「こんなカメラバッグを探していた」
最近、ミラーレス一眼を趣味にもったぼくは「持ち歩くならカメラ用のバッグがあったほうがいいかな」と思うようになった。
ネットで検索しても「いかにもカメラバッグ」と主張するデザインが多い。確かにカメラを入れるだけなら普通のカメラバッグでもいい。
だけど、ぼくはこだわる。
普通のカメラバッグでは物足りない。どうせならパソコンも収納できるバッグがいい。どうせならスマホや財布も収納できるバッグがいい。どうせなら普段使いでもビジネスシーンでも使えるバッグがいい。でも大きすぎるバッグはいらない。
「そんなぼくのこだわりを満たしてくれるバッグなんてあるのか?」と思い始めた矢先に、この「シューターズトート」に出会った。
決して安くはない。逆にぼくにとっては高いと感じる価格。しかしぼくは、この「シューターズトート」を選んだのだ。
そこで今回この記事では、ぼくのこだわりを満たしてくれたULYSSES(ユリシーズ)のシューターズトートの魅力をお話したいと思う。
シューターズトートは「ただの袋」ではない
「トートバッグはただの袋」というぼくの概念を完全にくつがえしたシューターズトート。
ネットを検索していても、カメラバッグという謳い文句のトートはたくさんあるが、ただの袋だ。どんなに高いものでも、ただ単に「カメラが入る」だけの袋にすぎない。
しかも、カメラを収納するためにはさらにインナーケース、インナーバッグなどを個別で買わなくてはいけない。
バッグの中にケースやバッグを入れるなんて効率が悪いし取り出しにくい。これではカメラバッグの機能を潰してしまっている。
インナーケースも含めた設計「だからピッタリ」
シューターズトートは、インナーケースも含めてひとつのバッグとして設計してあるので、サイズもデザインもピッタリ。
このインナーケースがあることで、トートバッグの収納力を最大限に活かすことができるし、小物の整理整頓もできる。しかも、2つ上の写真のように、財布などを縦にして収納できるから取り出しやすい。
インナーケースの仕切りボックスは左右に動かせるので、その人その人に合ったレイアウトが可能となる。
ただの袋では物が行方不明になりやすい。決まった場所へ収納することで探すストレスもなくなる。
もちろんインナーケースを外して使用することも可能だから、買い物や普段の仕事にも使える。
このインナーケース、相当しっかりした作りでカメラ本体やレンズの保護はもちろん、トートバッグ自体の中骨となりしっかりとバッグの形を保ち「フニャ」っと倒れることを防いでくれる。
ジップを閉めても使える「これすごいアイデア」
内ポケットが付いているトートバッグは当たり前にある。しかし、ジップを閉めると「サッ」と取り出すことはできない。
シューターズトートはすごいアイデア商品だと思う。
見られたくないもの、とっさの雨に濡らしたくないものはジップの中のメイン気室へ。スマホや車のキーなど、頻繁に出し入れするものはジップの外のサブ気室へ。
これで家のカギどこにやったっけ?ってことがなくなり、スムーズに取り出すことができる。
しかもこのサブ気室、メイン気室の両側にある。
この両側のサブ気室、内ポケット的な役割だけではない。A4サイズぐらいの資料や雑誌がスッポリと収まる収納力がある。
旅行に出かけたときの旅行雑誌や観光マップ、ビジネスでの自社製品のパンフレットなど、もたつくことなくサッと取り出すことが可能だ。
ここまで見てもらったらシューターズトートが「ただの袋」ではないことが分かって頂けたと思う。
さらに14インチPCが収まる空間
ジップの中のメイン気室がインナーケースでいっぱいいっぱいだと思ったら大間違い。
ぼくがこのシューターズトートを購入する決め手となったのが、「14インチのパソコン」が収納できることだった。
ネットで検索すると、小型のトートバッグは13インチまでしか収納できないものが多い。つぎは15インチまで、そのつぎは16インチまでの大型のトートバッグになってしまう。
ぼくが14インチにこだわるのは、このシューターズトートに出会う前に「14インチのパソコン」を注文したから。
15インチのパソコンが収納できるトートでも事足りるが、最初にも書いた通り、必要以上に大きいバッグはいらない。
ぼくはピッタリにこだわったのだ。
ツールを収納するだけのバッグではない「このバッグは相棒である」
バッグとはツールを入れて運ぶための入れ物にすぎない。と思っていた。
しかし、こだわって作られたシューターズトートは、バッグの域を超えている。もはやこのシューターズトートは人生を共にする「相棒」と言っても過言ではないだろう。
万人受けするモノづくりではなく、こだわりのある人のために、こだわりのある人が創り出したからこそ、心を震わせる存在であり、愛着を持って「毎日を一緒に歩きたい」と思えるのだろうと、ひとつのシューターズトートが考えさせてくれた。
だからぼくは、ULYSSESのシューターズトートを相棒として迎え入れたのだ。