「サボりの真髄」仕事をうまくサボる人が時代の主流になる

あなたはちゃんと仕事をサボっていますか?

「サボる」と聞くと、大抵の日本人は悪いイメージを思い浮かべます。

仕事をやらずに怠けてばっかりとか、ダラダラ仕事をしているとか、ずる休みしちゃうとか。このような「悪いサボり方」が目立ってしまうから、サボりには悪いイメージしかありませんよね。

しかし、サボりには「良いサボり方」も確かに存在するのです。

良いサボり方と悪いサボり方、なにがどう違うのか?

今回この記事では、そんな仕事のサボり方についてお話していきます。

目次

良いサボり方と悪いサボり方の違い

良いサボりと悪いサボり、似て非なるものです。雲泥の差です。月とスッポンです。

なにが違うのか。

良いサボりは、やることやってちゃんと利益をだす。悪いサボりは、やることやらずに損害をだす

同じサボるでも利益と損害では違いがありすぎますよね。

良いサボりは、サボるためにムダを省いて効率のよい仕事をする

良いサボり方をする人は、自分の仕事はちゃんと自分でこなします。

しかも、さっさと仕事をこなし自分の時間を確保しているのです。だから残業も休日出勤も少ない傾向にあり、有給休暇もちゃんと取得します。

かと言って真面目ではありません。

良いサボリ方をする人は、ムダを省くことに注力します。決められたルールとか、マニュアルとか、そんなものは無視します。目的を達成すればそれでOKなのです。

ですが、ルールには従わないしマニュアルは無視、しかもサボっていることを隠さないので、上司からの評価は低い傾向にあります。

悪いサボりは、なにもしない

悪いサボり方をする人は、いわゆる給料泥棒ですね。

仕事を放ったらかしにして、ユーチューブ見ているとか、公園の駐車場に車を停めて寝ているとか、家に帰ってくつろいでいるとか。

基本このような人はサボり癖がついているので、いかに仕事をしないかに注力します。めんどくさいことがあると休んでしまったり、裏工作をして仕事が回ってこないようにしたりします。

結局その人の仕事を、近くにいる真面目な同僚がする羽目になるのでいい迷惑です。

悪いサボり方をする人は、仕事をしているフリが上手。適度に残業したり、休日出勤をしたりして周囲に「仕事してますよ」とアピールします。

だから会社や上司からの評判はまずまずです。

ですが、仕事をしないにもかかわらず残業や休日出勤をするので、会社としては余分な経費が出ていってしまい損害を被っていることになります。

そもそも仕事の40%は不要論

仕事をサボらない真面目な人は、言われたことを言われたとおりにこなす人です。

真面目なことはけして悪いことではありません。

しかし、真面目な人は悪いサボり方をする人から利用されてしまいます。そして、悪いサボり方をする人に手柄を取られ、悪いサボり方をする人が出世をし、真面目な人が冷や飯を食うことになるのです。

さらに悪いサボり方をする人は、自分がもっと楽になるためのルールを作り、真面目な人に守らせます。こうやって仕事をするための仕事がどんどん増えていき、真面目な人はどんどん自分の時間が削られていきます。

1つの仕事を達成するためにいくつものルールが存在しますが、よくよく考えると意味のないルールが多くあることに気がつきます。

ムダな書類、ムダな会議、ムダな報連相など。これらのムダを省いていくと、実に40%は不要な仕事をしていることになるのです。

ちなみに40%という数字は、私の肌感覚です。

サボりの真髄

良いサボり方をする人はなにを考えて仕事をしているのか。

簡単に言えば、先ほどの「40%のムダをいかに省いて、もっと楽に同じ結果をだせないか」を常に考えています。

本質から外れたルールは無視をする

本来ルールというのは、目的を達成するために存在します。

ルールに従えば誰でも同じ結果がだせる、ルールを守れば他人に迷惑をかけないなどです。

しかし中には、ルールを守らない人も存在します。すると、ルールを守らせるためのルールが新たに追加されていきます。

ルールが増えていくと、ルールを守る、守らせることが目的になってしまい、本来の目的を達成するという本質を見失ってしまいます。

悪い例が、ハンコリレーだったり、根回し文化だったり、意味をもたいない書類だったりします。

良いサボり方をする人は常に本質に目を向けているため、ムダなルールに惑わされず「いかに早くそれなりの結果を出すか」を考えています。

ルールを守っても守らなくても、同じ結果になることは火を見るより明らかです。しかも、お客さんにとっては、同じ品質のものがより早く手に入るので、良いサボり方をする人の信頼度は上がります。

