皆さん「ハードボイルド」好きですか?
私はこれから紹介する、西島秀俊さん主演の映画・ドラマを見て、西島秀俊さんのファンになりました。

だってめちゃくちゃカッコいいだもん!
今回ご紹介する西島秀俊さんの映画・ドラマは、「ハードボイルド系」を地で行くような作品です。
ほんとに好きな人は【ハマります】のでご注意ください!
生ぬるい映画やドラマが好きな人は「回れ右」してお帰りください。
<今回ご紹介する映画・ドラマは>
- 【MOZU】
- 【ダブルフェイス】
この2本です。
<この映画・ドラマをおすすめする人>
- 人生に飽きてきた40代男性
- 自分の芯をしっかり持っている40代男性
- 賢い40代男性
MOZU
「けして楽しい作品ではない」でも「引きずり込まれる魅力」がある。


<MOZUを見る順番>
MOZUを見る順番はつぎのとおりだ。
- 『MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜〜』全10話
- 『MOZU Season2〜幻の翼〜』全5話
- 映画『劇場版 MOZU』
- スピンオフ『大杉探偵事務所』美しき標的編 / 砕かれた過去編 全2話
西島秀俊さん主演の『MOZU』は、テレビドラマからスタートして、映画『劇場版MOZU』で完結する。
その後に、少しギャグ要素を含んだ『大杉探偵事務所』を見る。
ドラマから映画、そしてスピンオフまで、ボリュームがあるのも『MOZU』の魅力だ。
<『MOZU』の難しさ>
一般的な映画・ドラマは、主人公を軸にストーリーが展開していくが、この『MOZU』はストーリーの背景を、様々な登場人物の視点で描かれており、見るものを飽きさせない魅力がある。
そこがこの『MOZU』の難しさでもあり、面白さでもあると感じる。
西島秀俊さん演じる主人公の「倉木」を中心として、周りを固める登場人物のストーリーや感情をどう理解していくか、この先どう繋がっていくのかなど、頭を使う作品だが、点と点が繋がり線で結ばれ、さらに絡み合っていく展開は「生ぬるい人間」には理解できないほどだろう。
この作品の本質を見抜けるのは、人生経験を積んだ40代男性しかいない。
<多彩なアクションシーン>
日本の作品にしては珍しい「派手なアクションシーン」が作品の中にたびたび登場する。
西島秀俊さんを始めとする様々な登場人物が、体当たりでこのアクションシーンを演じている。
このアクションシーンは見ごたえ十分だ。
しかしこの『MOZU』、ド派手なアクションを売りとする中身の無い作品とは違い、やはり「ストーリー性や登場人物の感情をどう表現するか」に重みを置き作られている。
この作品のアクションシーンは、料理でいうスパイス的なものだと感じる。
ダブルフェイス
「2人の人生が交差する」トンネルの出口、その先に・・・「ビターエンドな作品」
<『ダブルフェイス』を見る順番>「どっちが先?」
この『ダブルフェイス』は、「潜入捜査編」と「偽装警察編」の2本。
1つのストーリーを、「西島秀俊さんが演じる森屋 純」「香川照之さん演じる高山 亮介」の2人の主人公の目線で描いている。
- 『ダブルフェイス』 潜入捜査編:西島秀俊さん
- 『ダブルフェイス』 偽装警察編:香川照之さん
「どっちを先に見たらいいの?」と迷うところ。
見る順番に決まりはないが、「潜入捜査編」→「偽装警察編」をおすすめする。
「潜入捜査編」も「偽装警察編」も基本同じストーリーではあるが、2人の「似て非なるもの」が織りなす感情が、この2つの作品をまったく別のものに変えている。
『ダブルフェイス』の面白さは、この視点の違いにあるだろう。
<揺れ動く感情、しかし>
2つの顔を持つ主人公。いつしかどちらの自分が本当なのかわからなくなる。
その中で、必死に幸せを掴もうとするが・・・。
この「西島秀俊さん演じる森屋 純」と「香川照之さん演じる高山 亮介」の揺れ動く感情、そしてうまくいかないもどかしさに共感を覚える40代男性も多いだろう。
まとめ
これほんと「40代男性」におすすめしますよ。
置かれている立場は違えど、この西島秀俊さん主演の『MOZU』と『ダブルフェイス』に共感する40代男性は多いですね。
最近「俺、なんか生ぬるな~」って思う方はぜひ!
今回ご紹介した2作品は「hulu」で見られる!