見えない価値「わたしの命はボールペンより安い」

いちばん節約すべきは時間である。

「時は金なり」ということわざがあるが、正しくは「時は命なり」だ。

時間を費やせば、命はどんどん削られていく。あなたの命はムダなこと費やすほど余裕があるのだろうか。

寿命は人それぞれだが、終わりは必ずくる。

私は最近驚いたことがある。

とある予算で1本200円のボールペンの購入を計上したのだが、上司から「200円のボールペンって高くない?」「見積もり取って予算を見直してよ」と言われたのだ。

私はボールペンの予算をそっと消したのだった。

目次

わたしの命はボールペンより安い

200円のボールペンのために見積もりを取る。

こんなバカげた話があるだろうか。

見積もりを取るためには、電話代がかかる。そしてわたしの時間と相手の時間がかかる。

見積もりを取ったところで、1本200円のボールペンはせいぜい100円にしかならないだろう。

仮に私の時給を1200円とする。

見積もりを取る時間がたったの10分だとしても、これだけで200円のボールペンが買える計算になる。

100円のボールペンは、わたしの命より高価なのだ。

ただ、この話は紛れもない私の作り話だ。

見えない価値で損をする

先ほどのボールペンの話は作り話であるが、これに似た本当にあった怖い話はたくさんある。

目先の値段に惑わされて、実は損をしていることがよくあるのだ。

目先の値段に惑わされていないだろうか

となり町のスーパーはキャベツが安い。あっちのスタンドはガソリンが1円安い。

確かに同じものを買うなら安いほうがいいだろう。

しかし、それを買う手間、要は時間を損しているのではいないだろうか。

冒頭でもお話したとおり、時間は命だ。

100円を節約するために、二度と戻ってこない10分を無駄遣いしてはいないだろうか。

あなたの命はお金で買えないのだ。

仕事の世界でよくある話

何回も言うが、ボールペンの話は私の作り話である。

しかし、世の中にはボールペン上司のように、平気で人の命を削ろうとする人間がいる。特に仕事の世界では当たり前のようにいる。

たとえば

  • どうでもいい会議を長引かせる人
  • どうでもいい書類を作らせる人
  • ことあるごとに会社に集まらせようとする人
  • 勤務時間外に電話をかけてくる人
  • 残業に付き合わせようとする人
  • 定時で帰ると文句を言う人

など、あげればキリがない。

人の命を削る人間は、自身の命までも削っていることに気がつかない。簡単に言えば時間の価値が見えていないのである。

ものごとの判断材料は時間にある

なにかを決断するときの判断材料は時間を基準にするといい。

世の中にはお金では買えないものはたくさんあるが、その代表格が時間である。

その時間に意味はあるのか

上司が「必要なムダもある」と言う。

この言葉の真意は「他人から見ればムダなことであっても、自分にとっては必要なもの」と言うことだ。

多くの上司は使い方を間違えている。上司が使う「必要なムダもある」は、「必要はないけど常識やルールではしなくてはいけないこと」という意味である。

必要もないことに貴重な時間を使うなんてバカバカしい。常識なんて破って捨ててしまえ、ルールなんて変えればすむことだ。

常識やルールに縛られムダで意味のない時間を過ごしている人は完全な思考停止状態にある。

自分に必要のないことで時間を奪われることはムダでしかない。

時間の先になにがあるのかを真剣に考えてほしい。時間を使うだけの価値はあるのかを真剣に考えてほしい。

使った時間は1秒たりとも戻らないのだから。

時間を意識するとパフォーマンスが上がる

毎日ダラダラと働いていないだろうか。しなくてもいい仕事に時間を使っていないなだろうか。

時間を命だと意識すれば、自然とムダなことが見えてくる。

見えたムダを減らしていけば、おのずと一日にこなせる仕事量が増え、パフォーマンスは格段に上がる。

肌感覚で言えば、少なくても人の1.2倍、多ければ2倍のスピードで仕事がこなせるようになる。

だが、私が言いたいのは人の何倍も働けということではない。2倍働いても給料が2倍になるわけではない。だから人と同じ給料でそんなに働く必要はない。

人が8時間をかけてする仕事を4時間で終わらせたら、残り4時間は自分の時間として使える。残業も休日出勤もなくせる。

時間を意識するだけでパフォーマンスが上がり、結果的に自分の時間を最大限確保することが可能になるのだ。

時間をどこに投資するかで人生の濃さが変わる

時間は平等に配られた資産である。

だが資産と言っても増えることはなく、減っていく一方である。しかも、どこで底をつくかわからない。

限りある時間をどこに投資するかで人生の質は変わる。

私は「勉強しろ!」「努力しろ!」なんてことは言わない。あなたが楽しいと思うこと、面白いと思うことに夢中になればそれでいい。

自分の時間を自分のために使うことができれば、あなたの人生はもっと濃くなるはずだ。

見えない価値、それは時間だ

100円のボールペン。これを買うためにムダな時間を費やしていないだろうか。

時間は命だ。

見えない価値に気づかない者に、あなたの命は削られる。

あなたの時間は、他人のバカげた暇つぶしに付き合うほど余裕はない。

今からでも遅くはない。時間の使い方を見直し、他人に振り回されない自分の時間を確保しよう。

私の思考に革命を起こした一冊

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