休日という言葉に違和感を覚えた日「労働至上主義からの釈放」

「休日はうれしいもの」

多くのサラリーマンは休日前、「明日は休みだーっ!」とよろこんでいますよね。平日は一生懸命に働いて、週末の休みを「まだかまだか」と楽しみにしていますよね。

休みの日の朝、外をボーっと眺めていたわたしは、ふと休日という言葉に違和感を覚えました。

「はたして何に対しての休みなんだ?」と。

単純に考えれば、労働しなくてもよい日、自分のことができる日です。でもなぜ、労働を基軸に人生の時間割を決められているのでしょうか。

目次

労働至上主義は自由刑?では休日は保釈?

まず、私たち多くのサラリーマンが職場でしていることは仕事ではありません。

仕事とは、自分のやりたいこと、自分が楽しいことを信念を持って成し遂げることを言います。

だから、私たちがしていることは、時間を切り売りしているだけの労働にすぎません。

月給、日給、時給にかかわらず、労働を長時間、長期間継続することは苦痛です。

いくら経営者がムチを振るっても、人間には限界があります。倒れられしまっては労働力を搾取することはできません。

だから「休日という保釈」が必要となるわけです。

「休日をやるから頑張れ」「休日にゆっくり体を休めてくれ」

思考停止したサラリーマンには甘いアメ。労働搾取されるために、少ない自分時間を休息にあてる。人生が労働のためにあるかのように。

労働がすべての目的「労働至上主義」

平日と休日。労働と休み。

社会人になってからというもの、労働が人生の時間割の大半を占めていますよね。

確かに生活にはお金が必要です。だからイヤでも労働をしなくてはなりません。しかし労働がすべてではないはずです。

あくまで労働は生活をするための手段。この手段がいつしか目的となっているのではないでしょうか。

敗戦後、日本は目まぐるしい経済発展を見せました。これはひとえに労働力のたまものでしょう。昔の日本には「敗戦からの復活」「日本を豊かな国にする」という明確な目標がありました。全国民はこの目標に向かい、労働力を情熱を注ぎ込みました。

高度経済成長は過去の栄光です。平成の失われた30年、目的と手段をはき違えてしまったのではないでしょうか。労働が日本を豊かにした訳ではなく、人びとの信念が日本を豊かにしたのだと思います。今は信念がないまま、労働だけが先走りし「労働至上主義」を生み出してしまったのです。

経済は貧しくとも心は豊かだった昔。経済は低迷し心が貧しい今。

労働至上主義は人生の目的まで喰いつぶしていると考えます。

私たちは懲役40年以上

言ってみれば、労働至上主義は定年までつづく自由刑。

人にとって、自由を奪われることが苦痛であることは間違いありません。だから、懲役、禁固、拘留などの自由を奪う刑罰「自由刑」が存在するのです。

シャバにいてもムショにいても、労働を課せられる。

確かに刑務所にいるよりかは、遥かに自由です。一日の労働が終われば、好きなものが食べられるし、お酒も飲めます。ですが、睡眠時間を除いて、一日の半分以上は労働です。

軽い懲役刑だと思いませんか?

この軽い懲役刑が定年までつづきます。さらに定年延長で刑期はますます延びる一方です。

しかも今の日本、相対的貧困率は16%にも及びます。6人に1人は、働けど働けど食べることにも困るほど、日々の生活が精一杯。刑務所のほうがマシなんじゃないかと思う人も確かにいるそうです。

私たちは縛られた自由の中で、40年以上も自由刑に処されることになるのです。

休日は条件付きの保釈

労働のための休み。

労働至上主義の刑罰では「休日は条件付きの保釈」です。

  • 作業が順調ではない場合は休みなし
  • 休日でも連絡が付くようにしておくこと
  • トラブルがあれば対応すること

など、条件が課せられています。

休日は休日で次の労働のために疲れた体を癒す、労働のために体力を温存する。何かあれば即座に対応する。そんな労働のための休みは一瞬で終わります。

そして、休日が終われば満員電車に揺られ、職場と言う名の刑務所に出頭する。

こんな自由刑と保釈の繰り返しに違和感を覚えたのかもしれません。

労働至上主義からの釈放

この記事を読まれているあなたは「知らなくてもいいこと」を知ってしまったのかもしれません。

知らないほうが幸せなこともあります。

でも「労働は自由刑」「休日は保釈」と知ってしまった以上、もう頭から離れることはないでしょう。しかし、知らなかったら死ぬまで労働至上主義の自由刑からは釈放されることはないはずです。知らなかったらこの自由刑は子や孫の代に受け継がれていくはずです。

「気づけて良かった」

私は素直に想います。労働至上主義の自由刑に気づけたからこそ、自分の在り方を見つめ直し、釈放されることができたのだと。

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