんだりやテトラや岩場を歩くことが多いですよね。足を上げたり腰を曲げたりするときに普通丈のフローティングベストだとちょっと気になります。
やはり骨盤の上ぐらいまでのショート丈が動きやすいです。それにショート丈って男心をくすぐるカッコよさがあります。
好みもありますが、できるならショート丈を選んだほうが失敗がありません。
自分好みにアレンジできる拡張性
自分好みにアレンジできる拡張性の高さがエギングを快適にすると言っても過言ではありません。
拡張性の高さとは
- スマホポーチ
- ドリンクホルダー
- ギャフ
- LEDライト
などの小物をいかに使いやすい位置に配置するか、いかにスピーディーに取り出せるかなど、自分好みに自由にアレンジできるかです。
たとえばギャフ。
右利きの人がギャフを左側にぶらさげていては、いざというときにモタモタしてバラしてしまうかもしれません。
だから自分の動きをイメージして「どこになにを配置したい」と考えて、その場所にD環やベルトなどがあるかどうかをチェックする必要があります。
【まとめ】さあ!フローティングベストでエギングを楽しもう!
この記事でフローティングベストの魅力が伝わりましたか?
フローティングベストには安全性だけではなく「エギングを快適にするメリット」がたくさんあります。
- 小物がいっぱい入る『収納力』
- 使いやすい機能性と拡張性
- じつは動きやすい機動性
このほかにもカッコよさだったりモチベーションのアップにつながって、釣果もアップすること間違いなしですよね。
ぼくはもうフローティングベストの魅力にとりつかれています。
この記事を書いていたらもう一着ほしくなりました(笑)
さあ!あなたも自分流のアレンジを見つけて思う存分エギングを楽しんでくださいね!
失敗しないフローティングベスト10選