時間を計算して、まとまったサボり時間を確保する

会社は、何時から何時までが就業時間と決められています。例えば、8時から17時までの勤務時間で、12時から13時までがお昼休みとかですね。

守ることが当たり前だと思っていませんか?

確かに会社の規定上では就業時間が決められています。ですが、良いサボり方をする人は、就業時間なんて関係ありません。

会社や上司は「従業員を就業時間で縛る=仕事をしている」と思い込んでいます。しかし実際は、平均して8割、時間にして約6.5時間の仕事を毎日8時間かけてしているだけのことで、良いサボり方をする人はこのことをよく理解しています。

さらに6.5時間の仕事のなかで40%のムダを省けば、1日の仕事は4時間ほどで終わる計算になります。

単純な話、午前中で仕事を終わらせれば、午後からは自分の時間というわけです。さらに、午後からの1時間を次の仕事にあてていけば「4日間で4時間=1日分の仕事」となり、週に1日はサボれる日ができることになります。

結局、4時間の仕事を8時間ダラダラとするのも、40%ものムダな仕事をするのもサボっているのと同じ。

それなら、ムダを省き集中して仕事を終わらせ、まとまったサボり時間を確保したほうが有意義なのです。

勤務時間内に自分時間を組み込む

1日の仕事時間は4時間ほどなのですが、実際に4時間の仕事をまとめてするのは難しいかと思います。それでも午前でも午後でもまとまったサボり時間は確保できるでしょう。

まとまったサボり時間を確保できたら、次は自分の時間を組み込んでいきます。

たとえば、移動があるなら早めに出発して自分の買い物を済ます、パソコンに向かっているなら趣味の情報を集める、私みたいにブログを書くでもいいでしょう。

要は空いた時間をダラダラと過ごすのではなく、あらかじめ自分の時間を勤務時間に組み込んでおく、そして時間ができたらするのではなく、その時間を自分で作っていくことが大切です。

なので、良いサボり方をする人は、実は忙しいのです。

評価も出世も気にしない

他人の評価ほど当てにならないものはありません。あなたがサボろうがサボらまいが「あなたの評価は変わらない」のが事実です。

周りを見てください。出世欲が強い人、実際に出世している人ほど「悪いサボり方をする人」ではありませんか?

従業員を適正に評価できる上司や会社は少ないです。これは、悪いサボり方をする人が自分を過大評価しているために起きる現象で、部下に対して「おまえらはまだまだ」と自分の主観で評価を下すからです。

だから、真面目に働こうが、適度にサボろうが評価は変わらないのです。

良いサボり方をする人は評価についてもよく理解しています。なので、評価を気にせずいつも平常運転。また、下手に出世して余計な責任を背負わされるより、自由気ままに働くほうが楽しいと感じています。

これからの時代は「良いサボり方」が主流となる

これからは多様性の認知が急速に拡大する時代に突入していきます。

今までの組織は均一性を重んじるばかりにルールでの縛りがきつく、出る杭は打たれ、良いサボり方をするような「はみ出し者」は排除されていました。その上、表面ばかりを取り繕う悪いサボり方をする人が幅を利かせ、真面目な人から搾取する時代でした。

また、生産性や効率という言葉は上辺だけのキレイ事でもありました。

しかし、これからは違います。

働き方、時間の概念が変わる

働き方はもとより、時間の概念が大きく変わります。毎日が仕事であり毎日が休日のような「ふわっ」とした感覚になり、本当の意味で「やりがい」「志」が仕事になる、そんな時代がもうそこまできています。

