「避難生活は眠れません」健康を守るためには睡眠が大切です

突然の避難生活で、ほとんどの人は不眠状態に陥ります。

被災したことへの不安や、慣れない避難生活のストレスに加え、寝不足が続くと、体調不良やうつ状態になるなど、精神面に大きなダメージとなります。

体や心の健康を維持するためには、やはり睡眠が大切になってきます。

この記事では、避難生活の中でも、少しでも快適な睡眠がとれる工夫についてお話していきます。

目次

まずは睡眠環境を整える

ここでは、私が推奨するテントでの避難生活をベースにお話します。

<避難生活はテントがベスト>

テントを整える

避難生活でも質の高い眠りを得るためには、環境が大切です。

まずは、テントを整え、より快適にする工夫を見ていきましょう。

テントの下にシートを敷く

出典:https://ec.coleman.co.jp/

テントは、薄い生地が直接地面に触れているため、地面の感触や湿気、冷気などを感じやすくなります。

これを防ぐためには、テントの下に厚手のシートを敷きます。

テントの下に敷くシートを、「グランドシート」と呼びます。

テント専用のグランドシートもありますが、ホームセンターに売っている厚手(#3000)のブルーシートで十分です。

テントの下にシートを敷くメリットは

  • テントを保護する
  • テントの底からの浸水を防ぐ
  • 湿気を遮断する
  • 底冷えを防ぐ

などですね。

シートは、テントからはみ出さない1周り小さいものを選びます。

テントより大きいシートだと、雨が降った時に、シートの上に水が溜まってしまうからです。

テントの中に敷物を敷く

テントの中に敷くシートのことを、インナーシート、マットのことをインナーマットと呼びます。

下から順番に

  1. グランドシート
  2. テント
  3. インナーシート
  4. インナーマット
  5. 寝袋(または毛布など)

です。

インナーシートは、下からの冷気、湿気の遮断、インナーマットは保温の役割を果たします。

快適に眠るための必需品です。

インナーシートは、銀マットでも代用可能ですがかさばります。防災に使用するなら、テントのサイズに合わせた専用のものがおすすめです。

インナーマットは、クッション性の高いものを選びましょう。

寒い時期などは、ダンボールを下に敷き詰めるなどの工夫をすると、暖かくより快適に眠ることができます。

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<防災用エアーマットはこちら>

寝袋を準備する

キャンプが趣味というご家庭以外は、なかなか持っていない寝袋。

寝袋は、避難生活において、とても重要な役割を果たします。

災害が起き、突然避難生活をすることになった時、役場や避難所にある防災用の毛布には限りがあります。

夏でも、深夜から明け方にかけてはぐっと気温が下がることもあり、何か1枚でも掛けるものが欲しくなりますよね。

冬の寒い時期では、例え毛布が1枚あったとしても、広い体育館やテントの中は外より少し暖かい程度、毛布1枚では寒くて眠れるはずもありません。

ここで役に立つのが寝袋です。

おすすめするのは、3シーズン対応の封筒型寝袋です。

出典:https://ec.coleman.co.jp/

封筒型の寝袋は、布団と同じ感覚なので、寝袋に慣れない方でも快適で眠りやすいですし、寝袋は1人に1つなので、引っ張られることがなく、睡眠を邪魔されません。

また、気温が高い時期は、ファスナーを全開にすれば、普通の掛ふとんみたいになるので快適です。

しかし、冬だと寝袋だけでは寒いです。冬用の寝袋があれば話は別ですが、冬用の寝袋は値段が高いです。

冬は、3シーズン対応の寝袋にプラスして、フリースインナーや毛布を併用したり、服装で調整するようにしましょう。

幅150cmのワイドタイプの寝袋。2人での使用も可能で上下を分割すると2人別々に使えます。

暖かいフリース素材のインナーです。

4シーズン対応の寝袋です。

<安い寝袋は使える?>

音と光を遮断する

避難生活で気になるのが、音と光です。

いくらテント同士の距離があると言っても、夜中の物音や話し声は聞こえてきますし、外を歩く足音も気になります。

それとテントは光を通すので、夜トイレに行く人の懐中電灯の明かりで照らされたり、日中などに仮眠をとる場合などは光が気になって眠れないことも。

音と光に関しては、耳栓やアイマスクで自己防衛するしかありません。

立体睡眠アイマスク 耳栓付き

ワンランク上の睡眠

ここまでは避難生活において、必要最低限整えておきたい睡眠環境をご紹介してきました。

ここからは、ワンランク上の快適な睡眠を得るための方法をご紹介します。

夏場の快適な睡眠

夏場のテントは、太陽の熱によってかなり室温が上昇します。

一度こもった熱は、夜でもなかなか逃げないもの。

キャンプであれば木陰を探してテントを張ることも可能ですが、避難生活はなかなかそうもいきません。

汗をかきやすい子どもや、赤ちゃんは熱中症になってしまうことも。

暑い季節に快適な睡眠をとるためには、対策がとても重要になってきます。

テントは、空気の循環を促すベンチレーション機能があるものを選べば、蒸し暑さを和らげてくれます。また、日中は定期的にテントに水を掛ける「打ち水」も効果的です。

熱帯夜には、ポータブルクーラーや扇風機を使うことを考えて、ポータブル電源を用意しておくのも1つの方法です。

ポータブル電源の記事はこちら

災害時に役に立つポータブルクーラー

冬場の快適な睡眠

冬場のテント内は、雨風は凌げるものの、気温は外とさほど変わりがありません。

いくら高機能な寝袋を使ったとしても、最初は冷たくてなかなか寝付けませんので、電気毛布を使うことをおすすめします。

まとめ

被災したことへの不安や、慣れない避難生活のストレスに加え、寝不足が続くと、体調不良やうつ状態になるなど、精神面に大きなダメージとなります。

体や心の健康を維持するためには、やはり睡眠が大切です。

  • テントを整える
  • 寝袋を準備する
  • 音と光を遮断する
  • 夏、冬の対策をとる

慣れない避難生活でも、しっかりと睡眠がとれる対策を行いましょう。

<人に頼ってばかりでは避難生活は送れません>

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