秋から冬にかけて夜、照明をつけると「ブーンっ」と飛びだすカメムシ。布団に入ってさあ寝ようと思った瞬間に「ブーンっ」と飛びだすカメムシ。
この羽音を聞くだけでまったりとした気分が台無しになりますよね。
そしてヤツらをとっ捕まえるまでは私たちに休息の時は訪れません。
1匹捕まえたと思ったら、また1匹現れる。
カメムシとの戦いは永遠につづくと感じるほど。
窓を閉め切っていてもどこからともなく姿を現すカメムシはもはや侵入のプロではないでしょうか。
なにかいい方法はないかと調べてみるものの、なかなか有効なカメムシ対策は見つからない。
無限に現れるカメムシに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
私、偶然にもカメムシの侵入を防止する方法を発見したんです。
そこで今回この記事では、カメムシの侵入を防止する方法をご紹介していきます。
カメムシは暖かい場所が好き
まずなんでカメムシが家の中に侵入してくるか、どうやって侵入してくるかお話していきます。
カメムシは冬眠しない!冬を越せる場所を探している

カメムシが家に侵入してくるのは10月から12月がピークです。
ヤツらは寒さが苦手で気温が下がると体が動かなくなるため、天気の良い暖かい日に活発に飛び回ります。
昆虫は冬になると冬眠すると思われがちですが、カメムシは例外で冬眠はしません。
寒いと体が動かないだけで、真冬でも日差しの暖かい日には「より暖かく冬を越せる場所」を求めて飛び回るのです。
外より家の中が暖かい。
ヤツらは本能的に「外より家の中が暖かい」と感じています。
だから日差しで温められた窓際に集まり、外より暖かい家の中に侵入しようと試みるのです。
カメムシは1~2ミリの隙間からでも侵入できる

秋や冬の日差しの暖かい日、窓を開け換気をしたくなります。
しかし網戸にしていても「いつの間にかカメムシが入ってるーっ!」、夜になって電気をつけると飛び回るカメムシに「どっから入ったんじゃーっ!」ってなりますよね。
網戸ではカメムシの侵入を防げない。
実は網戸は構造上、サッシや窓枠に接する部分にどうしても隙間ができてしまいます。
カメムシは思った以上に平べったく、その1ミリ~2ミリの隙間があればなんなく侵入できてしまうのです。
カメムシは洗濯モノに隠れて侵入する

カメムシは洗濯モノが大好きです。
なぜなら暖かい日差しをいっぱい浴びてフカフカで気持ちいいから。
洗濯モノを取り込むとき、いくら気をつけて払ったりしてもカメムシは洗濯モノの内側だったり、ポケットの中だったり、クツ下の中に潜んでいます。
洗濯モノに隠れて侵入したカメムシは、ゴソゴソと這い出てきて暖かい部屋のなかを飛び回るのです。
まだ出てくるヤツはいい。
クツ下の中に潜んでいるカメムシに気づかず、クツ下を履いたときの絶望感はなんとも言いようがないですよね。
カメムシの侵入を防止する方法

カメムシは外からやって来る。
いかに侵入させないかが大切になってきます。
カメムシの侵入経路は「窓、玄関」「洗濯モノ」です。
この2つの侵入経路を断つことでカメムシの侵入を大幅に減らすことができます。
カメムシの侵入防止対策にはゴキバリアが効果的だった
冒頭でお話した「偶然にもカメムシの侵入を防止する方法」は、アース製薬のゴキバリアというスプレータイプの待ち伏せ型殺虫剤です。
実はゴキ○リも外から侵入してくるって知ってました?
私は過去3回、外から侵入してこようとするゴキ○リを発見したことがあります。
この経験から窓枠のサッシ部分や窓の重なる部分に、外からゴキバリアを「プシューっ」と噴射しています。
するとどうでしょう。
カメムシが元気に飛び回る季節、窓の外を見てみると侵入を試みたカメムシがバタバタと倒れているではありませんか。
さすが「キング オブ 害虫」のゴキ○リを退治するだけの威力はダテじゃありませんね。
カメムシにこれほど効果があるとは予想外でした。
網戸にしていてもカメムシはサッシの部分を通ろうとするので効果的です。
ゴキバリアは害虫の中でも5本の指に入るゴキ○リとカメムシを退治できるのだから実力は申し分ないでしょう。
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残念ですが洗濯モノは部屋の中に干す
秋冬になると洗濯モノがなかなか乾かない季節ですよね。
貴重な日差しを有効活用しようと、洗濯モノを外に干したい気持ちはよくわかります。
ですが天気のいい日に洗濯モノを干すと、もれなくカメムシがついてきます。
外に干す洗濯モノはタオルやシーツなどカメムシが引っ付いていても確認しやすいものだけにして、その他の衣類は部屋の中に干しましょう。
「部屋の中じゃ乾かないよ!」
確かにこの時期、部屋の中ではなかなか乾きませんよね。
そこでおすすめなのがわが家でも使っているアイリスオーヤマのサーキュレーター衣類乾燥除湿機です。
2時間もあれば洗濯モノが乾きますので、実は外に干すよりも効率的な感じはします。
切タイマー機能もついていますので、仕事などへ出掛ける前にONにしておけば帰ってきたら乾いています。
外に干していたらカメムシのこともありますが、急な雨や花粉などの心配もありますし、梅雨のジメジメした時期にも活躍するので一年中使える優れものです。
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窓、玄関をキッチリ閉めておく
さすがのカメムシも窓や玄関がキッチリ閉まっていれば侵入することはありません。
ちゃんと「ピシャっ」と閉めておきましょう。
お子さんがいるご家庭では、ちょっと玄関が開いている、窓を閉め忘れていることがよくありますので注意しましょう。
「窓を閉め切っていたら換気が・・・」
換気が気になるようであれば、先に紹介した「ゴキバリア」をサッシ部分にスプレーしておいて網戸にしておくことも有効です。
網戸がない場合はこれまたアイリスオーヤマのサーキュレーターが役にたつでしょう。
サーキューレーターは部屋の中の空気を効率よく循環させるので、換気のできない部屋や冷暖房の効いている部屋などに効果を発揮します。
わが家でも各部屋に置いて一年中使っています。
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まとめ
いつの間にか侵入しているカメムシ。
カメムシを侵入させない方法は
- ゴキバリアでブロック
- 洗濯モノは部屋に干す
- 窓、玄関はピシャっと閉める
ですね。
どうぞ今年はカメムシに悩まされない日々を過ごしてくださいね。
夏の虫には電撃殺虫器が効果的
