「前進した時代を巻き戻すな」コロナ前に戻ることは破滅を意味する

「コロナ前に戻りたい」こんな言葉を耳にする。

過去にどんないい思い出があったかは知らないが、人間の脳は記憶を改ざんする。どんなネガティブな記憶でも、時間とともにキレイに浄化されていくのだ。

皮肉にも、コロナのおかげで時代は一気に前進した。そして、急速な変化によって浮き彫りになったのは、思考停止した人間の多さだ。

日本は、もはや後進国。

思考停止した頭で、未来ではなく改ざんされた「過去の栄光に戻りたい」と皆が思っているから当然と言えば当然。

目次

「コロナ前に戻りたい」は思考停止の証

ここ2年で日本も変わった。

しかし、冒頭でもお話したとおり、多くの人の頭は「早くコロナ前の元の生活に戻りたい」と思っている。

私の考えはまったくの逆。

もっと、もっと、時代が変化してほしいと願っている。もと通りに戻るなんて「まっぴらごめん」だ。

なぜなら、ITによって移動時間が大幅に減ったからだ。通勤はもとより会議や打ち合わせへの移動時間のことだ。それに、いたずらに時間を搾取される〇○総会、○○委員会などの意味のない会合もなくなった。

今まで日本のありとあらゆる組織は、どれだけムダな時間を浪費してきたことだろう。

時代の変化の恩恵は、誰もが受けているはず。

ムダな時間がなくなったことにより、私たちの自分時間は大幅に増えた。

なぜ、時間もお金も浪費していることに気がつかないのか。「気づきがない」これこそが思考停止の証なのだ。

未来志向に生きられないのは「同調圧力」のせい

人びとは、コロナ禍で「旅行に行けない」「飲みに行けない」と叫ぶ。

私はそこまで行きたければ「行けば?」と正直思う。もちろん、今は感染予防を徹底した上で。

気をつけて生活していても感染する人はするし、遊び回っていても感染しない人はしない。そんなものだ。

行けないと思う理由は、同調圧力のせいだ。

同調圧力のせいで今まで楽しかったことが、悪いことのように変えられてしまった。

コロナ禍で旅行などに出かけると「不謹慎だ!」なんて言われかねないものだから、みんなが行動を自粛する。飲み会などでコロナに感染でもしたら「袋叩き」にあうから周りの目を異常に気にする。

インフルエンザにしてもコロナにしても、すぐすぐ無くなることはない。だから、まだ感染していない人も、そのうち感染する。

早かれ遅かれ、そのうち受け入れなければならないということだ。

我慢して我慢して我慢して、早くコロナ前に戻って旅行を楽しみたい、気兼ねなく飲み会を開きたい。そんなバカな話はない。

コロナ前に戻ってしまうと、同調圧力によってまたムダに時間を奪われるはめになる。

効率化も生産性の向上もクソもない。そんな昔に戻ってどうする。

旅行でも飲み会でも、行きたければ行けばいい。

前進した時代を巻き戻すな

平成の失われた30年を経て、日本もようやく前進した。

日本人は過去の栄光にすがる癖がある。「昔は良かった」と。昔のやり方、昔の考え方をことごとく引きずる。

だから、日本はどんどん遅れをとった。

誰も過去に生きているわけではない。今を生きているのだ。

過ぎ去った過去に未練タラタラでは、もちろん前進することはない。現状維持でさえ後退を意味する世の中で、過去にこだわることは加速度的に破滅に向かっているとしか言いようがない。

確かに今の日本があるのは、過去の大量生産大量消費の高度経済成長のおかげかもしれない。だが、今の日本を沈み込ませたのも、過去からなにも変わらない思考停止したルールを作り上げた老害のおかげだ。

私たちは思考停止から脱却し、過去に戻ろうとする同調圧力を排除しなければならない。

前進した時代を巻き戻してはいけない。さもなくば、日本は確実に破滅する。

<現状維持バイアスから脱却せよ>

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