利益を求めるばかりにルールで縛り付ける縦社会の組織より、個々が得意とすることを「分業」していくため、多様性のある仲間との横のつながりが重要になってきます。

多様性のある仲間が集まれば、それぞれ最高のパフォーマンスで仕事をこなしていけます。そうなれば必然的に生産性や効率は上がり、ハイスピードでハイクオリティの製品やサービスが次々と生まれていきます。

多様性の石はデコボコして、ひとつひとつを見れば不格好かもしれません。ですが、デコボコの石はそれぞれにかみ合い、強い力を発揮します。そこにルールやマニュアル、時間の拘束は意味を持たないのです。

これまで自分の利益のことだけを考え、真面目な人を利用してきた悪いサボり方をする人は、サボり癖のぬるま湯から抜け出すことができません。今までどおり、ルールで従業員を縛り付け、40%のムダをやらせているようでは、多様性の持つハイスピード、ハイクオリティにはとても太刀打ちできず、自然と淘汰されていくことでしょう。

良いサボりは人生を豊かにする

自分を大切にし、時間を大切にし、他人を尊重できる「良いサボり方」を身に付けている人は、これからの多様性の時代にマッチしていると言えます。

昭和、平成の時代は、すべてにおいて「仕事中心」でした。休日も週に1日が当たり前で、その休日も疲れた体を休めるだけ、次の日からの仕事のために体力温存、自分の時間や家族との時間はあってないようなもの。

働き方改革で残業時間の削減、休日の確保が叫ばれる今でも、この時代の影響は残っています。なぜなら、現在の組織をまとめている人たちは昭和から平成、そして令和までの時代を作ってきたからです。

確かにこの時代の人たちのお陰で今の日本があるのかもしれません。しかしながら、この時代の人たちが現代に悪影響も与えていることも確かです。

仕事中心の人生が、良い人生か悪い人生かわかりません。ただ1つ言えることは、人は最期をむかえたとき「もっと好きなことをしておけば良かった」と後悔することです。

良いサボりとは「仕事時間に自分時間を組み込む」ことです。

毎日、自分時間を確保することで適度に息抜きになり、仕事がつらい、仕事がめんどくさい気持ちが和らぎます。それどころか「明日のサボり時間はなにをしようか」と毎日ワクワクした気持ちにもなれます。

このように日々の生活の中で、自分時間が増えていくことが人生の豊かさに繋がっていくのです。

良いサボりが時代の主流になる

これからは、遊びと生活と仕事に境界線がなくなる生き方が主流になります。この生き方の準備運動とも言えるのが「良いサボり方」なのです。

時間を拘束して働かせるやり方では、これ以上の生産性の向上、効率化は図れません。それどころか、働き方改革で勤務時間は減る一方でルールは際限なく増えていき、逆に生産性の低下を招いているのが日本の働き方です。

コロナ禍でこれからの生き方を見せた「テレワーク」、通勤がなくなり、働く場所を選ばず、時間に囚われない働き方。良いサボり方を実践できるいい機会でした。

しかし、明るい兆しが見えたのも束の間で、古いやり方にこだわるあの方々によって、以前と同じ働き方に戻りつつあります。

ですが、調査の結果によると「テレワークに賛成」「どちらかと言うと賛成」が83.3%を占めており、時代の流れは確かに良いサボり方に向かっています。

あなたはちゃんと仕事をサボっていますか?

最後に良いサボり方の定義をおさらいしておきましょう。

良いサボり方とは

  • 自分の仕事は自分でする
  • ルールやマニュアルは無視
  • 時間を計算してサボり時間を確保
  • 勤務時間内に自分時間を組み込む
  • 評価も出世も気にしない

人生を有意義に、そして後悔を少なくするためには、良いサボり方を実践してくほかはありません。まだ悪いサボり方でも通用しているかもしれませんが、そのうち立ち行かなくなるでしょう。

真面目なのもけして悪いことではありません。ですが、人生100年時代に突入した今、少し肩の力を抜いて楽しく生きてみませんか。

というわけで、勤務時間にこの記事を書き上げた私は、少し早いですが「プシュッ」と一杯やりたいと思います。

「あなたはちゃんと仕事をサボっていますか?」

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